大阪から路線バスを乗り継ぎ、2016年6月に南海高野山駅(和歌山県高野町)に達しました。今回はその続き。高野山から五条駅(奈良県五條市)までのバス乗継旅、第二話です。
・大阪をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]
・前回のお話(高野山駅前→奥の院口)はこちら ⇒ [リンク]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
奥の院にお参りしたあとは立里荒神へ向かいます。
2017年8月28日(月)
奥の院前 12:01
↓ 南海りんかんバス 立里線
↓ [急行]立里行き 1000円
立里荒神前 12:45
高野山から立里荒神へのバスは予約制で1日2往復。そのうち1往復は何故か1月から2月にかけて運休します。
やって来たバスには先客が5名。意外にも、そのうち1名が奥の院前で降りました。外国の人ということで予約制の説明はせずに奥の院まで乗せてあげたのかもしれません。
奥の院前からの乗車は我々2名です。
バスは国道371号を南下し、高野龍神スカイラインを走行します。
途中で立里からの急行バスとすれ違います。
8キロほど走り、高度は1000メートル近くになります。右手の谷を下りると昨年6月に有田鉄道バスで通った相ノ浦があるはずです。
バスはここで左折し奈良県に入ります。県境は分水嶺でもあり、有田川水系から熊野川水系に変わります。
急な下り坂をクネクネ走り野迫川村役場へ。乗降客はなく立里へ向かいます。
野迫川村役場前から立里荒神までは約4キロの道のりなのですが、バスは20分かけて走ります。標高差はなんと350メートル!
立里荒神前で6名全員が下車。
バスはこの先の立里バス停が終点です。立里バス停周辺の風景はGoogleストリートビューで見ることができますので、興味のある方は見てください。秘境駅ならぬ秘境バス停ですよ。
ここには荒神社という神社があります。本殿は荒神岳(上の写真、標高1260m)の頂上です。
荒神社は弘法大師が高野山を開くときに勧請された神社で、日本三荒神のひとつです。高野山の奥社とも位置付けられています。
バスを降りた方々は頂上を目指して歩き始めましたが、我々はまず腹ごしらえ(笑)
参籠所の食堂でカレーうどん(ごはん付)をいただきました。
参籠所前から見る大峰山系は絶景です。
では頂上へ向かいましょう。
本殿までの道は鳥居が並びます。伏見稲荷の赤い鳥居のような華やかさはありませんが、周りの木々と調和しています。
なかにはステンレスの鳥居もありますね。
10分ほどで本殿に着きました。
本殿左側の軒を丸くくりぬいて杉の木を通してあります。
拝殿前の広いスペースは人工地盤のようになっていて、下から生えている木が突き抜けています。
お参りしたあとは来た道を戻り、参籠所前でバスを待ちます。
(2017/8/28)
--------------------
【各テーマの目次はこちら】
--------------------
広告:京都駅前 ウリ韓国語教室
少人数、会話中心で上達を!