大阪から路線バスを乗り継ぎ、2016年6月に南海高野山駅(和歌山県高野町)に達しました。今回はその続き。高野山から五条駅(奈良県五條市)までのバス乗継旅、第三話です。
・大阪をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]
・前回のお話(奥の院前→立里荒神前)はこちら ⇒ [リンク]
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立里荒神社にお参りし、帰りのバスに乗ります。
立里からバスがやってきました。
2017年8月28日(月)
立里荒神前 14:02
↓ 南海りんかんバス 立里線
↓ [急行]高野山駅前行き 360円
野迫川村役場前 14:18
高野山からバスで来た人がそのまま帰りの乗客になります。
急な下り道が続きます。
かなり急な坂です。
坂の途中に眼力大明神が祀られていて、バスはしばらく停車します。
乗客みんなで手を合わせます。
老眼に効くという話もあれば、失明と引き換えに願いを叶えてくれるという話もあります。そこで
「目が良くなりますように」
とお願いしました。これなら失明するリスクなし!
運転士さん、時間調整という名のサービス停車、ありがとうございました。国土交通省はこんな粋なサービスに気づいてないのでしょうね。
我々2人は野迫川村役場前で下車します。
役場前から乗る人はなく、バスは高野山に向って走っていきました。
野迫川村は奈良県で一番小さい村。面積は堺市とほぼ同じなのに人口はわずか414人(2017年5月推定)です。
役場前の交差点には村の観光案内図が掲示されています。
でも歩いている人はなく、通り過ぎるクルマさえほとんどありません。
郵便局に用事があったので野迫川郵便局に行きました。
村唯一の金融機関です。ここでもお客さんは見かけませんでした。
そういえば郵政民営化のときに「全国の過疎地の郵便局が維持できるのか」という話がありました。そのときにこの郵便局が何度か取りあげられていたと記憶しています。
次に乗るバスは15時15分に野迫川村役場を出ます。役場周辺でバス停を探してみたのですが見当たりません。そこで役場の受付にきいてみました。
しげたか「小代下行きの村営バスに乗りたいのですが、乗り場はどこですか?」
役場の人「役場発といいながら、乗り場はここから離れているんです。山村振興センターの前で待っていてください」
しげたか「クルマが来たら合図すればいいですかね」
役場の人「運転手に『バスに乗りたいんや』と言えばいいですよ」
山村振興センター前のベンチでバスを待ちます。
写真はありませんが、上の写真を撮っている位置のすぐ横には除雪車が停まっています。冬は雪が積もるんでしょうね。
(2017/8/28)
【続く】
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