豚コレラワクチンの記事が、今朝の中日26面に! | 『現場に飛び込み、声なき声を聴く!』 しげとく和彦のブログ

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S45年生れ。衆議院議員候補(愛知12区岡崎・西尾)。元総務省職員。H16年新潟県中越地震で崖崩れ現場からの2歳男児救出に従事。22年愛知県知事選(次点)。H24年に初当選。H26年、H29年無所属で3選。

豚コレラワクチンの記事が、今朝の中日26面に。
農水省が「地域限定でブタにワクチンを接種する可能性について、生産者や流通関係者らの意見や対応策をまとめるよう、岐阜・愛知など6県に要請した」。
 
「可能性」の検討を今から始めるとは、後手後手の対応もいいところです。先日8/9、愛知の有志議員で「9年前の宮崎県口蹄疫では3~4か月で終息宣言に至ったことと比べても、行政の危機管理能力が厳しく問われる事態」と指摘したとおりです。
 
それでも、前進する姿勢に転換したことは評価したいと思います。
 
ワクチン接種すると、国際機関から豚コレラの「非清浄国」とみなされ、豚肉の輸出が難しくなると言います。
しかし現在、豚肉の輸出額は10億円程度。輸出先は主に非清浄国の東南アジアであり、輸出への影響は限定的です。
 
政府が進める農産物の輸出促進については、まず国内養豚業者の経営・存続を第一に考え、豚コレラを根絶してから腰を据えて取り組むべきでしょう。