アメリカコロラド州議会では、「神経の権利」の議論の準備をしている。コロラド州のプライバシーに関する法律として、議論されているようだ。法案は、反対票がなく委員会を通過したようだ。私も日本からこの記事を読んで、限りなく嬉しい。
コロラド州医療政治活動委員会の神経科医であるショーン・パウザウスキー博士が2023年春に法案を持ち込みラファエル・ユステ教授とニューロライツ財団の議長兼顧問ジャレッド・ゲスナー弁護士が関わっている。
これは、私が日本の議会を見聞きする時には、参考にしなければならない話。
法案の過程で、民生での神経科学による技術を例に挙げているが、最近の科学技術は、スマホにしても、人間が使いきれないほど身の回りの技術が高く、かつ複雑であるので、最近は、諸刃の剣になる場合を多く見掛ける。
テクノロジーの規制は、人工知能だけでなく、神経科学の分野でも始まっている。ニューロライツ財団及びラファエル・ユステ教授の世界各地での啓蒙活動を期待している。
日本でも、既に法律の専門家により、「神経の権利」に関する解説は始まっている。世界各地での広がりを期待したい。