ストレングスファインダーの活かし方 その1 資質の二面性
ストレングスファインダーの活かし方 その2 資質の4つのグループ分け
ストレングスファインダーの活かし方 その3 資質の組み合わせ
ストレングスファインダーの活かし方 その4 資質のぶつかり
ストレングスファインダーの活かし方 その5 できないことを受け入れる
ストレングスファインダーの活かし方 その6 上位資質で補う
ストレングスファインダーの活かし方 その7 自己理解と他者理解
ストレングスファインダーの活かし方 その8 パートナーとの関係性を改善する
ストレングスファインダーの活かし方 その9 チームビルディング1
の続きです。
ストレングスファインダーをチームビルディングに活用する意味は、何と言ってもチームメンバー間で相互補完できるという点が大きいですね。
つまりは、強みを活かし合い、弱みを補い合うということです。
まずは自分自身が自分の強み、得意を意識することで、その強み、自分の得意をチームとして成果を出すためにどう活かしていくかの視点が生まれます。
自分が何かを実行していくことに長けているのか、戦略を練ったりアイディアを出したりすることに長けているのか、周りを巻き込んで何かをやっていくことに長けているのか、自分の強みとするところがわかれば、自分の貢献ポイントがわかります。
そして、強みを活かすというのは、他者の弱みを補ってあげるということでもあります。
例えば「活発性」上位の人は、ついつい考える間もなく行動を起こしがちで“思考”という準備を怠りがちなので、そこを思考系上位の方が補ってあげるとか。
一方、その逆ももちろんありで、ついつい考えすぎて行動が伴わない人に対しては「活発性」上位の人は背中を押す役目にもなれますね。
そして、こうやって相互補完をイメージしてやっていくときに大切なのは、人の強みを“勝手に”使わないということです。
言い換えれば、自分の苦手を“勝手に”他人に押し付けないということです。
勝手に押し付けるのと、気持ちよく貸し借りするのとでは紙一重ではあるけれど、大きな違いがあります。
例えば私は「適応性」が一番の自分の強みだと思っていますが、ただ面倒くさいことになったから後は任せた!的な振られ方はやっぱりイヤです。
私の場合「自我」も持っているのでなおのこと…。
いくらそれが自分の得意なことであっても、押し付けられた感があったら気持ちよくやってあげようという気持ちにはなりませんよね。
ここは、結局いくら相互理解があったとしても、お互いを尊重し合う信頼関係が成り立っていなければ意味がないということです。
同じことをお願いされても、誰から言われるかで受け取り方は変わりますよね?
そして、それは普段のコミュニケーションのあり方を反映しているはずです。
端的に言えば、お互いがお互いを尊敬し感謝し合える関係性であるか…ですよね。
ストレングスファインダーはあくまでツールですから、量、質ともに十分なコミュニケーションが取れている前提があって初めて役に立つものです。
逆に言えば、そういう前提があるチームにおいてストレングスファインダーほどパワフルにチームビルディングに機能するツールはないと思います。
チーム、組織へのストレングスファインダーの導入を考えている方がいたら是非ご相談ください。
まずは、個々人の読み込みをベースに相互理解をはかり、その後お互いの強みを活かし合い、弱みを補うようなチームビルディングのコンサル、研修を提供しています。
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