いわき市整形外科「志賀リウマチ整形クリニック」のブログ

いわき市整形外科「志賀リウマチ整形クリニック」の最新情報、膝の痛み、腰痛、五十肩、足手のしびれなどの原因や治療、その他日々の雑感などを綴ってみたいと思います。


テーマ:
カゼウイルスと人間。

毎年、カゼが流行ります。

ではカゼとは何でしょうか?

「風邪とは、主にウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の病気で、咳嗽咽頭痛鼻汁鼻づまりなど局部症状(カタル症状)、および発熱倦怠感頭痛など全身症状が出現した状態のことである。

西洋医学的には「風邪症候群」と呼んでいることが多い。

通常鼻汁は風邪の初期はさらさらとした水様で、徐々に粘々とした膿性に変化する。


だが全身症状がことに強く、時に重症化する。


俗称として、消化管のウイルス感染によって嘔吐下痢腹痛などの腹部症状と上記全身症状を来した状態を、「感冒性胃腸炎」「お腹の風邪」(もしくは胃腸かぜ、一部地方では腸感冒)と呼ぶこともある。


「風邪」の語源は中国医学にある。中国医学における風の邪気、すなわち「風邪」(ふうじゃ)によって引き起こされる、発熱や寒気等の症状を来す病気の概念が日本に伝わり、日本ではそれを一般化して「風邪」(かぜ)と呼ぶようになった。」(Wikipediaより)



カゼははウイルスによって90%引き起こされます。

ライノウイルス
鼻がくずれる、普通感冒といわれている。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが主症状で、年齢を選ばない。
アデノウイルス
夏に流行。プールで感染するプール熱として知られる。

パラインフルエンザウイルス
インフルエンザという名称が入っているが、インフルエンザウイルスとは別のウイルスである。
喉頭と下気道を起こしやすい。子供がかかる場合が多い。

RSウイルス
気管支炎や肺炎を起こしやすい。乳幼児は重症になる場合もある。春と夏の感染が多い。

コロナウイルス
冬に感染しやすい。SARSはコロナウイルスの新種と言われる。

エコーウイルス

エンテロウイルス
下痢を起こしやすい。夏に流行する。

マイコプラズマ
オリンピック熱として知られる(繁殖周期が四年なため)。肺炎を起こしやすく「マイコプラズマ肺炎」とも呼ばれる。

他にもあらゆるウイルス、マイコプラズマ、クラミジア、細菌が風邪の原因となり、その数は200種類以上といわれる。


風邪となる病原は非常に多く、またライノウイルスを例に挙げると、数百種類の型が存在するためワクチンを作ることは事実上不可能であり、どのウイルス(または細菌)が原因なのか診断するのも困難である。(Wikipediaより)




ここで、カゼ症状の重要なポイントを示しましょう。それは

「カゼをひいても、なんとかがんばれるし、仕事も(つらいけど)何とかこなせる。滅多に死ぬことはない(高齢者や免疫低下状態を除く)。」

ということです。

また

「カゼぐらいでは会社や仕事は休めない」

会社のような組織であれば上司に

「カゼくらいで会社休むな!」

と怒鳴られてしまうこともしばしばかと思います。

ここで、我々は完全にカゼウイルスの術中にはまっています

上記のようにカゼ症状は社会生活に与える影響が少ない。

結果、カゼをひいているひとでも、マスク等しながらとはいえ、人混みや人の集まるところに行くことになります。

カゼウイルスにとっては新たな宿主を探すに最適な状況です。

カゼ患者から飛まつ感染という形で、新しい宿主に自分のコピーを渡すことができる確立が高くなるわけです。

カゼウイルスの目的は自分のコピー(子孫)を増やすことですから、カゼ患者には人のいるところに出かけてほしいわけです。

すなわちカゼウイルスは「社会生活が可能な程度の症状を患者に起こさせるがゆえ、自分のコピーを増殖させている」わけです。

う~ん、憎らしいぐらい頭がいい(っていうか考えるための脳はないが)。

このように、ウイルスにはウイルスなりの「生存戦略」があります。

ウイルスの目的は「自分のコピーを増やし、広める」ことです。

ウイルスに聞いたわけではないのですが、ウイルスの行動観察からこうなります。


なおほかのウイルスでもいろいろな生存戦略がとられています。

  持続(潜伏)感染:ヘルペスウイルス、B型肝炎ウイルス

  免疫系からの回避機構:天然痘ウイルス、ヘルペスウイル
 
  急速な伝播:麻疹ウイルス、天然痘ウイルス
  
  変異:インフルエンザウイルス

  昆虫媒介:黄熱ウイルス(蚊)



現代はウイルスにとって激動の時代です。

「抗ウイルス剤」の登場です。

(抗菌剤の歴史と同じです)

動物と共存しているウイルスは「変異の必要性」が低いですが、人間に感染するウイルスは(たとえばインフルエンザウイルス)すぐに薬(抗ウイルス剤)を開発されるようになってきたためです。

(抗菌薬や予防接種、公衆衛生学の発達は現代の人口増加原因の核です)

ウイルスにとってはすぐに生存戦略を急がねばなりません。

インフルエンザの場合は、「変異」です。

従って、抗ウイルス剤の開発可能な現代では、2~3年で抗ウイルス剤の効かない「タミフル耐性インフルエンザウイルス」などが出現します(これは細菌でも同じ)。

かぜについて詳しく知りたい方は↓がおすすめです。


かぜの科学―もっとも身近な病の生態
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