意味がわかると怖い話

意味がわかると怖い話

2chなどで見かけた意味がわかると怖い話を紹介します。基本僕がみつけたところを原典としていますが、それイコール発信源ではないです。まず考えてみて、それから解説をご覧ください。そのほうが100倍楽しめると思います。あ、難易度は私がつけた適当なものです。

Amebaでブログを始めよう!
「私を逮捕してくれませんか?」
交番の中の巡査に向かって男は声をかけた。
「なんだって、何かしたのですか?」
と警官が問うと、男は答えた。
「いえ、罪を犯しそうで怖いのです。とりあえず、話を聞いていただけませんか」
そう言うと、警官は男を交番の中に招き入れた。

「私は、小さい頃から夏になるとイライラしてどうしようもなくなりました。ある夏近所でアリを踏みつぶしたのです。そうすると、イライラが収まり、その夏はすがすがしい気分で過ごせました」
「良い趣味とは言えませんが、別に問題があるわけではないでしょう」
「次の年、同じようにイライラしてアリを殺しましたが、今度はイライラが収まりませんでした。次に、カナブンを踏みつぶしたところ、イライラがすっと引き、その夏も清々しい気分で過ごせました」
男は、翌年はカブトムシ、その翌年は・・・というように話を続けた。
「その頃にはどうしたらよいか分かってきたので、一昨年の夏は犬を殺し、その秋には猿を飼い始めました。そして去年の夏、飼っていた猿を殺したのです」
「本当だとしても罪に問えるわけではないので逮捕できるわけがありません。バカなことを言ってないでうちに帰ったらどうですか?ご家族も待ってるでしょう?」
「はい、去年の秋に結婚した妻が・・・」


解説(反転表示)
元ネタは星新一の同名のショートショートです。
ストーリーを拝借しつつ、ブログに収まる長さに編集してみました。
解説も不要なぐらいですが一応。
ある男が、小さい頃からイライラを解消するために生き物を殺す行為がエスカレートし、
今年はついに人間を襲うのではないかと思い、自首しに来たものの相手にされなかったというものです。
私は、冷静な時期から来年の夏を見越して結婚しているという、したたかさの方が怖いと思いますが(笑)



出典
無し


参考
星新一ショートショート
「暑さ」
N氏は、とある事業の大会社の社長である。
その会社は同業のG社と市場を2分しており、激化する生存競争に頭をなやませていた。
ある朝、N氏が散歩していると、前から来た若い女が話しかけてきた。
彼女は「私は殺し屋です、私にG社の社長の暗殺を依頼しませんか?」と言った。
N氏は、どう見ても殺し屋に見えないその女を怪しんだが、別段用事があるわけではなかったため、世間話程度には話を聞いてやろうと女の話に乗っかることにした。
「確かにG社の社長がいなくなれば、G社との競争で相当有利になるだろうが、その分不自然な死に方では私が警察に疑われる。それに、君が捕まってバラさないとも限らない」
「ご心配には及びませんわ、暗殺は事故などではなく、病死によって行ないます。そのため警察に疑われることも一切ありません」
「そんなことができるのか?」
「報酬も、前金無しの成功報酬のみで構いません。3ヶ月・・余裕を見て6ヶ月以内には成果を上げてご覧に入れましょう」
N氏は、成功しても失敗しても自分に不利になることが一切ないという理由から、女と契約した。

4ヵ月後、N氏は新聞でG社の社長の死を知った。
その数日後、社長室にあの女から電話がかかってきた。
「御覧いただけましたか?報酬は指定の口座にお願いします。」
「わかった、しかしどうやったんだ?」
「企業秘密です、お答えできません」
そう答えると、女は病院のロビーにある公衆電話の受話器をおいた。
「Kさん、巡回の時間です」
遠くから聞こえてきた同僚の声に返事をすると女はロビーをあとにした。


解説(反転表示)
元ネタは星新一の同名のショートショートです。あらすじだけ拝借して、文章は自分で書きました。
オチを簡単に書くと、女は殺し屋ではなく看護師で、末期患者の素性を調べ、
恨みがありそうな相手に接触し、さも自分が殺したように言い、お金を貰っていたという話です。
世にも奇妙とかでも見た気がしますし、結構有名な話ではないでしょうか?
話がよくできている分オチが読みやすいので、難易度は☆2つです。



出典
なし


参考
星新一ショートショート
「殺し屋ですのよ」
今日は親友のA君が転校するのでお別れ会をやった。
みんなと別れるのが寂しいのか、A君はちょっと落ち込んでるみたいだった。
お別れ会はとても素晴らしいものだった。
途中、歌が得意なM君が歌を歌って盛り上げてくれたり、
学級委員のS子が詩の朗読をして雰囲気を作ってくれた。
そして、お別れ会のクライマックス。
親友の僕がA君にプレゼントを手渡す瞬間だ。
プレゼントはクラス全員で書いた寄せ書き。
昨日、出席番号順で周ってきたその白い綺麗な色紙に、僕は今までの思いを込めて
「ありがとう」と、一言だけ書いた。
親友なのにそれだけ?と思うかもしれないけど、その言葉だけで気持ちは十分伝わるはず。
僕は綺麗な袋に入った色紙をA君に渡した。
「元気でね、A君・・・」
「今までありがとう、W君・・・」
A君はちょっと照れたような表情を浮かべて、袋の中の寄せ書きを見た後
感極まったのか号泣してしまった。
そんなA君を見て、たまらず僕も号泣してしまった。
プレゼントをこんなに喜んでもらえるなんて、本当に嬉しい。
二人して泣いてる姿が滑稽だったのか、クラスの皆がニヤニヤしながらこっちを見ている。
僕は急に恥ずかしくなって、照れ笑いをした。
本当に、とても素晴らしいお別れ会になりました。


解説(反転表示)
名前がアルファベットですが、M君、W君という表記から、
A、B、Cといった順番ではなく、名前の頭文字であることが推測できます。
(初めは A君→阿部君 M君→森田君 といったふうに名前を変えて載せようと思っていましたが、
あとで、この推測も含めて謎なのだと考えなおしてやめました。)
そのため、親友のW君はわ行なので出席番号順で言えば最後から1、2番目だと考えられます。
それなのに、寄せ書きの色紙は白く綺麗なまま。(だれも寄せ書きしていない)
A君は喜んでいたのではなく、イジメが悲しくて泣いていたのです。
この話を解説しているサイトでは、色紙は新たなターゲットを見つけるための罠で、
この色紙に落書きをした人間を次のターゲットにしようとしてるんじゃないか、
という推測もなされていました。
クラスメイトがニヤニヤしてみている→新たなターゲットの発見を喜んでいる、
Aくんが泣いていたのはイジメが悲しい以上にW君の今後を憂いでいる。
どこまで推測しても怖い話ですねー、こんなクラスにいなくてよかったです。(笑)
アルファベットの名前表記に出席番号順、真っ白な色紙と
推測に足るヒントは至る所に配置されているのでとても綺麗な謎だと思います。
(話としては好きになれませんが・・イジメカコワルイ)


出典
意味がわかると怖いコピペ(ニュー速クオリティ)
レス番:155
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51441870.html
参考
「意味がわかると怖いコピペ」を解説するよ、その3
http://www.hide10.com/archives/13301
俺はいつも三人の友達とふしぎな遊びばかりしてた。宇宙ごっことか心霊の遊びとか。
北斗七星を見ては宇宙にお前らと一緒に存在してることに感動したりしたよな。
海へ遊びに行くときには、たらふくイカ焼き4人前食った大輔が車で吐いたよな(笑)
十分楽しかった。なにくわぬ顔で俺に教えてくれたあの言葉の意味・・。過去をばかり思いだす。
学校でテストがあったんだ解けない問題は1つもなかった。和美と大輔と啓太にカンニングさせたっけ。
小学6年の時には、神童とお母さんにいわれてたのに今じゃこいつらと同じ悪い仲間だね(笑)
2学期なっていろいろと、読書もするようになった友達達。俺も勉強いっぱいしてたんだよ本当は。
でも去年の成績は全然、俺らしくなかった。5問も間違ったのを大輔にバカにされた。
八月には、心霊スポットではしゃいで楽しかったらろ?あれは俺をバカにしたお前ら呪う為だったんだよ
でも、そんな友達もみんな死んでしまった。9月のころ交通事故で。呪いが強すぎたんだね。


解説(反転表示)
よく見ると各行に1つづつ数字が出てくるのでその数字の順番に行を入れ替える。
そして、各行の13番目の文字を読むと・・・

学校でテストがあったんだ 解 けない問題は・・・
2学期なっていろいろと、 読 書もするよう・・・
俺はいつも三人の友達とふ し ぎな遊びばか・・・
海へ遊びに行くときには、 た らふくイカ焼・・・
でも去年の成績は全然、俺 ら しくなかった・・・
小学6年の時には、神童と お 母さんにいわ・・・
北斗七星を見ては宇宙にお 前 らと一緒に存・・・
八月には、心霊スポットで は しゃいで楽し・・・
でも、そんな友達もみんな 死 んでしまった・・・
十分楽しかった。なにくわ ぬ 顔で俺に教え・・・


「解読したらお前は死ぬ」という暗号が浮かび上がる。
見たところ数字で行を並び替えることを示す点や、
13番目が縦読みできることを暗示させる文章も何も無い。
これをノーヒントでとけるような人間ってどんなコナンだよ。
まぁ解説されている以上、だれか解いたんだろうなー。
私には無理ゲーすぎる(笑)



出典
意味がわかると怖いコピペ(ニュー速クオリティ)
レス番:25
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51441870.html
さっき、2万4千円のヘッドホンが突然壊れた。
音楽を大音量で聴き過ぎたせいか、いきなりプチッと音が出なくなった。
俺はムカついて思わずわざとテレビを床に落とした。
ズドンとテレビが床に落ちた振動を感じて俺はふと我に返った。
何やってんだ俺は。このテレビは15万もしたじゃないか。
たまたま落とした場所には布団が敷いてあって、落ちた振動は多少あったが落ちた音は全くしなかった。
たぶん壊れていないだろうと思いながらテレビの電源を入れてみた。
映像は普通に映るのだが、音が全く出なくなっていた。
最悪だ。15万円のテレビまで壊れてしまった。
それにしても今日は外が不思議なくらいに静かだ・・・
気晴らしにちょっと散歩にでも行ってみようかなぁ。


解説(反転表示)
壊れたのはヘッドホンではなく、彼の耳。
耳が聞こえなくなったので、ヘッドホンの音もテレビの落ちた音も聞こえなかった。
至る所に音が出ないとか静かだとか出てくるので難易度は低いです。
(私は誰かの解説観るまで気づきませんでした(笑))


出典
意味がわかると怖いコピペ(ニュー速クオリティ)
レス番:33
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51441870.html