「シャーデー(Sade)」の84年7月発表、1st「ダイヤモンド・ライフ(Diamond Life)」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源、00年リマスター。

シャーデー1-1

シャーデー1-2

自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
リック・アストリー「ホエネヴァー・ユー・ニード・サムバディ(Whenever You Need Somebody)」に続いて、第181弾はシャーデー。

シャーデーは、シャーデー・アデュ率いるイギリスのバンド。
メンバーは、シャーデー・アデュ(ボーカル)、スチュワート・マシューマン (サックス、ギター)、アンドリュー・ヘイル (キーボード)、ポール・スペンサー・デンマン (ベース)。

このアルバムは、1作目(全英2位・全米5位)。
プロデューサーは、ロビン・ミラー。
ずっとソロ・アーチストだと思っていたら、自身の名を冠したバンドでした。

1曲目「スムース・オペレーター(Smooth Operator)」は、3rdシングル。全英

19位・全米5位。ラテンのリズムにスモーキーなボーカルが乗った代表曲。アルバム・ヴァージョンは、イントロが長く、セリフが被ります。また、アルバム・タイトルは、この曲の冒頭の歌詞から引用されています。
2曲目「ユア・ラヴ・イズ・キング(Your Love Is King)」は、1stシングル。全英6位・全米54位。間奏のサックス・ソロも含め、ソウルフルなナンバー。
3曲目「ハング・オン・トゥー・ユア・ラヴ(Hang on to Your Love)」は、4thシングル。全米ダンス・クラブ・ソングス5位。軽快なテンポの曲。シングルよりはロング・ヴァージョンで、ピアノをはじめとするバックの演奏も手堅く、聞き応えがあります。
4曲目「フランキーの最初の出来事(Frankie's First Affair)」は、深みのあるサックス・ソロから始まるミディアム・テンポの曲。歌が上手いです。
5曲目「メイク・ア・リビング(When Am I Going to Make a Living)」は、2ndシングル。全英36位。コーラス・ワークが冴え渡る曲。終盤、「Hungry but we won't give in(空腹だけど屈しない)」を連呼します。
6曲目「チェリー・パイ(Cherry Pie)」は、ムーディーなボーカルと、一人多重録音でシャーデーが歌っていると思われるコーラスとの絡みが素晴らしい曲。
7曲目「サリー(Sally)」は、静かに熱唱する曲。ブロウの効いたサックス・ソロも良い味わいです。
8曲目「貴方の友達(I Will Be Your Friend)」は、ボサノヴァ調の軽快な曲。
9曲目「愛の生活(Why Can't We Live Together)」は、アメリカのR&B歌手ティミー・トーマスのカバー(邦題:かなわぬ想い)。2分超のイントロと、パーカッションやギターが印象に残る曲。

なぜか、シャーデーを聴くのは初めて。
同じロビン・ミラーが手掛けた、エヴリシング・バット・ザ・ガール「エデン(Eden)」「ラヴ・ノット・マネー(Love Not Money)」やビッグ・カントリー「ザ・シーア(The Seer)」は昔から聴いていたのに…。
予想通り、良かったです。

Youtubeで「スムース・オペレーター(Smooth Operator)」のPV映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeの「ユア・ラヴ・イズ・キング(Your Love Is King)」のPV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「メイク・ア・リビング(When Am I Going to Make a Living)」のPV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「ハング・オン・トゥー・ユア・ラヴ(Hang on to Your Love)」のPV映像です。