「ドナ・サマー(Donna Summer)」の76年10月発表、4th「フォー・シーズンズ・オブ・ラブ(Four Seasons of Love)」を聴きました。

僕が持っているのは、12年発売の紙ジャケット、12年リマスター。

ドナ・サマー4-1
(ジャケット表)
日本初回アナログ盤ジャケットを再現。日本盤LP帯付。

ドナ・サマー4-2
(帯を外したジャケット表)

ドナ・サマー4-3
(ジャケット裏)
これは、もちろんモンローの映画「七年目の浮気」のワンシーンからですね。

ドナ・サマーの紙ジャケットは、中古で見つけ次第購入しています。
昨年12月に、5th「アイ・リメンバー・イエスタデイ(I Remember Yesterday)」を1年半振りに購入しましたが、それから割と間隔を開けずに、最後の1枚を手に入れました。
これで、この紙ジャケット・シリーズ=彼女の70年代黄金時代のディスコ・アルバムを全て揃えることが出来ました。

このアルバムは、前作「ラブ・トリロジー(A Love Trilogy)」から7ヵ月で発表された4作目(全米29位)。
プロデューサーは、お馴染みのジョルジオ・モロダーとピート・ベロッテ。

1曲目「スプリング・アフェアー(Spring Affair)」は、全米58位。お得意のウィスパリング・ボイスで曲名を連呼するディスコ・ナンバー。
2曲目「サマー・フィーヴァー(Summer Fever)」は、いつもながらのメドレー形式で、1曲目から間髪入れずに始まるディスコ・ナンバー。これも、曲名を連呼しますが、途中オクターブの高音も披露します。この2曲がアナログA面に相当し、どちらも8分を超える大作。
3曲目「オータム・チェンジズ(Autumn Changes)」は、同じウィスパリング・ボイスのディスコ・ナンバーですが、どちらかと言うと歌のメロディーを重視した曲。間奏部分は、ちょっとラテン風かなあ?ここからアナログB面ですが、やはりメドレー形式で3曲続きます。 
4曲目「ウインター・メロディ(Winter Melody)」は、全米43位・全英27位。木枯らし音で始まる、優雅な雰囲気のラヴ・バラード。間奏のサックスも良いです。
5曲目「スプリング・リプリーズ(Spring Reprise)」は、タイトル通り、1曲目のリプライズ。

日本語解説書によれば、ディスコ・アーチストでは初のコンセプト・アルバムとの事です。
アルバム・タイトル通り、愛にまつわる女性心理の変遷を四季になぞらえており、そのため曲名が春夏秋冬になっています。

Youtubeで「ウインター・メロディ(Winter Melody)」のPV映像を2種類見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeで見つけた「スプリング・アフェアー(Spring Affair)」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「サマー・フィーヴァー(Summer Fever)」の音源です。
 


同じくYoutubeで見つけた「オータム・チェンジズ(Autumn Changes)」の音源です。