「ドナ・サマー(Donna Summer)」の77年5月発表、5th「アイ・リメンバー・イエスタデイ(I Remember Yesterday)」を聴きました。

僕が持っているのは、12年発売の紙ジャケット、12年リマスター。

ドナ・サマー5-1
(ジャケット表)
日本初回アナログ盤ジャケットを再現。日本盤LP帯付。

ドナ・サマー5-2
(帯を外したジャケット表)

ドナ・サマー5-3
(ジャケット裏)

ドナ・サマーの紙ジャケットは、中古で見つけ次第購入していますが、8枚中6枚揃ったところで足踏み。
今回、3rd「ラブ・トリロジー(A Love Trilogy)」以来1年半振りに、1枚手に入れることが出来ました。
このアルバムは、5作目(全米18位・全英3位)。
プロデューサーは、お馴染みのジョルジオ・モロダーとピート・ベロッテ。

1曲目「アイ・リメンバー・イエスタデイ(I Remember Yesterday)」は、全英14位。ミュージカル風ディスコ・サウンド。この曲は好きです。
2曲目「ラヴズ・アンカインド(Love's Unkind)」は、全英3位。前曲から間髪を入れずに始まるディスコ・ファンク。終盤はサックスとセリフの掛け合いも楽しめます。
3曲目「バック・イン・ラヴ・アゲイン(Back In Love Again)」は、全英29位。これも前曲から続いて始まる、ザ・シュープリームス風のサウンド。手拍子が印象的です。
4曲目「アイ・リメンバー・イエスタデイ(リプリーズ)(I Remember Yesterday(Reprise))」は、これまた前曲から切れ目なく始まる1曲目のリプライズ。結局、アナログA面はいつもながらのノン・ストップでした。
5曲目「ブラック・レディ(Black Lady)」は、大胆なホーンが入った奔放な曲。歌い方もウィスパリング・ボイスでは無く、力強い熱唱。
6曲目「テイク・ミー(Take Me)」は、イントロから典型的なディスコ・ストリングスが入る曲。Moogシンセ・ベースもうまく使ってますね。
7曲目「貴方のひざで(Can't We Just Sit Down(And Talk It Over))」は、全米R&Bチャート20位。本格的なラヴ・バラード。
8曲目「アイ・フィール・ラヴ(I Feel Love)」は、全米6位・全英1位。大ヒットした、クールな雰囲気のエレクトリック・ディスコ。全て電子楽器で演奏される、元祖ユーロ・ビートと言われる曲。


従来のミュンヘン・ディスコ一辺倒から、徐々にバラエティーが豊かになる、過渡期の作品。
でも、相変わらず完成度も高く、ドナ・サマーのアルバムはどれもはずれが無いと思います。
これで持っていないのは、4th「フォー・シーズンズ・オブ・ラブ(Four Seasons of Love)」だけ。
また、気長に探したいと思います。

Youtubeで「アイ・フィール・ラヴ(I Feel Love)」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeで見つけた「アイ・リメンバー・イエスタデイ(I Remember Yesterday)」のライヴ映像です。

 


同じくYoutubeで見つけた「ラヴズ・アンカインド(Love's Unkind)」のライヴ映像です。