「ドナ・サマー(Donna Summer)」の76年3月発表、3rd「ラブ・トリロジー(A Love Trilogy)」を聴きました。

僕が持っているのは、12年発売の紙ジャケット、12年リマスター。

ドナ・サマー3-1
(ジャケット表)
日本初回アナログ盤ジャケットを再現。日本盤LP帯付。

ドナ・サマー3-2
(帯を外したジャケット表)

ドナ・サマー3-3
(ジャケット裏)

ドナ・サマーの紙ジャケットは、中古で見つけ次第購入しています。これで8枚中6枚が揃いました。

このアルバムは、前作「愛の誘惑(Love to Love You Baby)」に続く3作目(全米21位・全英41位)。
プロデューサーは、お馴染みのジョルジオ・モロダーとピート・ベロッテ。

1曲目「トライ・ミー、アイ・ノウ・ウィ・キャン・メイク・イット(Try Me, I Know We Can Make It)」は、全米80位。前作収録の「愛の誘惑(Love to Love You Baby)」と同様、LPヴァージョンは、アルバム片面を全部使った17分57秒に渡る超ロング・ヴァージョン。曲名(「トライ・ミー」「アイ・ノウ」「ウィ・キャン・メイク・イット」「トライ・ミー、アイ・ノウ・ウィ・キャン・メイク・イット」)がそのままメドレーになっています。ウィスパリング・ボイスで歌われるので、「愛の誘惑」との共通点を感じますね。
2曲目「イントロ:プレリュード・トゥ・ラヴ(Prelude to Love)」は、色っぽいセリフ入りで、3曲目のイントロ。
3曲目「恋はマジック(Could It Be Magic)」は、全米52位・全英40位。バリー・マニロウのカバー。これも「愛の誘惑」の影響が感じられる、エロチックな喘ぎ声入り。
4曲目「ウエイステッド(Wasted)」は、1曲目のシングルB面。ねちっこいシンセのリズムと優雅な感じのストリングスが対照的な曲。
5曲目「カム・ウィズ・ミー(Come With Me)」は、合いの手のストリングスも軽快なディスコ・ロック。「ウッフフー」と歌う、どこかで聴いたことのあるようなコーラスや間奏のパーカッションも印象的です。

前作で開花したミュンヘン・ディスコをより推し進め、以降の道筋を確立した作品ですね。

Youtubeで「トライ・ミー、アイ・ノウ・ウィ・キャン・メイク・イット(Try Me, I Know We Can Make It)」のTVライヴ映像と音源を見つけたので、ご紹介しましょう。





同じくYoutubeの「恋はマジック(Could It Be Magic)」のTVライヴ映像です。