「ストラングラーズ(The Stranglers)」の88年発表、「オール・ライヴ(All Live and All of the Night)」を聴きました。

僕が持っているのは、19年発売の紙ジャケット、19年リマスター、ボートラ6曲付。

ストラングラーズ・ライヴ2-1
(ジャケット表)

ストラングラーズ・ライヴ2-2
(帯を外したジャケット表)

ストラングラーズ・ライヴ2-3
(ジャケット裏)

ストラングラーズ・ライヴ2-4
(ジャケット内側)

ストラングラーズ・ライヴ2-5

ストラングラーズ・ライヴ2-6
(内袋表裏)

先月聴いたレッド・ツェッペリン「永遠の詩(狂熱のライヴ)(The Song Remains the Same)」に続いて、ライヴ盤を聴くシリーズ第8弾はストラングラーズ。

ストラングラーズは、イングランド出身のパンク・バンド。
この当時のメンバーは、ジャン=ジャック・バーネル(ベース、ボーカル)、ヒュー・コーンウェル(ギター、ボーカル)、デイブ・グリーンフィールド(キーボード)、ジェット・ブラック(ドラムス)の4人。

27年振りの単独来日を記念し、これまで紙ジャケットになっていなかったエピック・レーベル移籍後のアルバム5枚が再発されました。
EMI傘下のユナイテッド・アーティスツ時代のアルバムは、06年に紙ジャケットで発売されているので、ようやく10作目までが揃うことになります。

このアルバムは、「ライヴ:Xサーツ(Live(X Cert))」に続く、約10年振り2枚目のライヴ・アルバム(全英12位)。
「ライヴ:Xサーツ」は、「ノー・モア・ヒーローズ(No More Heroes)」や「ナイスン・スリージー(Nice 'n' Sleazy)」といった代表曲が収録されておりませんでしたが、こちらはばっちり収録されております。

このアルバムは当時CDを持っていたはずですが、早々と手放したようで、あまり記憶にありません。
そんな訳で、初めて聴くような新鮮な気持ちで楽しめました。

1曲目「ノー・モア・ヒーローズ(No More Heroes)」は、全英8位。2nd「ノー・モア・ヒーローズ(No More Heroes)」収録曲。最初から観客が合唱しております。
2曲目「ワズ・イット・ユー(Was It You)」は、9th「夢現(Dreamtime)」収録曲。
3曲目「ダウン・イン・ザ・スーワー(Down In The Sewer)」は、1st「夜獣の館(Rattus Norvegicus)」収録曲。
4曲目「オールウェイズ・ザ・サン(Always the Sun)」は、9th「夢現」収録曲。
5曲目「ゴールデン・ブラウン(Golden Brown)」は、6th「ラ・フォリー(La folie)」収録曲。
6曲目「ノース・ウィンズ(North Winds)」は、8th「オーラル・スカルプチャー(Aural Sculpture)」収録曲。
7曲目「ヨーロピアン・フィーメル(European Female)」は、7th「黒豹(Feline)」収録曲。
8曲目「ストレンジ・リトル・ガール(Strange Little Girl)」は、全英7位。シングル曲。
9曲目「ナイスン・スリージー(Nice 'n' Sleazy)」は、全英18位。3rd「ブラック・アンド・ホワイト(Black and White)」収録曲。リマスター効果でしょうか、ジャンのリード・ベースがよく聞こえます。
10曲目「トイラー・オン・ザ・シー(Toiler On The Sea)」は、3rd「ブラック・アンド・ホワイト」収録曲。
11曲目「スペイン(Spain)」は、8th「オーラル・スカルプチャー」収録曲。オリジナルにあった女性のスピーチは入っていません。
12曲目「ロンドン・レディ(London Lady)」は、1st「夜獣の館」収録曲。
13曲目「オール・デイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイト(All Day and All of the Night)」は、全英7位。シングル曲。このアルバムで唯一のスタジオ録音で、キンクスのカバー。
ボートラ14曲目「ソウルズ(Souls)」は、8th「オーラル・スカルプチャー」収録曲。
同15曲目「アップタウン(Uptown)」は、8th「オーラル・スカルプチャー」収録曲。
同16曲目「フー・ウォンツ・ザ・ワールド(Who Wants the World)」は、全英39位。シングル曲。
同17曲目「ニュークリア・ディヴァイス(Nuclear Device(The Wizard of Aus))」は、全英36位。4th「レイヴン(The Raven)」収録曲。 この曲から19曲目までは、次作「10(10)」発表後となる90年8月に行われた、ヒュー脱退前のラスト・ライヴの音源です。
同18曲目「オール・デイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイト(ライヴ・ヴァージョン)(All Day and All of the Night)」は、13曲目のライヴ・ヴァージョン。
同19曲目「パンチ・アンド・ジュディ(Punch and Judy)」は、8th「オーラル・スカルプチャー」収録曲。

ボートラは、99年再発日本盤に収録された独自のボートラを継承しています。なので、次の曲が始まっているのにフェイドアウトしたりする所が残念です。

Youtubeで「オール・デイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイト(All Day and All of the Night)」のPV映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。





同じくYoutubeの「ノー・モア・ヒーローズ(No More Heroes)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeの「オールウェイズ・ザ・サン(Always the Sun)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeの「ストレンジ・リトル・ガール(Strange Little Girl)」のライヴ映像です。