地域に根差した青少年活動を行っている「赤城VYS」。
「渋川子ども若者未来創造プロジェクト」が発足すると同時に、
地域の若者代表として声が掛かったのが赤城VYSの4人でした。
キャンプなどで培った経験とそれぞれの得意分野を生かし、裏方の裏方を担ってくれています。
<インタビュー>
赤城VYS
野口賢人会長
狩野和紀さん
齊藤滉稀さん
青木泰葉さん
■皆が集中できるように
―主にどんなことを担当していますか。
野口 「まかない班」や雑用係です。いろんな人と関われるので楽しいです。まかないでは、協賛していただいたものを活用してメニューを考えます。うどんをいただいたら、うどん。餃子の皮をいただいたら、ラザニア。1月はお正月なので餅つきを楽しんでもらいました。
狩野 表に出るより裏方が好きなので、自分たちにとってもってこいの役割だと思います。普段のVYSの活動では、これだけたくさんの人と一緒に活動することはないので、貴重な体験です。みんなが「おいしい!」と言って食べてくれるので、やりがいがありますね。
―目に見えない雑用がたくさんあるんでしょうね。
野口 練習日は、基本的には月1回、土・日曜日の2日間ですが、金曜日の夜、「もんもちプロジェクト」の滞在拠点に朝食用の食材を冷蔵庫に準備することから始まります。もんもちプロジェクトの皆さんが集中できる環境を作ることも自分たちの役目なので。お昼のまかないは、JAの皆さんはじめ、「まかない班」が作って、片付けまで全部してくださるので、本当に助かっています。JAさんには、感謝しかないですね。
■「赤城で何かしたい!」が原動力
―実際に参加してみていかがですか。
齊藤 すごいと思いますね!東京からこんな辺ぴな土地に来て、渋川の未来のために市民と一緒になってミュージカルをやってくれる。そういう流れになったことがすごいなと思います。
―今後、渋川がどうなっていくといいなと思いますか。
齊藤 このプロジェクトが一つのきっかけとなって渋川の良さをもっともっと発信できればいいと思います。自分は赤城出身で、赤城ののどかな所が好きです。練習会場の一つが母校である刀川(とうせん)小学校(2017年3月廃校)であるのもうれしいです!仕事の都合で今は離れて暮らしていますが、毎週戻ってくるのは、赤城が好きで、赤城で何かしたいから。それが原動力になっています。今回、自分たちの得意な下働きでプロジェクトのお手伝いができ、3月の公演が本当に楽しみです。
左から狩野さん、野口会長、齊藤さん
夜食のラザニアは最高でした!餅つきサプライズもみんな大喜び!!
正に縁の下の力持ちです!