柴田昌孝の『販売道 即 人道』

柴田昌孝の『販売道 即 人道』

『ネサンス・コミュニケーションズ・クラブ』接客、販売、店舗運営コンサルタント(元アパレルグループ社長)の代表・柴田昌孝の接客・販売のブログ



 TODAY'S
 
接客は酸いも甘いも知ってから(笑)



柴田さんって

若い頃に戻りたいですか?


と、

聞かれる事があります。


僕、必ず即答するんです。


「戻りたい過去

なんて全くない(笑)」と。


だって若い頃って


お恥ずかしいくらい

未熟な過去ばかりで


考えれば考えるほど


少なくとも

今の自分の方がイイ

ってなるんですね(笑)。



ま、こんな感じですよね😅笑


たしかに

若い時の方がイケイケで

ノッていたかもしれないけど、


いろんな経験を通じ

人として味わいがでてきたのは


絶対に今だと

思うんです(たぶん・笑)。


余計な背伸びがなくなり、


自分の失敗も欠点も

笑って話せ自然体になる。


強がった若い過去より

今が数倍生きやすいし好き(笑)。




で、ここからが本題です(笑)。


最近

「もう若くないから、

接客業を辞めます」


なんて

年齢的な退職相談を聞く。


え!接客なんて

これからじゃん!


酸いも甘いも知った

年齢からがイイんだよ。


と僕は思うけど。


接客=若い人って

誰が決めた?


アメリカなんて

シニア接客ばかりで、


外資エアラインの

CAなんてシニアが普通でしょ。


やっぱ

包容力があり背伸びしない

シニア接客は大切。


店員が自然体だから

こちらも自然体になれる。


人生も接客も

若さという角が

無くなってからよ(笑)。


では、またね👋


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良い時間は、目的に勝る


「良い時間は目的に勝る」

という言葉があります。

どういう意味か?

人は商品や技能(目的)が
ほぼ似たり寄ったりなら、

圧倒的に良い時間を過ごせ
る方(店や人)を選ぶ
という意味です。

僕はこの言葉って
店に何を求められている
端的に表現する名言だなと思っています。

少し説明します!

例えば、散髪屋。
(美容室ではないよ・笑)

散髪屋に行く目的は
髪を切ってもらう事なので、

目的だけ問え
技能が長けてる方が

圧倒的に行く目的に合致し
繁盛するはずですね。

だけど
の街にある

理容競技大会で入賞した
無愛想な主人の散髪屋さんは
常に閑古鳥で(すいません)、

逆にそんな入賞はないが

愛想よく気配りある夫婦の散髪屋は
すごく繁盛してます。

わかりやすくないですか?(笑)


こんな感じだよー😆


要するに

来店目的である
技能や商品(料理含む)だけで
人は店を見てはいない。

もちろん
良いに越した事はないが
決め手ではない。

大切なのは
い時間を過せる
人であるか?店であるか?
って事ですよね。

それがこの言葉の真の意味。

●商品が同レベルなら
親身な店員さんから買いたいし、
(アパレル、雑貨、アクセサリー…)

●技術が同レベルなら
寄り添う技能者にしてほしいし、
(美容師や、エステ…)

●味が同レベルなら
居心地のいい店や人がいいわけだ。
(カフェや、レストラン、居酒屋…)

ここに
繁盛店の本質がある気がします。

あなたの接客は
目的を超えてますか?

お客様は、
目的(技能・品)に大差ないなら、
間違いなく
いい時を過ごせる人を選びます。

では、またね👋

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相手をどんな気分にさせるか?がすべて



最近の世の風潮は


パワハラにしても

セクハラにしても

モラハラにしても


「相手が感じる事が全て。」


という

相手の快不快目線

スタンダードな時代に

なりましたね!


すごく良い事だと思う。


だって昔は

相手の感情はほぼ無視で、


「傷ついた」と言うと

弱いヤツと判断され


「耐える人が強い」

みたいな論調で、


強い立場の

言いたい放題。


言う側の理屈が

常に正当化され


時に、

愛があるから怒鳴るんだ!

いう


訳のわからん

言い分にすり替えられる

😆


っぱ、おかしかった。


だから

最近のパワハラで訴えられる

「偉い人」って


アップデートしてない人

ばかりじゃないですか(苦笑)




描いたよー笑


そんな意味で

快不快が論じられる世は

いいなぁと思うわけです。




で、何を言いたいか?


接客も同じだよね。


売りたいという動機

お客様の快不快を無視しては

成り立たない時代。


客様の

感情を無視した接客なら

AIでよい。


(少なくともAIは不快にはしない😅)


だからこそ

言わせてほしい。


接客で大切なのは

こう接したらお客様は

どんな気分になるだろう? 

と言う


相手の快不快を

考えられる目線である。


要するに


明るく挨拶をしたら

相手は気持ちがいいし、


怒鳴って叱ったら

どんな気分なるか?


ここ理解できる力だよ。


相手を

どんな気分にさせるか?が

接客の論点だよね。


では、またね👋


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物と人の印象はリンクする


人は常に

物に「人の印象」を

写しだします。


例えば、

クリスマス🎄プレゼントに

大好な彼氏から


もらった指輪💍!


肌身離さず身につけて、

見て彼を思いだし


指輪をとおして

彼氏を感じてるわけです。


指輪には大好きな彼氏の

印象やイメージが

リンクされている。




描いてみたよー




逆もそう。


憎んで別れたら?


当然

指輪を見るのも嫌で

外すよね。


それも一緒で、


人は

大なり小なり

物と人を

リンクさせてるわけです。


CMタレントは

もっとわかりやすい。


企業が自社商品のCMに

好感度タレントを使いたがるのも


その

好感度タレントの印象と

自社商品を

リンクさせたいわけです。


逆に


不祥事を起こしたら

即降板させられるのも

同じ理由。


不祥事タレントの印象を

自社商品に

付けたくないわけです。


要は

「物=人の印象」なんですね。


人は無意識のうちに

物を通じて

人を感じているんです。




何を言いたいか。


売れる店員は

いつも売れる理由


売れない店員が

いつも売れない理由が


これだと思う。


CMタレントと同じく


店員の接客印象が

商品にリンクする。


感じが悪い店員に

接客された商品って

やっぱ価値が下がるし


逆もそう。


素敵な店員の接客が

商品イメージを上げれば


やはり、

商品価値って上がる。


要は

我々自身が

商品イメージであり


買い物のイメージを

作ってるんです。


だから

感じよくないといけない。


あなたが商品イメージ!


そこ

忘れてはいけないと思う。


では、またね👋



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お客様のカバンの色いえる?


「柴田❗️

お前が接客したお客様の

カバンの色言える?」


これは僕が

呉服チェーンの新人の時


お客様から

「考えてきます」と帰られた後


店長に呼ばれ言われた言葉。


いきなり

カバンの色をきかれ

面食らったが


全く覚えてなかったから


カバンの色ですか?

いや、おぼえてません❗️


と素直に答えた。


そしたらこう

諭(さと)されました。


●店長

「おまえは

話すことで精一杯で 


全くお客様が

見えてないんだよ❗️


カバンの色

絶対に覚えていないと思ったよ。


お客様のカバンの色は

赤(🧰だよ!」




描いたよー笑


●僕

「あ!でしたか。」


●店長

「こんな

特徴的な色でさえ

覚えていない!


それくらい

おまえには余裕がない。


それじゃ

帰られて当たり前。」


●僕「あ、はい。」


●店長

「あ!それと

ちなみに

赤🟥じゃないから。


茶色🟫だよ(爆笑🤣)。


ほんと覚えてないんだな」


と笑いながら

店長はさって行った😂笑


なんやねん!

と思ったけど・笑


これは

今でも鮮明に覚えてる。


お客様の持ってる

カバンの色を言えるくらい

落ちついて接客しなさい


言いたかったわけだ。


これは

接客の基本だと

いまだ僕は思う。


続かない接客って

自分が話す事で精一杯😣


余裕なく

一方的なトークばかり。


相手が全く見えてない。


落ち着け‼️😵


まず

落ち着いて接しよう!


そこが

スタート地点。


売らなきゃって

視野が狭くなってない?


では、またね👋


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「やりがい」の作り方


毎日、売れ!売れ!

と言われてるようで

やりがいがもてないんです。


最近

スタッフ面談すると


そんな

やりがいに対する悩みを

聞きます。


そこで

やりがいについて

私見を書かせてください。




僕、思うんですが

どんな仕事も


やりがいって

目的の捉え方次第

じゃないか?って。


え?

どういう事か?


例えば


医者の目的って

診察治療する事に見えるけど


実は

患者の心を救うこと



描いてみたよ


教師の目的って

授業する事に見えるが


実は

将来に希望を与えること。


掃除婦の目的って

トイレ掃除に見えるが


実は

気持ちイイと思ってもらう事。


警官の目的って

パトロールする事に見えるが


実は

市民に安心感を与える事。


じゃ店員の目的は?


売上を作る事じゃなくて


お客様に

「ありがとう」と感じてもらう事。


(最近、お客様から

「ありがとう」って言われました?)


と考えると


なんか見えてきません?


きっと

仕事のやりがいって


その仕事の

表層的な目的じゃなく

もっと奥にあるもの。


その仕事が


どう相手の

お役に立つ仕事なのか。


どう相手の気持ちに

繋がっていくのか。


という

本質的な目的の理解

あると思うんです。


それを捉えてる人が


どの仕事でも

やりがいと誇り

もてるんじゃないかな。


だって

人の役に立ち

必要とされる実感こそが

やりがいだと僕は思うから。


接客は

売上を作ることだー

と思ってるかぎり、、


やりがいや誇りは

持てない気がしますけどね。


では、またね👋


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お客様はこの商品で何をするのか?


先日、

スーツを新調したんですね。


理由は、

近く娘の婚約相手のご両親と

顔合わせ会があるので


取り急ぎ作っておこうと

思ったわけです。


僕は

仕事もジャケットがほとんどで


スーツは『ここ1番』って

時しか着ないし


デイリー服じゃないからこそ

仕立ての良いものをと思い

某ブランドの店に行った。


そこでの話です。


その時

女性店員が

対応してくれたのですが


言いたい結論から書きます。


その女性店員

すごく感じの良いスタッフでは

あったけど


最後まで

僕がこのスーツを

何のために買いに来たか?

を聞かれる事はなかったわけ


終始

「似合う、似合わない。」

「品質に対し値段がお得ですよ」

的な接客だったわけです。


それでもって

「このスーツなら

間違い無いですよ」

とか言うわけ(😅💦)


どこに来ていくが

知らんだろー!と内心の僕(苦笑😅)



描いてみたよー




何を言いたいか?


僕がこのスーツを

どこに着ていくのか?

何のために買うのか?

興味ないのかな?

ってことです。


僕はここすごく

大切な論点だと思うんです。


だって、

お客様が何に商品を使うのか?

を聞かずにして、

顧客サービスって

成り立たないと思うから。


これじゃ、

お金と商品の交換で

サービスではない。


ちょっと

厳しい言い方にはなるが


商品を売ることしか

考えてない

と思われても仕方ない。


別に知らなくても

売る事はできるけど

「お客様に寄り添う」という

サービスにはならないよね。


接客とは、

このお客様はなぜ買いに来たいのか?

に対するサービスでなくてはならない。

と僕は思う。


1番大切な視点が抜けてない?


では、またね👋



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お客様の癖を把握せよ



いきなり

水商売の話で恐縮ですが


一流の水商売店員は

お客様の癖を忘れない。


という話を聞いた事がある。


どういう事か?


指名が桁外れに多い

一流キャバ嬢というと、


話題が豊富でノリがよく

共感力や会話力がある

みたいに思われますが


それ以上に大切なのは

お客様の癖を

把握している事らしいです。


例えば

氷なしのお客様のお酒は、

次から聞かれなくても

氷を入れない事。


濃いお酒が好きな方には、

次回も「濃いめにしておきますね」

と常に同じ味にする事。


例えば

『●●様「いつもの」で

よろしいですか?』と

【いつものお酒】の銘柄を

覚えている事らしいです。




描いたよー笑




でもこれって

一流の接客する人

すべてに当てはまりません?


美容師だって顧客に

「いつもの感じでよろしいですか?」と

いつものスタイリングを言えないと

一流美容師とは言えませんし


料理人だって同じ。


常連客様に「いつものヤツ」と言われ

「いつものってなんでしたっけ?」

なんて聞き返したら

顧客できませんもんね。


もちろん

「お好きな牡蠣が入荷してますよ!」

と常連の好みを言えなきゃ

一流とは言えない。


何を言いたいか?


もちろん

店員接客も一緒ですよね。


例えばアパレル店員だったら


顧客に「◎◎様はあまりスカートを履かれないから、これに似合うパンツを持ってきますね」とか、


「◎◎様はあまり柄が多い服は好みじゃないですも

んね。」とかね。


そう言われると

客心としては

すごく嬉しいもんです。


どの業種も

顧客作りに大切なのは

お客様の習慣を

把握してるか?


では、また👋


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「ホスト」からも学んどけ!笑


先月

支援先本社の近くに

ホストクラブができたらしく😅💦


その社長と

雑談してた時の事。


「ホストって

販売したら売れるのか?


という話題になったんです。


それ!面白いなー

と思ったんで


今日は少し考察😆笑

お付き合いください。




まず

僕のまわりには


ホストの知人も

ホスト経験者も

ホストがらみの人が

誰一人いないので😆


あくまで

ホストのイメージからの考察?

になる事をお許しください🙇‍♂️


結論から言うと


僕は

一流ホストに

販売させたら

すげー売ると思います。


(あくまで、一流です。

だらしないホストは論外で😆)



描いてみたよー😂




なぜか?


考えてみたら

一流ホストから学ぶ

接客の基本って

多い事に気づく(😂爆笑)


その理由

勝手なイメージで

10個だしてみた。


①「相手をほめる」ができてる


②ノリがいい(リアクションがいい)


③真剣に聞いてあげる


④連絡マメ


⑤お客様の情報をよく覚えてる


⑥話題が豊富で飽きさせない


⑦高い目標意識(野心家)


⑧気持ちの切り替えの速さ


⑨自分の見せ方を知っている


⑩「あなただけ!」と言う

えこひいき接客スタイル


番外→ 基本、見た目がイケメン😆笑




こう考えてみたら

ホストって

結構、王道接客な事に

ビックリする😆笑


あくまで

一流ホストかと思うけど


人の心をつかむ接客術は

完璧に押さえてるわけです。


(たぶん…😂爆笑)


ま、最近は

いい話を

全く聞かないホストですが


接客という視点で学べるなー。


(あくまで「一流ホスト」ね!笑)


今日は、

ホストから学んでみた😙


たまには

こんな話題もお許しを。


では、また👋



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人は、心の満足に投資する。


みなさんいきなりですが

「Supreme(スプリーム )」

ってブランドは知ってますか?


ニューヨーク発

世界的に若者に大人気の

カリスマブランド。


有名な

ボックスロゴのスウェットは

軽く10万オーバーする。


ルイヴィトン とのコラボだと

軽くパーカーが

80万超え(おいおい・笑)。


これが

すぐに売れてしまうから

世の中はわからん(笑)


もちろん

原価が何十万円の綿糸を 

使ってるわけがないし


1枚のトレーナーに

何十人の人件費が

かかってるわけないので


たかが

トレーナーが

なんでそんな値段するんや!

と思われた方も多いと思う。


その高額な値段の

ほとんどを占めるのが

付加価値です。


ま、言ってしまえば

実態のない値段ですよね😅


わかりやすく言うと


人気があり

手に入りづらいものには


需要供給のバランスにより

付加価値がつく。


人は

その付加価値には


実は

惜しみもなく

大枚を払うって事。


ではなぜ?

付加価値にお金を払う?


大切なとこは

ココなんですが、、、


それは

心が満足するから。


人は

心の満足ある商品には

プライスレスなんだと思う。


手に入れるのは

物の先にある

満足感なんです。


これが

1番わかりやすいのが

Supreme。


supremeのスウェット買ったけど

部屋に吊るしてみてる

若者がたくさんいるんです

(信じられないがホント・笑)





何を言いたいか?


人は

心で買い物をしている。



物を心で見ている

って事だと思う。


そしてここは

物を売る者として

大切な論点だよなと

思うんです。


だって

付加価値をつけるのは

あなたで


それを

販売って言うんだ。


では、またね👋!



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