クリスタルメモリーズ/大きく繋がる表現、起伏の大きさ/バラ1から得たもの | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

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体調上がらず、レッスンをお休みさせて頂きました。ごめんなさい。。

 

でも、お休みしたお蔭で心身の疲れが取れてきた気がします。

 

 

侮辱的嫌がらせや、経歴は嘘だという中傷だけでなく、

 

私が、羽生選手や浅田真央さんを

 

ブログのアクセスアップに利用している、とも

 

繰り返し書かれて、そんな風にしか見えないのかと、

 

空しいやら悲しいやら、、で

 

スケート記事がなかなか書けなくなっていました。

 

 

でも、昨日、bluedragonazさんが、

 

私の羽生選手記事を紹介する記事を書いてくださって

 

救われました。ありがとうございます。

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

人生かけて学び、考え続けたクラシック音楽やピアノのことで、

 

世の中に1mmでも貢献したいと願って

 

書いているブログですが、

 

羽生選手や真央さんのことを書くのは、

 

クラシック音楽やピアノの読者さんにも

 

フィギュアスケートの魅力を伝えたいだけでなく、

 

音楽ととても共通点があるので、

 

羽生選手や真央さんの素晴らしさを深く考えることが、

 

クラシック音楽やピアノに於いても大きな参考になると思うからです。

 

・・・・・・・・・

 

「マスカレイド」の双子という「クリスタルメモリーズ」。。

 

最初の目を閉じて静止した場面で

 

バラ1を思い出しました。

 

 

 

3季演じ続けて、平昌での66年ぶりの連覇に繋がった、

 

結弦くんと共に成長し続けた大切なプログラムです。

 

バラ1のような難しい曲を、しかも、

 

要素をピックアップして凝縮し

 

さらに流れの難しくなった音楽を

 

3年間、演じ続けたことは

 

素晴らしい学びであっただろうと思います。

 

 

マスカレイドの記事で書いたように、

 

ジャンルを超えて大切なことはあります。

 

 

演歌のコブシを利かせるところや、

 

ロックでギターが泣くところが

 

いずれもポイントになる長く意味深い音であること。

 

音楽のベースである(と私が考える)クラシック音楽と

 

深く付き合い、言葉にできない部分を体得されたことは

 

羽生選手の表現力を大きく飛躍させたと感じています。

 

 

 

時間芸術=音楽、舞踊、演劇などの

 

「表現」をする上で大切なことのひとつは、

 

大きくつながっていることです。

 

 

例えば、部分的に、

 

ピアノのトリルが美しいとか、

 

フィギュアスケートのジャンプが素晴らしいとか、

 

演劇で泣く場面がよかったとか、、

 

ひとつひとつの要素が心に残る場合ももちろんありますが、

 

それらが1曲の音楽や、1篇の物語の中に溶け込んで

 

全体の流れの中で生かされた時に、

 

感動は桁違いになります。

 

 

羽生選手が繰り返し言われる「流れの中で跳ぶジャンプ」は、

 

クラシックのピアノ演奏でも目指すべきことで、

 

オクターブの連続で難しい処を

 

いかにも「ここは難しいんです!必死です!」と感じさせては

 

そこにばかり目や耳が引きつけられて

 

音楽全体の感動は少し、、、薄れてしまうのです。

 

 

 

でも、「大きく捉える」というのは、逆に、

 

ひとつひとつの音価(音の長さ)や集中力の差などの

 

細かい変化まで、

 

敏感に把握していてこそできることなのです。

 

 

ずっと先のまとめるところまでを目指していながら、

 

細かい変化を表現するには

 

集中力が必要です。

 

 

その集中力が、本当に素晴しいと

 

羽生選手のクリスタルメモリーズには

 

改めて感銘を受けました。

 

 

Toshiさんの、

 

集中力がありながら抑えた表現の始まり方も

 

これから大きくなる音楽を期待させましたし、

 

優しい部分から

 

「クリスタルメモリーズ」で想い溢れるところは

 

お二人揃って素晴らしい変化でした。

 

 

さらに、

 

どんなに気持ちの溢れるところでも

 

滑らかな美しい滑りを崩さない羽生選手の演技には

 

情熱だけではない、自制心や意志の強さも感じました。

 

 

 
それにしても、、
 
I字バランスとそれに続くスパイラルの美しいこと。。

 

 

 

マスカレイドとクリスタルメモリーズの「双子」は

 

今までのFaOIプロの中で、多分1番、

 

何度でも見たいプログラムになりました。

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

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                 Megumi(野谷 恵)