【追】真央さんが基礎から学び直し成長を共に歩んだ「愛の夢」。そしてエレジー、ノクターン | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

次ページ、■結弦くんが自分でいられる曲、真凛ちゃんが衝撃の出会いをした曲、演技演奏で実力を発揮するには

■「音楽表現は関節技」さてそのココロは・・・

■SEIMEI音楽の映画での場面+【陰陽師】晴明×道尊対談

■表現のレッスン / 自分の個性や感性を消されるのではなく逆に・・

■浅田真央を絶賛の海外動画「これほどのクオリティを目にしたことは」+演奏意欲の元にさえなる演技

■テルミンとギターと歌で10周年 + 私も共演させて頂いたノクターン

■タラソワ解説 羽生SEIMEI【この日本の音楽が彼にさらなる力を与えている】

★再追記★ 『ゆづ真央プロ』 ですみだトリフォニー大ホール(1800席/東京)

■浅田真央さんへ贈る言葉(アスリート,恩師から)と、母上の言葉「生き様」を想う

★ピアノレッスン★レッスンについての考え方/レッスン内容と方向性について

・・・にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへよろしくお願い致します。

 

★本題前に、来月の大阪レッスンは、

10月9日(月祝)~10日(火) または、

13(金)~14(土)のどちらかに多数決で決める予定です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★エレジーとノクターンの画像を追加し、

ノクターンについての記事へのリンクを追加。

さらに少々追記し、手直しもしました。 9/4

~~~~~~~~~~~



来年4月7日(土)、
すみだトリフォニー大ホールでの
ジョイントリサイタルで、
未定の1曲をどうしようか考え中です。


せっかくの
【ゆづ真央リスペクトプログラム】なので
浅田真央さんの存在やイメージを考えた時
どんな意味を持つ曲なのかも
考えてみました。


まず、既に決まっているのが、

 

ショパン/バラード第1番 ト短調 Op.23

 

ラフマニノフ/前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2 “鐘”

 

ファリャ/恋は魔術師より “火祭りの踊り”

 

以上の3曲で、

 

あと1曲弾ける時間をどうするか・・・

 

 

 

★ラフマニノフ/エレジー Op.3-1

 

 

これは、Op.3-2の「鐘」とともに

 

ラフマニノフの初期の傑作である

 

「幻想的小品 Op.3」という

 

曲集の中の1曲なので

 

プログラム的にはまとまりが良くなります。

 

 

この曲が発表された時

 

真央ちゃんファンの方から

 

『もしかすると平昌で滑ろうと

 

考えていた曲なのかも・・』と

 

コメント頂いて、

 

だとしたら、3回の五輪を

 

全部ラフマニノフでまとめようという

 

大きなコンセプトがあったのではないかと思うと

 

本当に泣けてしまったのです。

 

 

(あくまで個人的想像とはいえ)

 

3回目の五輪への想いと、

 

それをあきらめた後、

 

新しい気持ちで出発された真央ちゃんの

 

門出のプログラムとして、

 

素晴らしい演技を想いながら

 

弾くのも良いのではないかと考えました。

 

 

★ショパン/ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2

 

 

これは、ソチでの16位という衝撃のSP結果に

 

世界中から真央ちゃんへの応援が寄せられ、

 

それらの応援や信夫先生や舞さんの励ましを支えに、

 

一夜で奇跡のように復活しての

 

ラフマニノフのピアノ協奏曲での歴史的な名演と

 

セットになった曲であり、

 

さらに、その後の世界選手権では

 

この曲で、

 

キムヨナさんのSP世界歴代最高得点を更新したという

 

誰にも真似のできないほど壮絶な

 

復活劇の象徴です。

 

 

挫けそうな自分との

 

想像を絶する必死の戦いの象徴と思うと

 

あの苦しみを乗り越えてみせた真央さんリスペクトに

 

相応しい曲かなと思います。

 

 

ノクターンについてはこちらの記事で取り上げました。

 

★浅田真央さんノクターン2番の振付と音楽表現/最初の音はどんな役割を果たしているか

 

★ノクターン2番の続き / 長い音を大切に・・集中力、重さ、想い・・そして上下する音程

 

 

 

そして、

 

★リスト/愛の夢第3番 変イ長調 S.541-

 

 

これは、バンクーバーでの銀メダルの後、

 

信夫先生に師事して

 

(既に2度も世界女王となった人が)

 

スケートの基礎を一から学び直すという、

 

これも、誰にも真似のできない

 

壮絶な覚悟とともに生きた年月を、

 

2季、共に歩んだ曲なのです。

 

 

その結果、、

 

例えば

 

私の周囲のピアノ関係の方々で

 

「フィギュアスケートには

 

詳しくないけれど

 

真央ちゃんは好き」という方が

 

とても多いことを、

 

引退をきっかけに知りましたが、

 

そういうファンの共通点が

 

「バンクーバーの後に好きになった」ということなので、

 

信夫先生とともに努力し成長した

 

スケーティングの美しさが

 

幅広い層の多くの人々の心を

 

捉えたのだと思うのです。

 

 

 

そういう、もう競技を超えたレジェンド・・・

 

野球のイチローさんや

 

サッカーのキング・カズさんのように、

 

『競技は分からないけれど、あの人は好き』という

 

そんなファンを獲得するほどの

 

「偉大な成長」を

 

共に歩んだ曲だと思うのです。

 

 

 

 

 

さて、、

 
どれも捨てがたいけれど
 
もう、決めなくては・・・
 
どう思われますか?

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

クリックで応援して頂けたら嬉しいです♡

いつもありがとうございます!
                 Megumi(野谷 恵)

 

★ブログ村

 にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ 

  ブログ村ピアノ  ブログ村スケート

 

 

★人気ブログランキング

 

 ピアノランキング   フィギュアスケートランキング