母乳トラブルを自然療法で Part2~母乳の歴史編~ | こじょるのおこじょなえぶりでい

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プライベイトについても時々書いてます☆

 

続きです。

 

 

あくまで、私が読んでまとめた数十冊の育児の本や情報

 

そして、トラブル続きで泣きまくっていた(笑)母乳トラブルの経験を

 

少しでもシェアしていけたらと思ってい書いていますが

 

これは、私のクライアントさん、講座の方向けの情報ですので

 

該当されない方で 読んでいらっしゃる方で、もっとしりたいなと思われた方は

 

是非、もっと詳しく書いてますVita(育児の情報をまとめた冊子)をお求めください☆

 

(過去このBlogでも告知してます~hiiragiya.kaori@gmail.comへお問い合わせください)

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母乳と離乳について、よりくわしく書きたいと思います。

 

ネットでは色んな情報が錯綜していたり、言い伝え?に振り回されたりしますよね。笑
 

初乳には、ふつうの母乳異常に大量のインムノグロブリン(免疫タンパク質)が含まれています。

 

新生児をさまざまな菌から守り、腸の蠕動運動を促し、胎便を出す働きがあります。

 

赤ちゃんが外界に出て、すぐしなければならないのは、肺呼吸とこの排便です。

 

排便が出来なければ、腸閉塞で生後3,4日で亡くなる赤ちゃんもいます。
 

 

生まれてまもない赤ちゃんは胃酸も無く、タンパク質の分解酵素もほとんどありません。

 

生後1ヶ月ごろから次第に分泌されますが極度に少なく、十分に分泌されるのは1歳前後。

 

ただし、母乳中のタンパク質の栄養分だけは容易に消化吸収することが出来ます。

 

赤ちゃんは母乳によって育つように作られています。
 

母乳に含まれるインムノグロブリンという免疫タンパク質がありますが、これは生後6,7ヶ月以降少しずつ生成が始まり、

 

2歳くらいから自分で自立して作れるようになりますが、母乳からしか受け取ることが出来ません。

 

このインムノグロブリンは、体内に進入したウィルスや細菌などの異物を処理することが出来ます。
 

生後5、6ヶ月ごろから、赤ちゃんの自立的な免疫が次第に高まりますが、まだ未熟な免疫システムや粘膜の働きに

 

次々と異種タンパクが入ってくることは、たくさんの異種タンパクが丸々入ってくることになるので、アレルギーの原因になる、、、

 

と、いう先生も多くいらっしゃいます。
 

システムが完成する生後1歳前後までは、母乳だけで育てることが大切、とも聞くのですが

 

実際はくらくらのへとへとになると思います。

 

私は息子が離乳食拒否で結果的にこうなりましたが、毎日泣きそうでした。トラブルめっちゃおおくて。
 

離乳食が遅くなると鉄分不足になるということがいわれていますが、

 

赤ちゃんは生まれたときにお母さんの身体から十分に鉄分を貰って蓄えており、

 

臍帯にたまった血を赤ちゃんの身体に流し込む措置を取るだけで、生後6ヶ月間に母乳から受け取る分の

 

鉄分を確保できるといわれています。

 

また、母乳中に含まれる鉄分は最も吸収しやすいため、鉄分を補強した離乳食やシリアルで鉄分を吸収させるには、

 

母乳よりもはるかにたくさんの鉄成分が必要となりますが、赤ちゃんはそれほどたくさんのものを食べることは出来ません。

 

完全母乳で育った赤ちゃんは、引き締まった身体で活発に動くことが出来、身体はスリムに見えますが引き締まって育ちます。

 

また、完全母乳といえども、母親の節制が無ければ、母乳育児だとしてもアトピー・アレルギーになります。

 

アルコールやタバコだけではなく、好んで抗原の食物(乳製品・肉類・卵の過剰摂取)冷たいものの摂取で腸を冷やすことから、

 

未消化のまま異種タンパクが吸収されることが危険です。

 

 

 

育児を機に家族全員で健康的な生活になることでしょう。

 

ただし、あかちゃんがごはんを欲しがっているにもかかわらず、無理に離乳食を遅らせることはないと思います。

 

人類は、その長い歴史の中で狩猟採集生活・移動のために母乳育児を長くしてきました。

 

農耕が始まったのは、ごく最近のことです。

 

古代の狩猟採集民は、厳しく容赦ない生活や多くの事故があるものの、子孫の農耕民よりも、単一の種類の食べ物に頼ることがなく、

 

干ばつや火災、飢饉など自然災害の影響が少なかったことなど、飢えたり、栄養不足になることが少なく、

 

(天然痘やはしかなど、殆どが家畜に由来する多くの)感染症とは縁がなく、背が高くて健康だったそうです。

 

人類は、農耕民となり、放浪生活を捨てたことで、女性は多く子供を産み、生まれた子は、お粥で育てることが出来た為

 

早く離乳するようになりました。

 

食べる人が増えれば、働き手も必要になり、また離乳して働き、そして子供ができる。子どもたちはお粥を取り合い、

 

ほとんどの農耕社会では少なくとも3人に1人は20歳までに命を落としていたようです。

 

 

 

母乳育児と離乳食一つとっても、長きにわたる人類と離乳食の歴史がありますね。