亡くなられた、高畑勲監督の著書です。
日本人について書かれた素晴らしい著書です。
薄い本ですが、日本人であれば一度目を通しておいて損はないと思います。
空気を読む、
冷静さを失い目的に突き進む、
権力者(大多数)の意見に流されて、NOという人を無かったことにする…
そんな、今の日本人にも共通するものがたくさん書かれています。
風習だから?
大多数がそう言ってるから?
昨日の正義は今日の悪となり
昨日の悪は今日の正義と
あっという間に大多数に味方する”世間”
そんなものを後生大切にして、限りある命や資源をどうして大切にできるのかしら?
「みんなが~~~だから。」
それって…???
そんな一冊です。