それは、2017年の年末のある日。
毎日寒空の下、何時間かお散歩をしたり、スクワットを1日100回(何回かに分けてですよ!)したり
している中、予定日を越えたので、いよいよCimic(シミシフーガ)のレメディをとりました。
すると、臨月から始まっていた腰痛がすすみ、今度は腰の下のほうの痛みに・・・
痛くて、痛くて。
足を引きずり、半泣きで(笑)いつもは歩いて10分かからないスーパーまで1時間半かけて歩きました。
一緒に歩いてくれた寒がりの母は、心配だわ、寒いだわ、きっと心中穏やかではなかったはず(笑)
数十年ぶりの寒波の中、脂汗をかかんばかりに歯を食いしばって家に帰りつくと
どっとつかれて、おこたで寝転ぶ。
母は、つわりも眠いくらいで私のように嘔吐を繰り返したこともなく
臨月で(私は元々持病の脊柱の病歴があるので余計だったかも・・・)こんなに腰が痛いと言って苦しんだり
そういうことがまったくない体質だったので、私を見て、はらはら。(落ち着け!笑)
臨月になって、急に母が昔作ってくれた春巻きや、エビフライが恋しくなって。
幸せに育ててもらったこと。
思い返せば、笑いのある食卓。
幸せ、美味しい、うれしい、楽しいを与えられてきた。
この難関を楽しく過ごしたい・・・
ということを、日誌に書いたその日の夜。
たらふく(笑)春巻きを食べた晩御飯の後に、なんかおなかが痛くなってきました。
下腹部に、激しい、10分ごとくらいに、なんか絞るような痛み。
こたつに入りながら、ん?
私「なんか、さっきからおなかが時々いたいんやけど」
母「え、それ陣痛ちゃうん?」
そこに、年内の仕事がすべて済んだ主人が、気楽に(私の実家に)やってきました。
陣痛かもなぁ、お風呂しばらく入れないかも?ということでお風呂に入り
もしかしたら、年内お風呂に入れるの最後かもなどと思いながら
お腹の痛みと痛みの間に、お風呂に入りました。
そのうち、痛みは激しくなり、強くなってきて、病院に電話しました。
すると「間隔が5分以内になったら連絡ください」
10分、7分、2分、11分、8分、1分・・・。
ばらばらだけど、経験したことのない激痛が続きます。
あまりの痛みに、息が出来ない。
痛すぎて、手が震える。
身体が震える。
寒い、寒い、寒い。
うなり続けて、一番楽な体勢はないかと、必死でクッションを積み上げてしがみついたり。
あまりの痛みに壁を殴りつけて、拳の皮がずる剥けて。
隣でぴーすか白目向いてる主人に枕投げつけてみたり(笑。もちろん起きない)
うなり続けて、歯を食いしばり続けて。
時計の針が全然動いていない。
身体が痛みで震え続ける。
何十回何百回見ても、時計は動かない。
長い長い夜が明けました。
陣痛と陣痛の間に何度もお手洗いに行き、お手洗いに行くとお腹がへっこむのかまた激痛。
恐ろしいほどの痛みの波。
いっそ止めを刺してくれという拷問のような痛み。
1分でいいから、眠りたい。
1分でいいから、救って欲しい。
声も出ない、痛みの嵐。
朝、4時頃からが一応本陣痛という形でしたが、やっと朝2分間隔ほどになって主人を起こし
病院に電話をして、許可を得て。
当日病院に持っていくセットを主人に持って貰い
顔面蒼白、声も出せない痛みの陣痛の中。
陣痛と陣痛の間の一瞬をついて、しゃきっとっ立ち上がり、タクシーに乗り込み。
病院に行きました。