天然痘。
それは、むかしむかしは死に至る恐ろしい病気で
軽度の天然痘の患者から、少しだけ、健康体の人も病気を貰って
病気に対抗する力を貰っていた。
これが、予防接種の古い歴史で、紀元前にはすでに始まっていました。
ハーメルンの笛吹男は「天然痘」の予防接種をしていた人ではないか?
という逸話を聞いたりもします。
そのくらい、昔話の中からある病気なんですね。(´・ω・`)
さて、予防接種。
ずいぶん前にこのBlogでも記載しましたが
数年前まで、世界的に予防接種の工場は3つだけでした。
病気をとってきて、媒体の中に入れて、パッケージにする。
なんだか、簡単そうですが、これも正確に言うと
「ウィルスというのは、数か月経過するとあっという間に進化して耐性を持つ」
ので、えっちらおっちら、工場で半年ほど作っている間に
全くの別物になってることが多いそうです。
私の周りで多いのが「インフルエンザの予防接種してるのにかかった~!!」
そりゃ、そうだろうなとおもいながらスルーします。
こちらのBlogでも何度か書いたのでね、気になった方はそちらを読んでください(笑)
そもそも、予防接種を打つのは本人の自由意思で決めたことだから。(もしくは職業的に仕方なく…)
え?
予防接種って、(ほぼ強制で)打たなくちゃいけないのよ!?(;゚Д゚)
…と、思われた方も多いでしょう。
予防接種=絶対受けるものと考えがちですが、実際は…
赤ちゃんの予防接種も
・定期接種 (すっごくお勧めだから、国や自治体がお金出してあげるorタダだよ!というもの)
・任意接種(ちょっとお金かかるよ!)
という違い。
どちらも、強制ではないんです。
むかし、強制だった時に副作用の賠償金が多すぎて払えなくなったので
強制はやめたという黒歴史があり、その流れといわれています。
私の母のいとこは、予防接種後に亡くなりました。
何十年も長い訴訟の上、訴えは認められましたが、命はかえってきません。
「それって、珍しいケースでしょ?昔の話でしょ?」
と私も思っていたのですが、お医者さんと結婚した友達の子供が、
予防接種以来手足に力が入らなくなって…という話も聞いて。
…(病気をするかもしれない)リスクのために、(副作用の)リスクを受けている…
ということを、もっと考えた方が良いのでは?
スタンプラリーのように、予防接種を子供に受けさせて
「私は義務をこなしている母親だ」
という感じを、Facebookにあげている知り合いがいてびっくりしました。
御朱印をスタンプラリー感覚で集めているということで、賛否両論になったことがありますが
それよりもっと、質が悪いかもしれません。
受けるリスク
そして
受けないリスク
そういったものを考えて、自分自身で、予防接種についての様々なセミナーを実際に受けて!
(世の中にそういうセミナーや医療相談であふれているのだから)
どれをうけて、どれをうけないのか。
ネットという不確定な情報をもとにすぐに考えるのではなく
ちゃんと、お互いが顔の見えるくらい責任が持てる状況での情報収集で
じっくり考えてから、色んなものに踊らされないようにしていかなくっちゃですね☆(`・ω・´)
クラシカルホメオパシーでは「予防接種からの悪化」という症状からレメディを選ぶこともできます。
予防接種から何か発症した人がいる場合は、専門的なホメオパスに
(重要な問題ですので、適当に聞き流すのではなくて)しっかりかかることも
一つの手段かもしれませんね。