Que sera sera 翻訳(ヒッチコック「知りすぎた男」より) | こじょるのおこじょなえぶりでい

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プライベイトについても時々書いてます☆

私の大好きなヒッチコックの名作にも出てくる


"ケセラセラ"を久し振りに聞きました。






「知り過ぎていた男」

http://movie.walkerplus.com/mv4159/

おススメです~~(-^□^-)




When I was just a little girl


I asked my mother what will I be


Will I be pretty, will I be rich


Here's what she said to me



私が少女だった頃


ママに尋ねたの。


「私は将来何になるの?」


「大きくなったら美人になれる?」


「お金持ちになれる?」


そしたらママはこう言ったの


Que sera, sera


Whatever will be, will be


The future's not ours to see


Que sera, sera


What will be, will be



ケ・セラ・セラ


何事もなるようになるの


先のことなどわからないわ


なるようになるの




When I grew up and fell in love


I asked my sweetheart


What lies ahead


Will we have rainbows day after day


Here's what my sweetheart said




大きくなって、恋に落ちて


彼に聞いたの。


「二人の未来には何が待ってる?」


「いつだって虹がかかっているかしら?」


そしたら、彼はこう言ったの



Que sera, sera


Whatever will be, will be


The future's not ours to see


Que sera, sera


What will be, will be


ケ・セラ・セラ


なるようにしかならないさ


先のことなど分からない


なるようになっていくよ




Now I have children of my own


They asked their mother, what will I be


Will I be handdsome, will I be rich


I tell them tenderly



今は私も 子供たちに囲まれて


この子たちは 私に尋ねるの


「僕は大きくなったらハンサムになれる?」


「お金持ちになるかなぁ?」


それで私、優しい気持ちになって。


教えてあげたの。




Que sera, sera


Whatever will be, will be


The future's not ours to see


Que sera, sera


What will be, will be

Que sera, sera


ケ・セラ・セラ


なるようになるのよ


先のことなど分からない


なるようになっていくわ







Que sera sera は恐らくスペイン語の造語で

英語のWhat will beに合わせるのであれば、

本来は"Lo que sera sera"でしょうね。


Serを使っているのでスペイン語の直接法未来形が使われてる?と思います。

(さすがに接続法ほどわけわからんというわけじゃなさそうでよかった。笑)


ser(Estar)は、英語のbe動詞に近いものです。

【英語だと】I am ...

【西語だと】Yo soy(←serの一人称単数系)...

となります。


EstarじゃなくてSerを使っているので

「それは、そういうものだよ?」と諭している感がある気がします。

(まあ性質や事実を表すようなものなんで、Serといえばそうなんですが)



また、seraという動詞の変化は直接法未来の3人称単数形を示しているんで

誰かに対して、こうなるよという意味合いもあるのですが

「それは、誰だって、みんなそういうものだよ」という感じにも受け取れます。



もうずいぶん忘れてしまいましたが、ラテン語の動詞変化の奥深さは

とても豊かな情緒を表していて、

気持ちやニュアンスの変化すこしをとっても、

直接法にしたり接続法にしたり、

もう接続法過去未来にしたりとか言葉の遊びが出来て

なんと奥深くてややこしいくて素敵な言語だろうと思いました。



この歌で、英語の「伝われば良い」感が良くも悪くも感じられた

苦手な「言語」というものを勉強した学部生活を思い出しました。




私は子供の頃、自分のお母さん程可愛い人は居ないと

信じて疑わなかったので(笑。幸せ)

愛読書がみにくいアヒルの子だった幼児時代を過ごし

「いつかおかあさんみたいにきれいになる?」

そう思ったのを、この歌で思い出しました。



人生って、優しい気持ちで「ケセラセラ」

本当に、なるようにしかならない。



その中で、精いっぱい楽しんで、笑って、幸せに。

今日が終わって「楽しかったなぁ」と日々思えるように。


ケ~~セラ~~セラ~~~♪(=゚ω゚)ノ☆










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