レメディの話「ナットムール(塩)」(ホメオパシーについて) | こじょるのおこじょなえぶりでい

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クラシカルホメオパシーでは、その人の


精神・感情・身体のパターンに最も近いパターンを持つ「レメディ


というものを使います。





多くマテリアメディカ(薬効書)が存在するので


レメディのイメージが傾かないよう、


たった1つのマテリアメディカを頼りにするのではなく


また、だれかの情報だけを鵜呑みにするのではなく、


レメディを知る時は、現物質となるもの、そのものの在り方、


そして優秀なマテリアメディカを数冊知ることが大切です。


それも、ご自身で英語版を読むこと。


日本語訳を信じるのであれば、誤訳・曲解の可能性もあるので、信頼できる本を選びましょう。










***




私達、人の先祖は海から生まれたというのが通説になっています。




脊柱にミネラル、海の要素を閉じ込めて


自分の体の中に海(背骨)をもって陸地に上がってきました。




今回は、その海の多くを占める「塩」のレメディについてのお話です。




***



まず現物質について知りましょう。





塩は、旧約聖書も神殿の供え物に添えられ、


防腐・保存の働きを持つことから、神と民との間に交わされる約束を


「塩の契約」と表現していました。


味わいを添え、腐敗を防ぎ、清潔を保つ塩。


イエスの有名な言葉に「あなた方は地の塩である」という言葉があります。





日本神話では、日本の国と神々を生んだ神様「イザナギのみこと」が、


黄泉の国から帰って来た時、真水ではなく海水で禊をしました。


真水ではなく、海水で穢れを払い禊をしたことには理由があります。


ただの真水ではなく、常世の(海の向こうの)神々の国から流れてくる海水、


つまり「命の水」で黄泉の国の穢れを落としたとされています。






人体にも必須ミネラルで、生命活動にはなくてはならないものです。


食べ物を殺菌したり浄化したりするだけでなく、塩漬けや干物等の保存食に。










海、塩って、しょっぱい。


私たちの体液と同じ涙の味です。







さて、マテリアメディカ(薬効書)ではどんなレメディなのでしょう。



まず挙げられるのが





・愛する人に失望させられる



信頼する人や愛する人、母親。



自分が一番必要とする人に見捨てられる、失望させられるのではないか。


失望させられた、と思っている人に良いレメディです。




・悲しいムード


過去の悲しい、寂しい、つらい出来事を波打つように何度も繰り返す。


「恨み」に近い、静かに一人悲しい世界に居るような人です




・太陽の光に弱い


有名なのは、太陽の光にとても弱いこと。


塩を一日外に置いておくとジルジルしてしまうように、太陽の光にとても弱い人が


多く見受けられます。




・皮膚や髪


どちらかというと油っぽく、テカっと光っている人が多いと言われます。


乾燥でひび割れるタイプではないでしょう。




・腸


便秘気味の傾向があります。


分泌物は卵の白身のようにデュルンデュルンのことが多いでしょう。




その他数えきれないほどルブリックがありますが

面白いのが




・お酒


普段は人との間に壁があるのに、


お酒を飲むと、ちょっと大胆になる傾向





こういう人、周りにいませんか?


悲しい、過去の思い出に浸って「山崎まさよし」の


one more time one more chanceばっかりきいてる人なんかには良いかもしれません。笑