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奈良の鹿の行く末

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 先日、こんな報道がありました。


 「奈良公園周辺の鹿、駆除検討へ」





 奈良公園内の鹿は天然記念物に指定されていますが


 近年は、数が増えてきて


 公園の外にまで生息域が広がり、


 農作物の食害が深刻になったり


 クルマを蹴られて傷つけられたりなど


 様々な被害が出ているとのことです。






 動物愛護、自然保護、環境保全について


 自分の意見を書き始めると膨大な長さになるので


 今回はあまり詳しく書きませんが、






 いずれにしろ、この問題は


 鹿の存在により、何らかの利益または損害を受けている


 現地の当事者同士で話し合うべきことであって


 部外者があれこれと口を挟む筋合いのことではないと考えます。






 生活が掛かっている地元の人々のことを考えず


 観光客気分で「かわいい鹿を殺さないで」などと


 お気楽な非難をしないよう、慎みたいものです。







 上に載せた写真には


 幹を金網で覆われた樹木が写っていますが


 こうしておかないと、鹿に樹皮を食い荒らされて


 木々が枯れてしまうのです。






 人間が生活するところでは、


 薄っぺらな自然保護や動物愛護には蓋をして


 己の身勝手さを充分に解った上で、


 人間が環境や動物を管理するしかありません。







 なるべく多くの人が納得できる結論を出し、


 奈良にはこれからも魅力的な土地であり続けてもらいたいですね。







トンネルの恐怖

 仕事から帰ってテレビのニュースを見たら


 目に飛び込んできたのは


 中央道、笹子トンネルの事故の報道。






 まず何よりも


 未だ事故の全容すら明らかになっていない中ですが


 亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。





 風景写真を撮りに行くために


 「高速道路」も「トンネル」も


 頻繁に利用するボクにとって、


 まったく他人事とは思えない、恐ろしい事故です。






 中央道は東名高速と並んで


 最も古い高速道路のひとつなので


 根本的に設計が古い。






 今回の事故が、


 設計上の問題で起きたのか


 管理上の問題で起きたのか


 まだ判然としませんが





 自然風景を求めて


 山間部の古い道路の


 見るからに老朽化したトンネルを通ることも度々なので


 ボクもいつ、


 ああいう事故に巻き込まれてもおかしくない。





 もちろん、どこのトンネルも


 国なり自治体なりが定期的に検査はしているでしょうが


 いまどき道路整備の予算も潤沢ではないだろうし


 (国道ではなく県道などの小さな道なら尚更)


 何より、トンネルの異常箇所なんて


 事故が起きるまで見つからなくても不思議じゃない。






 自分は、そのライフスタイルの中で


 人一倍、今回のような事故に遭遇するリスクをとっているのだと


 あらためて痛感させられました。






 ボクは人間が生きていく上で


 “生き死に”に関するたいていのことは


 “運不運”も含めて


 自分の意思で左右されると信じていますが






 ああいう事故だけは


 自分の意思で避けられるものじゃありません。






 今回の事故、


 一部の報道では5メートルもの大きさの


 コンクリートの板が落下してきたと言われていますが






 ただでさえトンネルを通る機会の多いボクは


 さらにオープンカー乗りでもありまして


 屋根を開けて走っている時に落下物に見舞われたら


 5メートルどころか


 5センチの物体だって命に関わります。






 山国の日本は、トンネル無しの道路整備など有り得ない。


 設計や開通時期が古いものに関しては


 とにかく点検を念入りにやってもらいたい、


 としか言いようがない。


 トンネルなんて、おいそれと造り替えはできないのだから。








 寒い中、命がけで救出作業にあたる方々の安全と


 トンネル内に取り残された方々の一刻も早い救出を


 願って止みません。






鹿を撮るなら。

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 ボクは秋に体調を崩すことは滅多にありません。


 なぜなら、撮りたいものがたくさんあって


 倒れているヒマが無いからです。






 しかし今週、風邪で3日も寝込んでしまいました。






 インフルエンザ以外で


 寝込まないといけないほど具合を悪くしたのは


 20年ぶりくらいです。






 周囲に「風邪引きさん」がたくさんいたので


 気をつけなきゃな、とは思っていたんですが、


 やられちゃいました。





 喉も鼻も最悪な状態で、


 この3日だけでティッシュが2箱、カラになりました。





 やっと熱は下がったものの


 咳と鼻水は止まらず。


 今日もティッシュを大量消費してしまいました。












 さて、そんなわけで


 ご無沙汰しておりました当ブログの


 3日ぶりのネタは、奈良公園の鹿さんです。






 紅葉の時期の奈良公園は


 鹿を被写体として狙うにも絶好の機会です。


 それも、少し葉が散り始めたくらいがイイ。








 東大寺の敷地内には


 立派な銀杏の木が何本かあり、


 紅葉シーズンの半ば過ぎになると


 木の周りの地面を、


 黄金色の落ち葉が絨毯のように埋め尽くします。


 そこに佇む鹿を狙って撮ると、


 参道で何気なくシャッターを切ったスナップとは


 一味も二味もちがう写真になります。






 鹿の体の色は 土の色と似ているので、


 普通に見下ろしたアングルで撮ると


 せっかくの鹿がほとんど目立たない、


 印象の薄い写真になってしまいます。







 鹿は小さい子は可愛らしいし


 大きいヤツは勇ましいけれど


 いずれも体の色は地味です。






 背景の色に工夫をすることが


 最も簡単に鹿を目立たせる方法だと思います。


 奈良公園へお出かけの方、


 鹿を撮るときには是非、背景に気を遣ってみてください。