黒バック 解説
3回にわたってアップした
治部坂高原のコスモスの写真にたくさんのコメント
ありがとうございました。
いつも皆さんから頂く言葉が励みになっております。
さて、その治部坂高原で撮った写真は
すべて黒バックで統一していたんですが
「どうやって黒いバックにしたのか」とのご質問を頂きましたので
ここでご説明いたします。
あの一連のコスモスの写真の黒いバックの部分、
実際には何があったのかといいますと・・・

はい、雑木林だったんですね~。
〈 実は黒バックについて聞かれると予想して、
解説用に明るい写真も撮っておきました(^_^)v 〉
黒姫高原では、曇り空をバックにして
プラス補整を掛けてハイキー調にすることで白バックにしましたが
治部坂高原では晴天だったため光が強く、同じ手は使えないし
第一、また白バックでは面白くないので「どうしようかな~?」と
考えていたところ、
コスモス畑の隣に雑木林があって、
生い茂る木の葉で暗くなっていることに気づき、
そこを利用して黒バックにすることを思いつきました。
ファインダーを覗いて、背景が全部その雑木林で埋まるような
フレーミングにしておいて
マイナス補整を掛けてローキー調にすることで黒バックにしました。
(ざっくり言うと、カメラが適正と判断した“光を取り込む量”より
取り込む量を多くして明るく写るようにするのがプラス補整、
取り込む量を少なくして暗く写るようにするのがマイナス補整です。
厳密に説明すると長くなりすぎるので
カメラに詳しい方も突っ込まないでください
)
背景に空を入れてしまうと、そこだけ明るくなってしまうので
とにかく雑木林を画面全体に入れるよう気を配りながらの撮影でした。
そうすると、普通ならこのように写るところが

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

こうなります。
コスモスには陽の光が当たって明るくなっており
一方、雑木林は陽を遮って薄暗くなっていて
明暗差が大きいので、マイナス補整で暗くしても
黒くつぶれるのは背景の雑木林の方だけで、
コスモスの方はむしろ花びらが濃く写ることで
黒バックとの色の対比がクッキリとするわけです。
※ スポット測光ができるカメラをお持ちなら、コスモスの明るさを
ピンポイントで測ればそれほど大きく補整する必要もないでしょうし
そのへんは個別の判断で・・・。
普通に撮った後で、フォトショップなどのグラフィックソフトで
濃度を大きく落としてイメージ通りの画像にするという手もありますが
JPEGファイルを大幅に補整すると画質が落ちるので
なるべく撮影時の露出設定で調整するのがベターでしょう。
(RAWで撮れば云々・・・という話はここではしません)
画質にはそれほどこだわらないという人もいるでしょうし
ボクも多少は後から補整や加工をしているので、一概には決め付けませんけども。
ここまででお解かり頂けると思いますが
黒バックにできたのは、明るいコスモス畑の隣に
暗い壁の役割をしてくれる雑木林があったからで、
もしここが見渡す限りの平原だったら
全然違う感じの写真を撮っていたと思います。
ですから、あらゆる状況で使える方法ではありません。
黒姫高原では曇り空だったからこそ白バックの写真が撮れたように
天候や周囲の環境によって、何をどう利用するかを考えながら撮ると
より一層、風景写真は楽しくなると思います。
ご参考にして頂ければ幸いです。
治部坂高原のコスモスの写真にたくさんのコメント
ありがとうございました。
いつも皆さんから頂く言葉が励みになっております。
さて、その治部坂高原で撮った写真は
すべて黒バックで統一していたんですが
「どうやって黒いバックにしたのか」とのご質問を頂きましたので
ここでご説明いたします。
あの一連のコスモスの写真の黒いバックの部分、
実際には何があったのかといいますと・・・

はい、雑木林だったんですね~。
〈 実は黒バックについて聞かれると予想して、
解説用に明るい写真も撮っておきました(^_^)v 〉
黒姫高原では、曇り空をバックにして
プラス補整を掛けてハイキー調にすることで白バックにしましたが
治部坂高原では晴天だったため光が強く、同じ手は使えないし
第一、また白バックでは面白くないので「どうしようかな~?」と
考えていたところ、
コスモス畑の隣に雑木林があって、
生い茂る木の葉で暗くなっていることに気づき、
そこを利用して黒バックにすることを思いつきました。
ファインダーを覗いて、背景が全部その雑木林で埋まるような
フレーミングにしておいて
マイナス補整を掛けてローキー調にすることで黒バックにしました。
(ざっくり言うと、カメラが適正と判断した“光を取り込む量”より
取り込む量を多くして明るく写るようにするのがプラス補整、
取り込む量を少なくして暗く写るようにするのがマイナス補整です。
厳密に説明すると長くなりすぎるので
カメラに詳しい方も突っ込まないでください
)背景に空を入れてしまうと、そこだけ明るくなってしまうので
とにかく雑木林を画面全体に入れるよう気を配りながらの撮影でした。
そうすると、普通ならこのように写るところが

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

こうなります。
コスモスには陽の光が当たって明るくなっており
一方、雑木林は陽を遮って薄暗くなっていて
明暗差が大きいので、マイナス補整で暗くしても
黒くつぶれるのは背景の雑木林の方だけで、
コスモスの方はむしろ花びらが濃く写ることで
黒バックとの色の対比がクッキリとするわけです。
※ スポット測光ができるカメラをお持ちなら、コスモスの明るさを
ピンポイントで測ればそれほど大きく補整する必要もないでしょうし
そのへんは個別の判断で・・・。
普通に撮った後で、フォトショップなどのグラフィックソフトで
濃度を大きく落としてイメージ通りの画像にするという手もありますが
JPEGファイルを大幅に補整すると画質が落ちるので
なるべく撮影時の露出設定で調整するのがベターでしょう。
(RAWで撮れば云々・・・という話はここではしません)
画質にはそれほどこだわらないという人もいるでしょうし
ボクも多少は後から補整や加工をしているので、一概には決め付けませんけども。
ここまででお解かり頂けると思いますが
黒バックにできたのは、明るいコスモス畑の隣に
暗い壁の役割をしてくれる雑木林があったからで、
もしここが見渡す限りの平原だったら
全然違う感じの写真を撮っていたと思います。
ですから、あらゆる状況で使える方法ではありません。
黒姫高原では曇り空だったからこそ白バックの写真が撮れたように
天候や周囲の環境によって、何をどう利用するかを考えながら撮ると
より一層、風景写真は楽しくなると思います。
ご参考にして頂ければ幸いです。
治部坂高原のコスモス 3

治部坂高原のコスモス 第3弾、最終回です。
黄アゲハが1匹、ひらひらと舞いながら
ボクの近くの花に止まったのでカメラを向けました。
コスモスの茎が細く、じっと止まっていると下がってしまうのか、
蝶は止まりながらもずっと羽をパタパタしていて
ブレてしまうのではと少しヒヤヒヤしながらの撮影でした。
しかも、この1ショット撮っただけで飛んで行っちゃったし・・・。

今回は黒バックをテーマに撮ったので
黒地に映えそうな赤い花を主に狙ったのですが
フォトショップでコントラストを少し強めたら
一層キレイな色の対比になりました。
(というか個人的に黒と赤の組み合わせが好きなんですが)

開き始めの花、開きかけの花、開ききった花が
上手い具合に並んでいるという、珍しい場面を見つけました。

画面下部の奥の方に多めに花を入れ、
にぎやかな感じを出してみました。

赤と黒の対比が美しい、けっこうお気に入りの1枚。
2枚目の写真はコントラストを強めただけですが
こちらにはソフトフォーカス加工をしてあります。
これで治部坂高原のコスモスの写真はすべて
ご紹介が終わりました。
今回もたくさんのコメント、ありがとうございました。
治部坂高原のコスモス 2

治部坂高原のコスモス 第二弾。
裏側から撮った写真ばかりでも面白くないので
表側からのアングルが狙える花も探して撮りました。

見頃の時期に多くの花が咲くとはいえ、
それでも実際には開花のタイミングに多少、個別に時差があるため
傷みの無い花ばかりが密集した部分を探すのは、なかなかに大変です。

白いコスモス。目の前で見るとキレイなんですが
写真に撮ろうと思っても、陽が当たっていると白飛びしやすく、
飛ばないように明るさを抑えて撮ると今度はくすんでしまったりするので
けっこう厄介な被写体です。
ボクも多くのカットが失敗に終わりましたが
これだけは、まぁまぁ上手く写ってくれました。

コスモスの写真、さらに次回へ続きます。