【2011-05-17(火)】
個人商店というものがまだ幅を利かせていた時代、スーパーやチェーン店やコンビニなんかは夢の又夢だった頃のお話なんですよねえ。
商売敵を装いつつも実はその二つのお店屋さんの経営者は同じだったんだっていう話は、全国津々浦々で囁かれていたもんでしたよねえ。
八百貞VS八百福とか、魚為VS丸居鮮魚とか、井川屋酒店VS村の酒屋とか、兎に角同じ地域あるいは町内や地元商店街なんかには必ず2軒のご同業がいたもんでしたよねえ。
その2軒が一見張り合って競争意識剝き出しでお客さんサービスしてるように見せ掛けて、実はどっちで売れても金庫は一緒っていう古典的な商いの方法だったらしいんですよねえ。
今日こっちが安いかと思えば明日はあっちが安い、お客さん目っ張って今日はどっちで買おうか毎日真剣に考えて、嗚呼今日はいい買い物ができたなんて喜んでたんですよねえ。
でも、あれは結局毎日同じ店で買ってるのと同じだったんだよなあ、1軒の店の表口と裏口みたいなもんだったんだよなあ、あっ日替わりに安い方ばかりに行けばやっぱ得だったのかなあ。
今になって思い当たるんですけどが、何でそんなことしてたかの最大の要因は、売値安定と他者の排除っていう自己防衛の為だったんですよねえ。
価格調整の権限は常に売り手側で握っていられるし、もう一つ大事なのは、1軒だけじゃ他の同業者が入り込んできちゃうかも知れないから、さもここは2軒で鎬を削って張り合ってる激戦区だから諦めて余所に店出したのがいいよっていうカモフラージュだったんですよねえ。
そんな時代から、世間の仕組みってもんを知らず知らず目の当たりにしてきちゃってた訳なんですかねえ、だから此の今の世の中でも仕組み自体は然程変わってないんじゃないのかなあって思えちゃうんですかねえ。
松屋とすき家、セイジョーとマツモトキヨシ、ヨーカドーとジャスコ、朝日と読売、テレ朝とテレ東、成長の家と立正佼成会、東急と京急、ドコモとソフトバンク、トヨタとニッサン、みずほとUFJ、これらはみんな違います同じ経営者である訳がないですよねえ。
でも自民党と民主党って実は同んなし経営者じゃないんだろうかなあって思ってる人、割と多さんいるんじゃないのかなあ。