タカセ貝入荷!
①
どの様にするか考えています。
大きいのはそのまま磨いて卸すのが良いと思って
います。
左が皮つきでみがいたもの。右が表皮を取り、磨いて
更に漂白したものです。
手頃のサイズは③バングル(腕輪)にして、他の部分で
適当なパーツ④を作る予定です。
中央のニワトリはベージュ色です。これがタカセの
原色の色です。
周りの12支は漂白しています。
おおむね漂白してパーツ類を作りますが、時には
漂白前の天然のベージュ色のままでも使います。
当社ではナチュラルと表記しています。
よくブログで白蝶貝のパーツを買ったと写真を
載せられていますが、ほとんどがタカセ貝のパーツ
です。これは販売先のお店が白蝶貝と表示して
売られているからだと思います。
前にも私のブログで申しましたが、輸出先の中国が
インボイスにMOP(白蝶貝)と表記するからそれを
信じて販売しているものと思われます。
フィリッピンではMOPとタカセ(Trocus Shell)とは
厳格に区別されています。
タカセ貝は①②の写真のように巻貝です。
白蝶貝は2枚貝です。
白蝶貝は中国では珍珠貝、タカセ貝は鐘貝
(ツリガネ)と書きます。
この命名は珍珠貝、つまり本真珠が採れる貝
から来ており、タカセ貝は貝の形から来ています。
日本名の白蝶貝は2枚の貝を広げると蝶の形を
しているところから付けられたと思います。
蝶の名のつく貝は黒蝶貝、茶蝶貝(マベ貝)、
池蝶貝などがあります。
左半分の10mm丸玉と下の50mm丸板とダエン
30x40mmが白蝶貝のパーツ、右半分の上が
タカセ丸玉8mmとヤシのパーツ、その下の
アイヌ娘が漂白したものと天然のいろのベージュ
色です。タカセ貝では8mmの丸玉が限度と思い
ます。但しタカセの芯の部分でしたら10mmの
丸玉も可能です。しかし芯は石灰質の部分が
多くて破損しやすく綺麗ではありません。
昔、セブ島ではよく観光客相手に白蝶貝で出来た
シズク型のペンダントを“MOP!MOP!”と叫びながら
物売りが近づいてきました。
その後、日本人の観光客が増えるにつれ、
白蝶貝のペンダントをがざして“アコヤ!アコヤ!”
と叫ぶようになりました。
なぜアコヤと云うのだ尋ねましたら、MOP=mother
of pearl貝(真珠の母)と云ったら日本人がそれは
日本語でアコヤ貝と云うと教えてくれたからだと
云います。
それ以後、全ての物売りが“アコヤ!アコヤ!”と
叫んでいた訳です。
それ以降、近づいて来る物売りにアコヤ貝とは日本の
養殖真珠を作るための貝で、白蝶貝(MOP)は天然の
真珠が宿る貝であり遥かに貴重な貝だと説明し続け
ました。
今ではアコヤ!と叫ぶ声を聞かれなくなりました。
余談ですが、欧米では本真珠とは白蝶、黒蝶貝から
採れた物を指し、日本のアコヤ貝から採れた真珠は
養殖真珠(cultured pearl)と区別されていると聞きます。
しかし、今では養殖技術が発達し、白蝶貝、黒蝶貝でも
養殖真珠が生産されていることはみなさんご存知の
通りです。
現在ははたしてどう呼ばれているかは定かでは
ありません。
白蝶貝が南洋の海に生息することから南洋真珠と
呼ばれていることは存じていますが。






















