9月26日から29日まで沖縄行ってきました。

沖縄は連日31度以上の夏日でした。


国際通りに新しい店舗がオープンされようと

していました。①がそのテンポの看板の文字です。

反対側にはハングル文字とWELCOMEの文字が

書かれていました。

今、沖縄は国際色豊かです。

一昔前では台湾人の観光客ばかしで、買い物は

東芝の電気釜、毛布、薬、化粧品が人気商品

でしたが現在は様変わりしているようです。


復帰前の国際通りは免税商品(洋酒、タバコなど)

の店舗が多かったです。


①上が中国人、下が台湾人、香港人用
@シェルナカムラのブログ


②1971年の復帰前の沖縄・恩納村の道端で買った

花瓶。ハナビラタカラ、フトコロガイ、ノシガイ、

ホタルガイ、キイロタカラガイをネスカフェのコーヒー

瓶に貼って作られたもの。確か2ドルだったはずです。

1ドル360円の固定相場でした。

ウチナンチューのたくましさと美ら島の豊かな自然が

想像されます。
@シェルナカムラのブログ

今回はヤコウ貝、シャコ貝の予約。

取引先の訪問などで過ごす。

時間があれば国際通り近辺の商店を見て廻ります。

沖縄独特の雰囲気と活気が好きです。


“海想”さんの店には必ず寄させてもらいます。

この店の商品には勉強させてもらうことが多い

です。

③海想さんの平和通り店
@シェルナカムラのブログ

貝商品、ウッド商品それぞれ作る人は違うで

しょうが匠の技に感心します。


他には路上で自作品を売っている若者、貝、

皮製品に名前、図柄など彫っている人々など

見あきないです。

夜は“酒豪”で泡盛です。


帰藤して足の関節が痛く、立ち上がれない位です。

薬を飲んで痛みが和らぎましたが、医者に行くと

痛風ではないかと血液検査。

結果は尿酸値も高くなく痛みもなくなっているので

様子を見ることとする。


10月13日高知行き。高知の空港に着いて

いつも思うことはなぜ高知竜馬空港と名付けたか、

です。

高知を外して竜馬空港にしても全国の人々に

竜馬といえば土佐の高知と知れ渡っていると

思います。

竜馬が“おまんらこんまいのう”(小さい)と笑って

いると思います。


この夜は高校時代の同級生7名で飲み会。

翌14日は前の会社の先輩、同僚、後輩とゴルフ。

春と秋の2回プレイしています。

日本でゴルフするのはここだけですのでクラブは

先輩の家に預けています。先輩がクラブも靴も

綺麗に磨きあげてくれます。

在職中もお世話になりましたが未だにお世話に

なっています。いい先輩です。

夜はかっての同僚と飲み会。40年振りに会った

女性たちは既にいいオバアさんになっていました。

15日帰藤。 


10月某日、頼まれていたトウカムリのランプ作り。

④トウカムリ9インチサイズ。(一般は8インチサイズ)
@シェルナカムラのブログ

写真の写りがよくありませんがオスの貝で実物は

艶があってきれいです。トウカムリ貝もオスがメス

よりきれいです。メスは色が白っぽく口周りの肉が

薄くて皺が目につきます。
作り方は貝の底に穴を開けてランプを差し込みます。

トウカムリの底は薄いですので楽ですが、ピンク貝、

テング貝は少し苦労します。


10月19日から26日まで8日間、某所で断酒。

禁断症状もなく27日から飲むこと再開。


⑤台湾の空港行きバス中の各航空会社の表示。

下の美国美利堅はアメリカン航空の台湾語表示。

美は中国語でメイと読むので美利堅はメリケンと

発音するのだろうか。日本でもメリケン波止場と

歌にあったと思うが。
@シェルナカムラのブログ


⑥ホタルガイの花。(ハワイアンフラワーティアレ)
@シェルナカムラのブログ
⑦ハナビラタカラの花。(同じくティアレの花)
@シェルナカムラのブログ
⑥⑦と完成品を輸入していたが下の⑧のような状態で

ホタル貝もハナビラタカラも数万個づつ在庫を持って

いることを思い出しました。

自分で作ってみると意外と容易に作れます。

早速、浅草橋のシェルワールドで製作に掛かる。

一つの花に8ケの貝を使いますが1万個以上の花が

作れますので格安の値段で売ることにしました。


⑧ハナビラタカラの穴開き。
@シェルナカムラのブログ
ハナビラタカラだけでもみかん箱に3ケありました。

ホタル貝も3箱くらいあるはずです。


もう少し頑張らねばならないようです。

9月9日(金)から17日までセブと台湾行きでした。

まず荷物検査所両サイドの銀行のレートを確認。

そして荷物検査、出国審査を済ませ中の2ケ所の

両替所のレート確認。


今回は某国の銀行のレートが48銭/$の差。

$2,000.00交換で960円の得した気分。


JALのさくらラウンジで駐機中の飛行機を眺め

ながら水割り。

JALは機体のマークを昔の鶴のマークに戻すと

発表されたが今までに鶴のマークに塗り替えられ

たのを見たのは1機のみです。

あの大きな機体を塗り替えるのも莫大な費用が

かかるのだろうと想像しながら水割り。


目の前に全日空機がやはり駐機中。

ANAのロゴの下に以前は“全日空”のロゴが小さく

書かれていたが今は見当たらない。

中国で全日空の意味は“全ての日が空席”と解釈

されたとか。

それで失くしたのだろうかと想像しながら水割り。



@シェルナカムラのブログ


ホロ酔い気分、CX543で香港、CX921に乗り継ぎ

セブ着。

ホテルの部屋からTM氏に来島の報告。

持参のウイスキーを呑みながら貝、水牛の職人

と打ち合わせて就寝。

10日夜はTM氏宅。

11日(日)朝TM氏ゴルフの迎え。TM氏は今日は

プレイ出来ないと告げられてわざわざゴルフ場

まで送っていただく。

この日のメンバーは10名でTM氏のご子息も参加。

ご子息と一諸にプレイするのも20年振りでは

なかろうか。

昔、TM氏とご子息、二女と4人でプレイさせても

らいましたがすでにそのころでかないませんでした。

特に二女の方は8年間セブカントリークラブの

クラブチャンピオンを続けた名プレイヤーでした。

ご子息はその後アメリカに留学されましたので

20年余り会っていなかった訳です。

彼も一時プロを目指したくらいですので実にパワフルで

小気味良いプレイを堪能させてもらいました。


②プルメリアの花
@シェルナカムラのブログ

セブカントリークラブの5番ホールと6番ホールの間に

あるプルメリアの花。TM氏によればフィリッピンでは

カラツチの花と呼ぶそうである。以前はこの花の手前に

5番ホールのグリーンがありましたが、今は改良されて

6番ホールのティーショト横になりました。


前回来た時にミセスポンセの墓参りに行きたく

思いましたが、忙しさにかまけて行けませんでした。

今回はノートにしっかり書き込み忘れないように

心がけました。

彼女をセブのハハと自認してる割には親不孝な息子です。


③ミセスポンセとミスターポンセの墓。
@シェルナカムラのブログ


@シェルナカムラのブログ

お二人の眠る墓はQUEEN CITY GARDENと云う

プライベート墓苑にある。

昔、セブのことをQUEEN CITY OF PHILIPPINES

と呼んでいたいたそうである。

これに因んでこの名がつけられたと思う。

入口の花屋で赤と白の花を盛り付けてもらい献花。


墓苑の中でもひときわ広い墓地に大きい墓です。

墓前にたたずむと“ダイダイ”と呼んでくれたママさんの

やさしい声が昨日のことのようによみがえります。
ミセスポンセと私との関係は次の機会にでもお知らせ

したく思います。


私が貝のビジネスに携わって40年になります。

その間に知りえたことは僅かですが、出来うる限りのことを

このブログでお伝えしたく思います。

少しでもお役に立てればと願っています。


さて、今回のフィリッピンでは先ずオオムガイで出来た

ハート型のパーツを手にいれました。

今までこの型のパーツはギングチサザエで作られたのは

仕入れましたがオオムガイは初めてです。


④オオムガイで出来たハート型のパーツ。
@シェルナカムラのブログ
非常にきれいです。私の素人写真でもその美しさが

判っていただけるのではないでしょうか。

従来オオムガイを使ったパーツは数多く作られていましたが

ハート型は初めてみました。



⑤水牛ボーンとホーン、ココシェルのカメのパーツ。
@シェルナカムラのブログ
これは3月に作ったパーツですが、今回は左肩の穴の

位置を頭に横から貫通して開けるように指示して

各200個づつ注文しました。


今回はオオム貝ハート以外に新しい物は仕入れませんでした。

白蝶貝の15-6cmくらいの磨き、リュウオウスガイのツノの

ペンダント、マツカワガイ、トキワ貝、ムカデソデ貝、ハート貝

などを特別に仕入れました。

あとは従来の貝のヒーシー、ウッド、水牛のビーズなどです。


⑥ソデボラとゾウゲバイ貝
@シェルナカムラのブログ

こらは以前バリ島から上のような状態で仕入れたものです。

1度目は私の希望通りの型で送ってくれましたが2度目は

上のような状態で送られてきました。

台には黒檀が使われています。しかしあまりにも台の方が

大きくてバランスがよくありません。

下が今回フィリッピンで修正させた物です。

バリの彫刻品には黒檀がよく使われていましたが今では

貴重品化しているのでしょうかあまり見られなくなりました。

黒檀はスマトラ島産がバリ島に入って来ていると以前

聞きましたが。


一昔前までは、フィリッピンでは電話回線数が少なく、

電話を引くのも大変だったですがその問題も解消され、

その上携帯電話の普及により随分便利になりました。

各職人に2,000円位(中古)の携帯を持たせ

プリペイドカードを買わせておけば日本から直接連絡が

とれるようになりました。

ときどき職人のカード残数がなくて通じない時もありますが。


それにPCの普及も進んできています。しかしこれもごく

限られた家庭で、私の取引している貝、ウッドの職人達には

まだまだ遠い存在です。

やはり30数年来取引のある業者のFAX,、PCに頼らざるを

得ません。


今、私が気になっていることは中国資本がフィリッピンの

白蝶、黒蝶貝の原貝を買い占めていることです。

買い占めていると云うより中国のイケチョウ貝(ドブ貝)との

バーター取引(物々交換)が多いです。

白蝶、黒蝶貝とイケチョウ貝の価値観の差は

比べようもない位の差があります。

事あるごとに彼らにその違いを伝えているのですが。

この状況はインドネシアにも同じことが云えると思います。


台湾では体調が思わしくなく、紹興酒も台湾料理も

堪能できず帰国しました。


今回の体調の悪さがいよいよフィリッピンとの付き合いも

終盤にきていることを肌で感じます。



先ずお詫びしなければならないことがあります。

8月のブログで37年前にプカシェルを27万本

扱ったと書きながら、それ以前のブログで15万本

と違った数字を報告したことです。


37年前のプカブームの当時、サンケイ新聞の取材を

受け、“今は10万本でも15万本有っても足りない”と

答えたことが記事になりました。


この数字が頭にあって軽率にも以前のブログで

15万本と書いてしまいました。

この年に扱ったのは27万本が正しく、15万本は

間違いです。

慎んでお詫びと訂正をさしていただきます。

申し訳ございませんでした。


商売柄ときどき他社さんのネットを拝見さして

もらっています。

その中にやはり白蝶貝、タカセ貝、マベ貝について

混同されて売られていることが有ります。


①白蝶貝の磨き
@シェルナカムラのブログ
左が外側、右が内側です。フィリッピンの白蝶貝

ですので外側が黄味がかっています。

いわゆる黄蝶貝(gold-lip)です。

②タカセ貝の磨き
@シェルナカムラのブログ
原貝を磨いたもので漂白以前のものです。

バックが同色ですので判りづらいですがまさに

カフェオレの色です。


③タカセ貝の未洗いの貝です。
@シェルナカムラのブログ
縞模様は白と赤みがかった模様です。


④マベ貝(茶蝶貝)です。
@シェルナカムラのブログ
左上が皮のついた原貝で右が磨いたものです。

タカセ貝のベージュ色(原色)より濃い茶色です。

薄い貝でとてもビーズを作ることは出来ません。


以前にも書きましたが台湾、中国側ではタカセ貝

でのパーツ等をMOP(mother of pearl)商品と

インボイス上によく表記してきます。

これを信用してタカセ貝商品を白蝶貝商品として

売られているようです。


上の写真でお判りのように白蝶貝は2枚貝で

タカセ貝は巻貝です。

タカセ貝の表皮を取り除いて磨きますとベージュ色

です。

あるネットでは“カフェオレ”と命名されていましたが

見事な表現と感心しました。


これを漂白しますと若干黄味かかった白になります。

しかし一部分に乳白色の斑点(石灰質)が残ります。

この乳白色の斑点の裏側(反対側)に一部白蝶貝

のような半透明の真珠層の光沢があります。

これは原色のベージュ色の時にもあり、いくら漂白

しても残ります。


⑤タカセ貝の丸玉。
@シェルナカムラのブログ
左が原色(ベージュ色)、右が漂白した丸玉です。


時には漂白したタカセ貝の表皮はピンク色、

グリーンの色を放ちヤコウ貝との見分けが難しい

貝もあります。温かい色合いでです。


なお、われわれはタカセ貝と呼びますが学名上の

和名はエビスガイ科のサラサバテイラです。

エビスガイの仲間は沢山いますが、たぶんエビス

さんの帽子に似ているからと思います。


他方の白蝶貝はビーズにしても透明色の真珠光沢

をしています。冷たい色合いでです。

白蝶貝はオーストラリア、フィリッピン、インドネシア

方面で採れますが、オーストラリアの白蝶に対し

フィリッピン方面の白蝶は表面が黄味かかており

黄蝶(gold-lip)と分けています。


白蝶貝、黒蝶貝、茶蝶貝(マベ貝)、池蝶貝は2枚貝

を開くと蝶に似ているからでしょう。

ただし2枚貝を開くとほとんど蝶に似ていると思い

ますが。


ネット上で白蝶貝ビーズと表記されているのは全て

タカセ貝ビーズで私は本当の白蝶貝のビーズを

見つけることはできませんでした。


白蝶貝のビーズは二枚貝の蝶つがい部分の肉厚の

ところでのみ可能です。

むろん中国でも白蝶貝のビーズは作られています。

大体10mmくらいの丸玉を作っています。

これは真珠の核に使うかイタリアに輸出されています。


⑥白蝶丸玉と勾玉
@シェルナカムラのブログ


⑦タカセ丸玉
@シェルナカムラのブログ

⑥は白蝶貝丸玉12mmと勾玉です。

40-50年前の日本製です。

今、日本でこの12mm玉を持っている方は非常に

少ないはずです。

現在、2ー300個くらい持っていますが私は余り興味

がありません。

白蝶には白蝶の、タカセにはタカセの良さがあります。

私はそれぞれの貝の特徴を生かしてパーツ作りを

しています。

⑦はタカセ貝の8mm丸玉です。玉の一部に白い麩

(石灰質)が見られます。これがタカセ貝の特徴です。

素人写真ですので二つの貝の特徴を撮ることが

できていませんが実物を見比べれば判然とします。


下の⑧の写真を見ていただければお判りと思います。

この色が白蝶貝の色です。これも40年以上前に

日本で作られたものです。


⑧白蝶菊彫り60mm
@シェルナカムラのブログ
(原貝はオーストラリア産の白蝶貝です。)

タカセ貝の漂白以前のベージュビーズを茶蝶貝と

表記されているのも見ましたが、茶蝶貝(マベガイ)

はもっと茶色で薄くて2mmのビーズでも作るのは

難しいです。


⑨タカセ貝カメ
@シェルナカムラのブログ
タカセ貝こげ茶のビーズを茶蝶貝と

表記されているのも見られました。

こげ茶色は染めでなくてタカセ貝を硝酸で焼いて

変色させたものです。


これらが誤解のもとに間違って表示されてネットに

流れていることが気になります。

購入された方は当然別間違った貝名を信じるでしょう。


私もある展示会で経験したことがあります。

いくらこれは白蝶貝ではなくてタカセ貝と云っても

中国で白蝶貝と云われたと言って聞き入れて

呉れなかったものです。


インターネット社会におきましては不特定多数の方に

瞬く間に広がる怖さがあります。

貝に限らず他の商品についても同じことが

言えるでしょう。それと原産地国の表記にも違ったのが

多々見られました。


これらの貝はワシントン条約で規制されている貝では

ありませんがタカセ貝をMOP(白蝶貝)とかマベ貝(

茶蝶貝)と申告すれば税関上でも問題が有るでしょう。


当社のネットではタカセ貝の原色はベージュまたは

ナチュラルと表記しています。


追記;

このブログを書いてから中国の業者にメールを送って

最近の白蝶貝の10mm、12mmの丸玉事情を

聞きましたところ、現在は厚い白蝶貝の材料が入荷

できなくて困難との返事でした。