ブログ -284ページ目

ブログ

保存用

こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓
ぶんか社
発売日 : 2009-12-01









【出会い】
帯広図書館の特設コーナーで出会いました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
もし「身近にがんで余命を宣告された人がいるのなら、少しでも長い時間を一緒に過ごしてほしい、彼女とご家族の過ごし方を見て、残り時間が分かっているからこそつくれる関係というものを見つめ直してもらえたら、と思っています。

だれにとっても、明日のことは分からない、交通事故に遭って、ある日突然、命を失うことだってある、でも、私の場合、余命を教えてもらったおかげで、幸運にも残りの人生をどう生きるか、じっくり考える時間を与えられた、余命宣告は、いかに悔いのない余命を生きるかを考える出発点となった。






【響いた抜粋と学び】
著者の天神亭楽々(街道徳尾)さんは広告代理店などでデザイナーとして働いていたが、十二指腸およびすい臓にがんが見つかり、2007年8月に「余命一年」と宣告されます。余命宣告後に大阪で落語家入門講座に通い、2008年9月よりアマチュア落語家として活動。闘病しながら関西圏を中心に高座に立ちます。

2010年5月19日、惜しまれながらも永眠されました。

彼女の生きた軌跡をたどってみましょう。

「結婚して子どもを産んで、温かい家庭を作りたいな」という答えでした、すごくささやかな、小さな小さな夢です、そんな当たり前のこと、そんな小さなことさえ「夢」になってしまう、がんという病気、余命宣告という現実の重さを改めて感じました。

ここを読んで胸を打たれましたね。別の箇所でも当時付き合っていた彼氏とのエピソードがありました。
※ 結局のところ、落語のことを一切相談していなかったため、破局となってしまったようです。

けして大きな夢じゃない、誰もが掴み取ることができる夢、それすらも天神亭楽々さんには夢物語になってしまったんですね。

人間の体は、気分によってずいぶん違うのかもしれない、だけど、その「気の持ちよう」、つまり悲観的にならず、明るく前向きな気持ちを持ち続ける難しさを、私は当病中に何度も感じることになった。

自己啓発書などでは気持ちに左右されない、気分に左右されない、ということが書かれています。つまりは人間というのは基本的に気分やそのときんも感情、天候等に左右される生き物なんですね。
現在、結果を残しているトップアスリートや経営者というのは気分に左右されない、という超高等技術を持ち合わせているんですよ。

以前の私なら、迷わず治療を優先し、1日でも、1分1秒でも長く生き長らえたいと思ったはずだ、それが、落語を始めて、生きる長さより、その質を少しでも充実させたいと願うようになっていた。

いままでの私は「ひとりでも生きていける」と強がっていた、でも、病気になって思い知ったのは、家族のありがたさだ、一番身近にいた家族が、こんなにも大切で大きな存在だった、といまさらながら気づいた、人間はひとりでは生きていけない、そんな当たり前で、大事なことを、がんは教えてくれた。

このあたりは”生きる”ということを切実に考えさせてくれますね。もしあなたの命が明日尽きるとしたら……?
ちょっと考えてみてはいかがでしょうか?

外部との接触もなく、1日ベッドで過ごしていると、世界に自分だけが取り残されたような気持ちになってしまうのだ、みんなは会社で、家で、社会とつながって生活をしている、でも私の生活は病院がすべて、看護師さんや先生以外だれとも話さない日だってある。

大学生のときに治験ボランティアというのに参加したことがあります。健康診断と3泊4日を2回することで9万3千円もらったことがあります。
大金をもらえる裏には……病院のベッド上での生活を余儀なくされて、楽しみは3度の食事のみ。入浴は4日のうち一日だけ。終了したあと、外に出た時の解放感と空気のうまさ、これは格別でした。

また、大学4年生のときの実習では知的障がい者施設に実際に泊まり込みました。これも1週間施設にいると、外に出るときの解放感は格別でした。
※ しかし、施設にいるお客様たちはこの生活が当たり前なのです。1週間経っても外に出られるわけではありません。

もし、寿命に十分な余裕があって、当分は生きていける身なら「一時期、髪の毛がなくても」と我慢できたと思う、でも、明日の命の保障さえないいまは、無残な姿をさらさない程度の治療にとどめておきたかった。

これはなんとなく共感できますね。僕たちの仕事でも同じことが言えそうです。余命宣告されていなくても、高齢になり80歳、90歳と年齢を重ねれば、僕たち若い世代に比べれば”死”が隣り合せです。

人生の最終章をどう生きるのか、僕たちがどう支援するのか、というのは大事な問題なのだと思います。


【その他がんや死に関する書籍】
余命1ヶ月の花嫁 [単行本]
ガン再発す [単行本]
死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫) [文庫]


ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。

ぶんか社
発売日 : 2009-12-01
おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 難波義行
こう書房
発売日 : 2011-02-04









【出会い】
GEO音更店で出会いました。


【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
売れっ娘の条件は、美貌ではなく、「会話」と「接客」のプロであること。夜の世界ならではの、人材育成術・接客術の秘密を余すところなく大公開。

夜の世界から、コミュニケーションの手法を学びましょう。また、人材育成の面も大変参考になります。経営者や中間管理職必見です。
※ 夜の世界と軽蔑することなかれ!


【響いた抜粋と学び】
著者の難波義行さんは東京都在住の水商売専門コンサルタント。お店の経営指導のほか、会話のシミュレーショントレーニングを通じ、ホステスの接客指導にあたる。指導したホステスは500人以上です(執筆当時)。

水商売のプロフェッショナルですね。


ホステスの仕事は、お客と議論して自分の主張を通すことではなく、お客を楽しませることです。

当たり前だろ!! って思うかもしれませんが、これってなかなかできないことなんですよね。本書の例ではお客さんが映画を見た話をしてきたけれど、あなたも見たことがあってつまんなかったとき、という設定です。
そんなときどうするのか? 当然のことながら、
「あの映画つまんなかった」
と話すのはNGなわけです。これはお客様主体ではなくあなた主体になっています。ではどうするのか?
「わたしも見たんだけど、どんなところがよかったの?」
と聴いてみることですね。

すると、どうでしょう、お客様はあなたによかったところを話してくれますよね。お客様がしゃべって満足してもらえたら最高です。

お客はお酒を飲むと、冷静な判断ではなく、勘で、楽しそうなお店を選びます、結果的に、いい思い出のある、そこに行かないと味わえない楽しみを求めて、なじみの小さなお店に行くのです。

デイサービスにおいてはお酒を提供するところは少ないでしょうが、抜粋部分は参考になります。お酒は入らなくても、僕たちのお客様はデイサービスにくるときに、
”そこに行かないと味わえない楽しみを求めて”いると考えられないでしょうか?
今日一日を楽しく過ごしたい、と考えているのではないでしょうか?

食事・入浴・排泄などの介護は基本にありますが、その前提には
「楽しい」
が必要ではないでしょうか?


商売とは、「お客の喜び」と「自社の利益」のバランスで成り立っています、ですから自社の利益をアップしようと思えば、いままで以上にお客のニーズを探り、より喜んでもらえる商品を考えるのが商売です、そうすれば自然に、または喜んでお金を使ってくれます。

ホステスの仕事は、ライバルに勝つことではなく、お客に喜びを与えることです、そして給料はお客からむしりとるものではなく、お客の喜びの代価としてもらうものなのです。


このあたりは介護施設でも同じことが言えそうですね。特に下の抜粋に僕は共感しました。施設によっては介護職と看護職が対立しているところもあるんだとか……? 僕が学生時代実習に行った施設はそうでした。

これってすごくくだらないことだと思いませんか? いったい何のために対立しているのか? 誰のための施設なのか? 介護は間違いなく、そこにいるお客様のために必要なことです。考えが合わなくて共感できないことがあったとしても、それはそれです。
介護職に勝つこと、看護職を打ち負かすこと、ケアマネをぎゃふんと言わせること、そんなことどーでもいいんですね。

まずはお客様の喜びを考えることなんですね。

ホステスという仕事は、人間関係のみで成り立っているといっても過言では「ありません、ホステスは、上司や同僚やお客に好かれれば、仕事ができる人と評価されます、なぜなら、それが仕事だからです。

これは介護施設も近いですね。人間関係が仕事の8割を占めていると個人的には思っていますが……どうでしょう?

ときどき夢と現実の区別がつかなくなって、大借金をしたりストーカーになる人がいます、しかし、それはパチンコ屋や飲み屋が悪いのではなく、その人の性格が異常なのです、仮にパチンコ屋と飲み屋をこの世から無くしても、彼らは薬や性風俗店におぼれて、同じ道をたどるでしょう。

これは共感します。夜の商売を目の敵にしても仕方ありません。問題を起こすのはその人自身に問題があります。

不満の多い娘はもっといりません、お店やほかのホステスの悪口を言う娘は、お店の和を乱します、こういう娘はたいてい、自分の権利を主張するだけで、自分の義務を果たす努力をしません、ですから、いざというとき役に立ちません。

これは読んでて
「そうそう!」
と声をあげそうになりました。

これは介護業界でも同じことが言えます。愚痴や不満の多い職員は施設の和を乱します、と言われても過言ではないでしょう。

僕自身が昔そうだっただけに恥ずかしい気持ちでいっぱいです。


【編集後記】
本日は朝一で担当者会議です。そのあとは昨日に引き続き、月末の書類整理です。早め早めにやっていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。



著者 : 難波義行
こう書房
発売日 : 2011-02-04