成功の要諦/稲盛和夫 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 稲盛和夫
致知出版社
発売日 : 2014-11-25









【出会い】
ザ・本屋さんWOW店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
いまや日本を代表する経営者である稲盛和夫氏。その稲盛氏はこれまでに約9000人の経営者に手弁当で経営の指導をされてきた。それほど多くの経営者に慕われてきたのは、経営のノウハウを伝えてきたからではない。稲盛氏は言う。 「会社を成功させて有名になったりお金持ちになったり、そんなことのために人生があるのではない。人生を生きる意味とは、まさに自分の魂を磨くことにある」 本書は稲盛氏が五十五歳から81歳までに行った六度の講演が採録されている。そこには一貫して、いかに人生を生きれば運命を発展させることができるか、その要諦がつぶさに語られている。 第一講は昭和62年の講演で、京セラ創業28年、第二電電起業から3年目のエネルギッシュな時代だった。そして第六講は平成26年、日本航空の再建を果たした直後の講演だ。その間、実に27年間に及ぶが、普遍の哲理は決して古びることはなく、むしろ経験と年齢によって深まっていく。稲盛氏の成功哲学がここに凝縮されている。

【響いた抜粋と学び】
著者の稲盛さんは鹿児島大学工学部卒業。34年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、平成9年より名誉会長。昭和59年には第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任、平成13年より最高顧問。22年には日本航空会長に就任し、代表取締役会長を経て、25年より名誉会長。昭和59年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰しています。また、若手経営者のための経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成に心血を注ぎます(執筆当時)。

燃える闘魂/稲盛 和夫
新版 敬天愛人 ゼロからの挑戦/稲盛和夫  
「成功」と「失敗」の法則 /稲盛 和夫
全員で稼ぐ組織 JALを再生させた「アメーバ経営」の教科書/森田 直行
稲盛和夫流・意識改革 心は変えられる――自分、人、会社全員で成し遂げた「JAL再生」40のフィロソフィ

本書を通じて、人生をど真剣に生き運命を切り拓いてきた人の英知の言葉に触れ、自らの人生を向上発展させていく人の一人でも多かからんことを祈念して止みません。

介護の世界でも自分の信念や会社の理念、は大切です。お客様への介護をする上で”心”の部分は大切ですね。

社風というのは何とはなしにできてくるものですが、実際には、企業の中にいる従業員が醸し出す心の反映なのです、あるいは、授業員が持っている意識がつくり出しているのが社風です。

トップが本当に「こうあありたい」と描く思いが理念になり、その理念を常に社員に話すことで、社員がようやくそれを信じてくれる、トップが持っている思いというものは、大変大きな影響力があります、同時に、社員みんなが持っている思いが会社の雰囲気、社風をつくるわけです。

これは納得です。
介護現場もまったく同じで(当たり前ですが)、集まった職員が会社の雰囲気を作るのです。

で、その職員を集めてきたのは誰か? というとトップだ、ということです。

「どうしても成功したい」という強烈な思い、持続した思いというものが成功に導いていきます、しかし、自分自身のエゴを源にして出た思いだった場合には、一時的な成功はしますけれども、永続的な成功はしないのだろうと思うわけです。

自分自身だけよければいいというエゴ、本能心から強い思いが出てくると、それは主観的で利己的な心ですから、それを達成するためには、必ず迷惑をかけていきます、他人を踏み台にしたり、いろいろな方との摩擦を起こす、つまり周囲を犠牲にしながら成功していきますから、必ず反作用が出てきます。

企業が儲かるか儲からないかではなく、ましてや自分が損か得かということでもなく、人間として何が正しいのかを基準にして判断をしていく、またどんな障害があろうと、その正しいことを貫いていこうと思うと宣言したのです。

従業員が喜ぶようなことをしてあげれば、従業員はさらにハッスルして頑張ってくれます、だから会社はよくなります、お客さんに喜ぶようなことをしてあげれば、お客さんは会社を応援してくださいます、だから会社はよくなるのです。

経営は哲学だ、と稲盛さんは話します。

そして、これは介護の世界ももちろん、同じです。介護はもっと人間と人間の関わりが多くなるので哲学と実践となるでしょうね。

人間として正しいことを基準にして、物事の判断をすべきであるということです、それは損得勘定でもなければ、戦略戦術論でもありません。才能がある人ない人、そして障害を持った人、いろいろな人が世の中に生まれ出てきて、その人たちが皆、世のため人のために尽くすことによって社会が生まれていくようになっているのです、それなのに、いくら才能があるからといって自分の才能を全部自分のために自由に使ったのでは、世の中は不幸になってしまいます、才能を私物化してはいけないのです。

私たち一人ひとりが生まれてきた人生の目的が、世のため人のために尽くすことです、仏教では一燈照隅といいますが、どんな人でも何がしかの素晴らしい役割を持って生まれてきたわけです。

人生の目的とは、「心を高める」ことです、「心を純化する」「心を浄化する」「人間性を高める」「人格を高める」、すべて同義語ですが、これらが人生の目的です、波乱万丈の人生で、さまざまな現象に遭遇し対処しながら、人間性を高め、自分自身の魂を磨いていく、これこそが人生の目的なのです。

足ることを知らない欲望を貪欲というのですが、貪欲を含むさまざまな煩悩を抑えるのが、持戒なのです。

人間としての正しさ、って堅いことではなくて

・人を傷つける嘘をつかない
・挨拶をする
・目上の人を敬う

だとか子供の頃に何度も聞かされたことなんですね。

介護のコンプライアンスも同じ話なわけで、人間としての正しさをまずやる、ってことなんですね。

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【編集後記】
本日は妻が夜勤のため日中帯は次男と出かけます。ゲーセンに行きたいようですから行ってくるかな。おにぎり持参です。

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著者 : 稲盛和夫
致知出版社
発売日 : 2014-11-25