社員もパートもみずから動き出す「心の報酬」の与え方 /中昌子 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
30代で人生を逆転させる1日30分勉強法/石川和男 の石川和男さんの紹介で中昌子さんから献本していただきました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
心からわき上がる笑顔と働きがいを持った「わくわく社員」を増やすために、そして、みなさんが「わくわくリーダー」になるために、本書がお役に立つことを願っています。

現在経営者、中間管理職のあなたが読むと効果大です。特に小売業や医療福祉業界など人と接する仕事をしているあなたにオススメです。


【気になった抜粋】

もし部下の失敗をおそれるあまり、部下に仕事を任せることができないのだとしたら、その失敗に応じた対策をあらかじめ用意しておけばいいのです、そうでなければ、いつまでたっても部下は成長することができません、「自分でやったほうが早い」という考えと言葉は禁物です。

立派な理念や素晴らしいビジョンも、従業員に具体的なイメージで教えていなければ、彼らは実行に移せないということです。

私は、すべての従業員に「〇〇のため」を見つけてほしいと願っています、「〇〇のため」が変われば、行動が変わるからです。

リーダーの能力ではなく、リーダーの努力と情熱にこそ、部下はついてくる、そんなリーダーがそばにいると、部下達は、この人のために頑張ろう、先輩のようになりたいと、モチベーションを高めていきます。

【響いた抜粋と学び】
小売業は35.8%、医療福祉業界などは38.6%という高い離職率に苦しめられています。

まずは基礎知識から。他の業界がどのくらい離職率が高いのかわからないのですが、医療福祉業界は5人に2人は辞める割合ですね。職員が定着しない、というのが数字で見て改めてわかります。

誰にも働きぶりを認めてもらえない職場では、仕事に向かうモチベーションを維持できません、そこでリーダーの出番です、リーダーが、従業員に声をかけることで、期待感を伝え、感謝を伝え、そして承認することで、「役立ち感」を生み出すのです。

比較的男性というのは自分が頑張ってる、すごい俺、という感じでモチベーションを持続させることができる、と聴いたことがありますが、半永久的にできるのかどうかというと疑問符が出てきますし、組織においてはそのような個人プレーでモチベーションを持続させるのも寂しいものです。

そこで、必要なのがリーダーです。何をするかというと、声をかけるのです。期待感、感謝、承認……あれ、
部下を育てる「承認力」を身につける本/吉田幸弘 にもそういえば書いてあったなぁ。

ポイントは、〇〇さん、と冒頭に相手の名前を必ず入れることです、名前を呼ぶことは、お互いの心の距離をぐっと縮めてくれる大事な要素です。

介護現場において、耳が遠いおじいちゃん、おばあちゃんに比較的話が聞こえるようにする方法があります。それが冒頭に名前を入れることです。
人を動かす/D・カーネギー にもありました。世界中にある言葉で一番あなたが好きな言葉、それが自分の名前です。

たとえば、「神経質だね」という言葉と「几帳面だね」では、印象が180度変わります、同じように、「仕事が遅いね」ではなく「少し丁寧すぎるね」を、部下を指導するときも、こうした気遣いがあると素直に聞き入れてくれます。

言葉の選び方は気をつけたいところです。介護現場のお客様には「うつ病」の診断を受けている方もいますし、診断がなくてもネガティブに捉えがちな方もいます。同じ言葉でもマイナスに捉える方もいます。相手に合わせて言葉を選ぶ必要がありますね。

100点満点から一人分をマイナスして、99点? いいえ、そんな甘い点数はつきません、100人中、たった一人の気がゆるんでいるだけで、舞台全体が質の低いものに見えてしまいます、その結果、99点どころか、0点にまで落ち込んでしまうことだってあるかもしれません。

ホント気をつけないといけませんね。僕たち介護職からみれば100人いるお客様の一人と見えるかもしれませんが、お客様にしてみればたった一人です。一人を大切にできない介護現場が100人を大事にできるのか?答えは……わかりますね。

職場における楽しさとは、従業員が笑顔で、働きがちを持ち、いつも生き生きと働いている様子のことです、従業員どうしのコミュニケーションも良好で、なんといっても職場の雰囲気が明るい、これが職場における楽しさです。

楽しさと”楽をする”……手を抜くを混同しないようにしたいですね。笑顔で働きがいをもって生き生きと。なんといっても従業員が楽しくしているのがお客様にとって嬉しいと思うなぁ。



【編集後記】
今週は6連勤です。その間に朝の読書会、介護保険審査会、図書館での読書会と充実した日程となっています。わくわくです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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