人を動かす/D・カーネギー | ブログ

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おはようございます。


十勝・帯広で

「早起き」、「読書」と

言ったら一番なのが

生活相談員兼

介護支援専門員の

岡本大輔です。



新年も朝早くから

お越しいただき

ありがとうございます。



今年の生活目標は

読書10万ページ達成!

(目安は年間500冊読破)


早起き・・・朝4時起きの継続です。



資格取得に関しては

・複式簿記3級

・福祉住環境コーディネーター1級


の取得です。



朝活読書会では

年内に50回目を迎えると

思いますので、

仲間と一緒に成長し

十勝・帯広の経済成長に

貢献できる人材になります。




さて、そんな新年の始まりに

相応しい一冊は何か?



実は昨年の僕の誕生日

記念すべき30歳の誕生日に

紹介した書籍


「道は開ける/D・カーネギー」


のときにチラッと話しました。


タイトルの通り

世界的ベストセラーである

カーネギー大先生の書籍


「人を動かす」



今年の始まりは

この書籍の紹介からはじめます。


僕たち福祉職が

お客様との関わりで、

仲間との関係作りで

気をつけたいこと。

それが・・・


他人のあら探しは

何の役にも立たない。

相手はすぐさま防御体制をしいて、

なんとか自分を

正当化しようとする。

他人からの賞賛を

強く望むと同じ強さで

他人からの非難を恐れる。


認知症だとか

そんなこと関係なく

人間は、相手からの

非難を恐れています。


高齢になれば

心身ともに20代の頃に比べれば

誰しもが低下し、それらが

目立ちます。


非難される要素を兼ね備えて

しまうのです。


だからこそ、僕たち福祉職は

お客様の今出来ること・・・

現有能力に着目して、

これからできそうなことを

一緒に探して実現していく

手助けをしてくのでしょう。



仲間との関わりにしても

同じです。すべてのスタッフが

同じレベルなわけがありません。


職種の違い、経験の違い

年齢の違い・・・


違いがあるのです。


その中で

共通するのが非難を恐れること。


僕たちは仲間なのです。

認め合うのです。


お客様に実行する前に

仲間に実行しよう。


強く思いました。




人に好かれる一番簡単で

わかりきった、

しかも一番大切な方法は

相手の名前を覚え、

重要感を持たせること。

先日、僕は行きつけの

美容室に行って金髪にしました。



その美容室で今年から

入社したスタッフがいます。

何度か挨拶はするも

担当の美容師は違うこともあり、

僕はその人の名前を

知りません(覚えていません)。



しかし、先日僕がそこへ行くと

なんと、そのスタッフから


「岡本さんは何冊くらい

本を読むんですか?」


と名前を呼ばれたのです。


考えてみれば

その美容室の会員カードを

事前に渡しているので、

そこにある名前を見れば

スタッフから僕の名前を呼ぶのは

わけはないのですが、


やっぱり自分の名前を呼ばれるのは

うれしいのです。


「お客様」と呼ばれるより

自分の名前で呼ばれる方が

嬉しいのです。



僕たち福祉職は

なんと幸運なことに

これから利用するお客様の

名前や情報を事前に知ることが

できるのです。


このアドバンテージは大きいです。

ぜひ活かしましょう。


自分が犯した誤りを

認める勇気には

ある種の満足感が伴う。

苦しい言い訳よりも

素直に誤りを認める・・・

負けるが勝ち。


仕事でもプライベートでも

失敗をすると、

失敗したのはかっこ悪い

恥ずかしいと


その失敗を隠したくなることは

多々あります。


事故報告書などもそうです。


僕だけがその現場にいると

やっぱり、


「俺が黙っていれば

ばれないなぁ」


と思うことが

残念なことにあります。


隠さないで


もちろん、

しっかり報告します。



誰にでも失敗はある。

大事なのはその失敗を

受け入れるのか?

そして、成長するのか。


それとも逃げ続けて

退化するのか?



僕は前者を選びます。


あなたはどうしますか?


命令せずに意見を求める。


最後に人を動かすには

命令よりも意見を求める。


子育てでこれは実感します。


「勉強しなさい!!」


と子どもを怒りつけるより、


「この前の漢字のテストで

書けない漢字が多かったよね?

書けるようになるにはどうしたら

いいと思う?」


と聞いて


「書き取りをした方がいいと思う。」



と答えてもらった方が


子どもも親もお互いが

気持ちよくいられる。


それは感じています。



子育てだけでなく


仕事もきっとそうでしょう。


命令<意見を求める。


早速実践していこう。



今年もよろしくお願いします。




デール カーネギー,Dale Carnegie,山口 博
創元社
発売日:1999-10-31


チェック項目10箇所。自分のことさえ自分で思うようにはならない。他人のあら探しは何の役にも立たない。相手はすぐさま防御体制をしいて、なんとか自分を正当化しようとする。他人からの賞賛を強く望むと同じ強さで他人からの非難を恐れる。人に好かれる一番簡単でわかりきった、しかも一番大切な方法は相手の名前を覚え、重要間を持たせること。人に嫌われたいのなら・・・相手の話を長く聞かない、終始自分のことだけしゃべる、相手が話している間に何か意見があれば、すぐに相手の話をさえぎる、話の途中で遠慮なく口をはさむ。自分のことだけしか考えない人間は教養のない人間。人を説得したければ、相手に気づかれないようにやることだ。理屈どおりに動く人間はめったにいるものではない。たいていの人は偏見を持ち、先入観、嫉妬心、猜疑心、恐怖心、ねたみ、自負心などにむしばれている。自分が犯した誤りを認める勇気にはある種の満足感が伴う。苦しい言い訳よりも素直に誤りを認める・・・負けるが勝ち。命令せずに意見を求める。犬を殺すには狂犬呼ばわりすればよい。