昼の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の本棚で出会いました。昨日のクビでも年収1億円/小玉歩
とは対を成す書籍です。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
部下の指導がどうもうまくいかない、甘やかすのも良くないが厳しくすると嫌われるのではと恐れているーーそんな上司、先輩サラリーマンたち、会社のどこが間違っているのかがわからないーー経営者たち、私は、この本をそういう人たちに向けて書きました。
サラリーマン生活の快適度が高まることを保証いたします、さらに、サラリーマンの本質がわかるようになることも保証いたします。
クビでも年収1億円 (角川フォレスタ) [単行本]
とは違って、サラリーマンの本質……組織の歯車になることであなたの今の仕事の素晴らしさを説きます。
誰でも彼でも独立・起業できるわけじゃない!!? 組織の一員として喜んで働くことが幸せであってもいいはずだ! そんな叫びにお答えします。
【気になった抜粋】
人は必ず群れを成します、人が複数集まれば、いくつかの集団ができます、その集団が意思を持つようになれば、それは派閥となります、会社で働けば、必ずといっていいほど派閥と接点を持つようになる。
上司も部下も酒が好きならば、どんどん呑みに行けばいいだけのことです、早朝のコミュニケーションのほうが、居酒屋でのそれに勝るという保証はどこにもありません。
学歴主義に強い抵抗感を示しているのは日本だけのような気がします、お隣の韓国をはじめ、エリートは国家の財産であるという姿勢を打ち出している国のほうが多いのです。
安易な世代論は無意味です、それぞれの世代に、良さと悪さがあるのです、安易なレッテル貼りをおして「わかったつもり」になっては、学ぶ姿勢が失われてしまいます。
【響いた抜粋と学び】
「自分らしさ」を常に追求することは、人間として健全な行為であるのは間違いないことなのです、しかし誤解を恐れずに言えば、サラリーマンとは、葛藤しながらも「自分らしさ」を捨ててしまう存在なのです。
サラリーマンの正しい姿とは、個性を捨て、自分らしさにこだわらず、自分の脳を過信せず、歯車になることを厭わない存在となることである。
介護現場でも上司の介護観、施設長や経営者のやり方とあわない、と愚痴や不満をこぼす方がいるかもしれません。基本的には僕たち現場の職員というのはサラリーマンと同じです。介護職、看護職、相談員、全員サラリーマンです。
そうです、サラリーマンな僕たちは自分らしさに拘らず、会社、組織の一員になり、目の前のお客様に最善のサービスを提供するのです。それが健全な姿だといえるでしょう。だから、大きな組織になればなるほど、制服があり、そこに従事する全員が同じ格好、そこにはアイデンティティを感じさせない……。それが組織の正しさなのです。
それが嫌ならどうするのか? 制服を改造する? 髪型を奇抜に? いえいえ、退職してください。
結局のところ、誰かに雇用されるという人生を選択した時点で、自分の意思が通る部分は少ないと自覚すべきです、それが嫌ならば芸能人やプロスポーツ選手や芸術家のようなフリーランスの仕事を選び、なおかつ頂点を目指すしかありません、なぜなら、そういう仕事においてもトップクラスにならなければ、クライアントの意向を気にしなければならないからです。
親と一緒に衣食住を完備してもらいながら、自分のわがままを通そうとしても、それは筋が通りません。会社でも同じです。所属している以上、所属先の指示に従うのが当然でしょう。
あなたの自由にしたいのならば、あなたがフリーランスの仕事で頂点になるしかないのです。
そうなりたい方にはここで記事を止めてクビでも年収1億円 (角川フォレスタ) [単行本]
を読むといいかもしれません。
サラリーマンにとって親に相当するのが会社、もしくは上司です、栄養とは、経験を含めた知識です、上司に身を委ねるということは、知識の取捨選択をすることなく、会社側が教えようとしていることを実践を通して、すべて受け入れるということなのです、すべて受け入れることにより、栄養の偏りの結果生じる虚弱体質になる確率は相当軽減され、成熟した大人、つまり歯車を動かす側の立場を十分に担える偏りのない知識が身に付いた、成熟サラリーマンになる土台を築くことができるのです。
上場企業や長く続いている企業の多くは、労働基準法に則って業務を行っています、コンプライアンスがうるさい昨今では当然のことです、おそらく、新入社員が「ブラック会社」と感じたことのほとんどは、その会社の伝統的な通過儀礼に過ぎないと思われます。
一点ただし書きがあります、栄養を与える側は、腐った食べ物や、心身に害を与える栄養を与えてはいけません、受ける側も吸収してはいけません、言い換えれば、法に触れる指示命令、人に危害を与える指示命令に対してまで社畜になる必要はないということは付け加えておきます。
僕たちサラリーマンにとって会社や上司というのは「親」です。本当の親との違いとしては仕事に大切なこと必要なことを様々な形で教えてくれること(反面教師というやり方もあり)、そして僕たちは親(会社)を変えることができること、です。
子どもが親の言うことを聴かずに育てばどうなるでせようか? たとえ億万長者の親でなくても子どもよりも間違いなく人生経験が豊富で頭が良いです。そんな親の言うことを聴かず、やりたい放題子どもがいれば、社会で生きるための必要な知識が供給されていない可能性は高いのです。
会社に置き換えれば、やっぱり新入社員のあなたや入社3年目のあなた、多くの場合であなたより経験豊富な社長が(親)います。言うことを聴くのが無難です。
ただし、あなたは組織の一員といえど、一人の人間です。法に触れることや人に危害を与えることについては拒否できます。告発は終わらない―ミートホープ事件の真相/赤羽喜六
みたいになかなかできないのかな。
上司を親と考え、会社を自分の家として心に迎え入れてください、まず、上司と会社を信じることから始めるべきです。
著者の藤本さんから最後の言葉です。
まずは信じましょう。相手を信じるからこそあなたを信じてもらえるのです。
社畜は悪い言葉じゃない! 会社の歯車の一部となり最高のサービスを提供するための参考書籍はこちらです。
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社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった―そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ! (KOU BUSINESS) [単行本]
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