部下を育てる「承認力」を身につける本/吉田幸弘 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
リフレッシュコミニュケーションズ の吉田幸弘さんから献本の提案をいただきました。昨日僕の会社に届き、昼休みに早速読ませていただきました。ありがとうございます。
付箋がびっしり!!
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朝4時起きで活動し、圧倒的読書量で介護業界に革命を起こす男のブログ-image



【本書を手にとって欲しい人】
部下を持つ上司、経営者、社長など人の上に立つ人やお父さん、お母さんなど子育て中の親御さん、高齢者介護など福祉の現場で働く人。

人と関わりを持つ仕事をする人にオススメします。
コミュニケーションを円滑にする「承認力」とは何ぞや?


【気になった抜粋】
メンバーが言われたことしかしないのは、失敗したときに報われないと感じるからです、また、報われないと感じるのは、上司が失敗したことばかり言って、挑戦したことを認めないからです、つまり、原因は上司である自分自身なのです。

部下のやる気をくじく「非承認ワード」……「わからない」だけを伝える言葉、「はぁ?」、「言っていることがまったくわからない」「何が言いたいのかまったくわからない」⇒「ちょっと待って」、「教えてもらえるかな」。

人は誰しも、教えを請われるとうれしいものです、誰かに聞かれるということが、自分は皆から承認されているのだという自信にもなります。

信頼関係の浅いメンバーには「アメとムシ」……承認の「アメ」と重要性の低いことは叱らず「無視」する。

叱り方……叱るポイントはひとつだけにする。

メールでのポイント……「知っていると思うけど」「今日もお疲れ様」といった、プラスの承認につながるワードが入っていることで、部下もきつい文面を受け入れやすくなる。

無理にほめ言葉を探すのではなく「見たまま」を伝えればいい、こちらが気づいている、つまり「見ているよ」と伝えるだけでいいのです。

「もったいない」は、ほめながら叱れる便利なフレーズなので、覚えておくといいでしょう。

うなずく速度を相手に合わせる……速くうなずいてしまうと「話を早く終わらせてほしいのかな」と話し手も感じてしまうし、逆に遅いと「本当に聞いてくれているのか」と思わせてしまいます。

相づちでは、同じ言葉を繰り返さない・・・「はいはいはい」「ええええええ」など、同じ言葉を繰り返してはいけません、3回以上、相づちを打つのは、否定の意味にとられます。

部下にプラスの承認をするなら、感情まで共有しなくてはならないのです、腹が立つできごとが起きたら、一緒に怒り、相手が悲しんでいるときは一緒に悲しむべきなのです。

意識的に「ほめるところ」を探す、意識すれば「ほめる」ところも見つかるはずです。

「違うタイプの人がいるからこそいいのです。誰にでも輝く部分はあります。それをひとつだけでも意識して見つけましょう。そして、その部分を認めてあげましょう」

【響いた抜粋と学び】
献本の提案をいただいた時から僕は
人を動かす/D・カーネギー を彷彿させる……と直感していました。「自己の重要感」をキーワードにした世界的ベストセラーを彷彿させる「承認力」。
僕たちサラリーマンが身近に活用できる「承認力」を学び、今日からの仕事、家庭で有効活用しましょう。

部下を承認するポイントを見つけるためにも、部下のことをよく知る必要があります、究極的には、部下の一番のファンを目指すのです、そのためには、彼らの価値観や、得手不得手、好み、趣味などを知っておくのです。

部下や子ども、目の前のお客様(介護現場含む)を承認するために必要なこと、それは相手のことを知ることです。相手のうわべだけでなく、価値観や得手不得手、好み、趣味などを知るのです。

どうでしょうか? 言われてみると、僕は自分の子どもや妻の価値観や得手不得手、好み、趣味などを知っているだろうか? とふと思いました。ここでは僕の子どもや妻について記載するのは割愛しますが、相手のことを知っていますか? いえいえ、知ろうとしていますか?

真逆の意見を受け止める言葉……「そんな考え方もあるね」「そうくるか」「面白いね」「驚いたね」。

まずは意見に賛成でも反対でもないけれど、「そのような考え方もあるな」「なるほどな」と、まずはいったん承認するのです、承認した後に「イエスアンド法」を用いるのです。

「イエスアンド法」については本書を参考にしていただくとして、相手の意見が自分とは真逆で承認に困る! そんなケースが多々あることでしょう。僕はあります。そんなときってどうしたらよいのだろう? と思ったことが一度や二度に限らずありますよね? そんなときに使う言葉が「そんな考え方もあるね」「そうくるか」「面白いね」「驚いたね」です。
相手の意見を否定しないという原則は多くの人が知っていると思いますが、じゃあ実際にどう言えばいいの? と思っている人も多いと思っていました。
早速実践で使います。

部下が安心する3つの「プラスの承認」……外出先から帰ってきた部下には、名前を呼んで声をかける、手をとめて話を聞く。

D・カーネギーの人を動かすにも自分の名前は世界で一番好きな言葉だと言ってましたね。
今日からできる「承認」実践です。朝の挨拶でも部下の名前を呼んでから挨拶するのもいいと思います。
「〇〇さん、おはよう」
「〇〇さん、お疲れ様」

「話を聞くときは手を止める」についてもベストセラー作家である本田健さんがポッドキャスト で言ってました。子どもや妻が話しかけてきたらパソコンでの作業中でもパソコンを閉じると。
パソコンをしながら話を聴いていたら、相手は自分の話を聞くの面倒なんだなって思いますよね。

うなずく速度を相手に合わせる……速くうなずいてしまうと「話を早く終わらせてほしいのかな」と話し手も感じてしまうし、逆に遅いと「本当に聞いてくれているのか」と思わせてしまいます。

高齢者介護の現場では”うなづき”を大事にしたいと思います。抜粋の通りでうなづきのスピードが相手の会話のスピードに合っていないと不信感を与えます。これは相手にもそうですし、第3者が見てもそうです。
担当者会議などで高齢のお客様の話を聴いている専門職の姿を見ることがあります。もちろん、全員ではありませんが、明らかにうなづきが早すぎる方はいます。
あ~、話聴いてないな、面倒なんだなって感じちゃいます。
自分がやらないように気をつけたいです。

【編集後記】
本日はこのあと帯広市倫理法人会の経営者モーニングセミナーに出席します。その後、社長とともに札幌に研修に行きます。


たくさん学びます。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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