本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
妻の最愛の兄の葬儀の日、最期に見たDVDで流れた曲です。先日、そのDVDを見ていて、自然と涙が出た曲が欲しくなり、歌詞をググって曲名とアーティストを調べ、iTunesストアでダウンロードしました。strong>
【曲のテーマ】
「死」に直面した時の想い。
【岡本大輔の視点】
「死」に直面した人の立場になって考えてみる。
【響いた歌詞と学び】
どうして僕だけが旅立つのか?
もしも僕がいなくなったら最初の夜だけ泣いてくれ。
いつかはみな迎えが来るとわかっていたはずなのに他人事(ひとごと)のようで・・・。
昨年更新した記事、福祉と別れ・・・突然のさよなら も思い出しました。
亡くなった義理のお兄さんは妻の最愛のお兄さんでした。理由があって、北海道を離れているけど、いつかは帰ってくる、子どもの頃から信頼し頼りにしていたお兄さん。
妻からは「あなたに会わせたい」、そう聴いていました。
そして、僕も”いつかは”会える、そう信じていました。
訃報を聴いたのは、今年の1月です。義理の母から連絡が入りました。お兄さんが亡くなったのです。
義母は着丈でした(僕はそう感じました)。なぜなら、最愛の息子を亡くし、我が家に報告を入れるのに、淡々と報告をしていたのです。
僕が同じ立場であれば、同じように淡々と伝えられるだろうか?
程なくして、妻から連絡が入りました。
・・・妻は泣いていました。義理の母から事前に話を伺っていたので、泣きながら話していても内容は伝わりました。
そして、お兄さんが亡くなってショックなことも充分すぎるくらい伝わりました。
歌詞に沿って、想います。
どうして、お兄さんだけが旅立つのか?早過ぎる死。
いつかは誰もが迎えが来る。人が誰もが持っている、唯一絶対の平等、それが「死」です。
でも、忘れていた。僕も死ぬ。妻も死ぬ。分かっているはずなのに、忘れていた。
お兄さんは、ひょっこり顔を出しに帰ってきてくれる。
そう思っていた。疑わなかった。
訃報を聴いたその日、僕は涙が出なかった。義理の兄さんのことを、義理のお兄さんの過去のこと、頼りになること、聴いていたけれど、実感が湧かなかった。
葬儀の日、DVDが流れる。
「もしも僕がいなくなったら、最初の夜だけ泣いてくれ。」
・・・誰よりも大好きだったお兄さんが亡くなった妻は泣いていた。その妻を見て、僕の眼からも自然と涙が出ていた。
どれだけ悲しいか、どれだけお兄さんが大切で、どれだけお兄さんが頼りになったのか、僕にはわからない。
でも、お兄さんが亡くなって心の底から悲しい、死の現実を受け止められない辛さがあることだけは僕にも伝わった。
だから、涙が出た。涙が止まらなかった。
最後に、あなたの貴重な5分をいただいてもよろしいでしょうか?
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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