おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館で発見して、その場で読んできました。
【本書のテーマ】
世界、日本に存在した最低最悪の仕事の数々。
【岡本大輔の視点】
高齢者介護の仕事は最高!
【気になった仕事】
ツケボクロ師・・・ホクロがあると肌の白さが引き立つ。
移動便器屋・・・ポータブル便器の有料、プライバシー保護のためマントで全身を包み隠す。
猫のノミ取り・・・昔は人の手で取っていた。
【解説したい仕事】
反吐収集人・・・ローマ帝国の貴族は美味しいものをお腹いっぱいに食べるだけでなく、食べたらすべて吐き、胃がスッキリしたところでまた食べていた。
ローマ帝国の貴族達の贅沢の極み、それが美味しい物を食べ続けることです。
その手助けをするのが、”反吐収集人”、つまりゲロ集めですよ。食事の場所でゲロを吐いてそのままにしたら、ゲロ臭にまみれてせっかくのご馳走が台無しです。
反吐収集人が貴族の、誇り高き貴族の”ゲロ”をせっせと集めて、捨ててくる。
贅沢の極みを維持するために必要な仕事だったそうな。
御便器番・・・王のシモのお世話全般、高級貴族でなければ就けなかった(地位と給料高い)。
高齢者介護に似通った仕事です。御便器番は王様のお尻拭き拭き係です。
テメェのケツはテメェで拭け?
いえいえ、王様のケツは他人が拭くんです。しかも、驚くことなかれ、王様のケツです。
誇り高き王様のケツを拭かせていただくことで、地位と給料を両方手に入れられます。
「私の仕事はケツ拭きです!」、なかなか人前では言えない。
そう思われますが、ケツ拭きは当時の高級貴族でしか就くことができなかった誇り高き仕事です。
掘り出し屋(遺体盗掘人)・・・医学解剖のために盗掘されていた。
これは今で言う”振り込めサギ”的な仕事です。ヤミな仕事です。
当時の医学解剖はすべて死刑によって死ぬ悪人のみ行えたため、なかなかデータが揃わなかったのです。
そこで登場したのが、”掘り出し人”です。
ヤミな仕事でも、社会還元率は低くはない。医学の発展と向上のためです。
夜な夜な、土葬された墓場に行って、新鮮な遺体を掘り出してくるのです。
ガードマンが配備されるようになれば、ガードマンすらも買収して遺体集めです。
今、あなたがしている仕事はこれらの仕事よりはるかに上の誇り高き仕事でしょう。
高齢者介護の仕事は誇り高き仕事です。立派な仕事です。
※ もちろん、他の業界も同じです。
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