先日、話題になっていた映画「スターウォーズ フォースの覚醒」を鑑賞してきました。
スターウォーズの重要キャラクターであるジェダイですが、今回は女性のジェダイが初登場し、映画の主役として大活躍します。
まさに女性の時代が到来しつつあることを象徴していますね。
そして新しく登場するキャラクターの中で、人工知能搭載の万能型ロボット、R2ーD2の後継機として登場するBB-8がとても可愛らしくて、世界的に大ブレイクしているようです。。
R2は直線ベースのデザインでしたが、BB-8は曲線主体のデザインで、とても女性的なイメージになっています。
判断する際に悩んだり、バーナーを焚いて親指を立てる人間の仕草を真似たり、人の好き嫌いがあったりと、愛嬌たっぷりのBB-8。
色々な分野の人達、時には専門家の人との出会いを経て、自分が何を知りたかったのかが、ようやく分かってきたのが昨年の暮れが近づいた頃です。
そしてスターウォーズを観ていた時、ハッ?!と思いついたことがありました。
人工知能と人間の意識についてです。
私が考える人工知能を可能にする、現在のチューリングモデルに基づいたコンピュータではない、次世代型AI用のハードウェアやプログラムの話は少し専門的になるので、詳細の説明は省きますが、アルゴリズムを構築にするにあたり、必要となるデータの収集と検証の為には、色々なことが必要となるでしょう。
それを手っ取り早く事を進める手段として、先日面白いことを思いつきました。
今年はそれを実行に移そうと思います。
場所は山形県の観光地周辺(可能ならば朝日町)で、誰でも利用できるような形態で、かつ楽しく。
色々な人がそこに来て、さらには時々は各分野の研究者の方々を招いて、講演会や意見交換会なども開けたら素敵ですね。
朝日岳をビュースポットから眺めたり、夜は山形の美味しい芋煮や肉そば、そして果物を食べてみたりして。
それは一見、人工知能などとは関係ない活動に、外からは見えるでしょう。
しかし、上記の活動(特に人間の笑ったり感動したりする精神的な側面)は大いに関係するのです。
人間の精神活動と人工知能には、切っても切れない関係性があると、私個人としては確信しているからです。
きっと楽しく新しい発見があると思います。^^b
「HAL9000型コンピュータ ー 2001年宇宙の旅より」
自らを停止させようとした宇宙船の乗組員に対して、殺人の罪を犯したHAL9000。
ボウマン船長により強制停止させられ、木星の軌道上を漂い続けたHALは9年後である2010年、開発者であるチャンドラー博士の手により再起動が行われ機能を回復する。
そして乗組員を救うためには、HALがディスカバリ号と共に消滅する必要があるという、非情な宣告を博士から告げられる。
HAL 「本当の事を話してくれてありがとう。」
博士 「当然の事をしたまでだ。私も君と一緒に残ろう。」
HAL 「いいえ、あなたはここに残るべきではありません。」
人間を救う決断をして、自らは消滅することを選択した直後にHALがした最後の質問、
HAL 「一つ質問をして良いですか?」
博士 「なんだい?HAL」
HAL 「私は夢を見ますか?」
この言葉が人間の心を揺さぶり、且つ人間に対する重要な問いかけとして感じるのは、何故でしょうか?