ここ二週間の間、腕に怪我をしたり、風邪をひいて熱が引かない状態にもかかわらず、18日からの豪雪の為、健康時に待望していた除雪を腕の激痛に悶えながら、しかも熱と咳でゼーゼーする中やっていたら、具合が一向に良くならなくて、ブログの更新どころではなかった、朝日町を愛する男、朝日町ネコ会会長の朝日町shellです。
ところで具合を崩す前の1月上旬、名古屋に行ってきました。
目的は名古屋めしを堪能することです。
そして今回、名古屋に来たからには一度、是非食べてみたいと思っていたものがありました。
それはあの世界のイチローが、学校帰りに食べていたに違いない!と評判のカレーを食べることでした。
そのお店は地下鉄東山線の池下駅から、徒歩で10分程のところにあります。
おおっ?!ここがあの有名な愛工大名電高校。
ソフトバンク工藤監督やイチローを輩出した、野球の名門校。
その愛工大名電の前に、お店はありました。
「カレー幸」。
この昭和の匂いがバリバリ漂う店舗を最初見た時、
”ほんまにやってるんかい?”
と思わず言ってしまった自分が、そこには居たのでした。
お店の入口には”営業中”の札が。
ちゃんとやっているようで安心します。
店内に入ると女将さんの、”いらっしゃ~い!!”という元気な声が響きます。
このお店はテーブル席のみとなっておりまして、混雑時は必ず相席となります。
というか、お客が次から次へと入ってくるので、空いている時というのはないのかもしれませんね。^^b
空いている席がある相席テーブルの先客さんに頭を下げて着席すると、すかさず女将さんがお水を出してくれました。
めちゃくちゃレトロな昭和の香りが漂うメニュー。
内容を見ると、
”うおっ!?安っ!!!”ヽ((◎д◎ ))ゝ
カレーライスが350円。
カツカレーが450円?!
今やスーパーリッチとなったイチローの給料で、一体何杯食べられるのだろうか?と考えこむ値段設定です。
取り敢えず、カレー350円を頼むのに気が引けた私は、カツカレー450円を注文することにしたのでした。
待つこと数分、周りでは常連さん達と女将さんの間で、地元のコテコテの名古屋弁が飛び交っています。
”おおっ?!これがネイティブ名古屋言葉か?!”\(゜□゜)/
とちょっとした感動を味わいます。
この独特のリズム感とディープな会話(内容は秘密)は東日本とは全然違いますね。
しかし不思議と一見客に、疎外感を感じさせないのが名古屋弁でしょうか。
山形弁と違い、余所者にとっても名古屋弁は地元民同士の会話でも何を言っているのかは、99%分かります。
(余所者が地元民同士で話している山形弁での会話を聞くと、何を話しているのか半分以上分かりません。県外者が疎外感を感じるとよく言う原因の一つは、間違いなくこれですね。)
そんなことを考えながら、雰囲気を楽しんでいると、”お待たせしました~!!”という声と共についに登場!!
カツカレー450円。
サラダが付いています。
見た目は普通のカレーですね。
しかしこの後、カレーを食べてビビります。
いただきま~す!!^人^
パク!モグモグ・・・・・むにゃむにゃ。
ナニコレ?!(((゜д゜;)))
バカうまやん!!!(・∀・)
実は私、カレーには結構うるさいです。
どんなカレーであっても美味しくいただく事ができますが、それでも味にはうるさいです。
そんな私がこのカレーを食べた瞬間に感じたことそれは、イチローの天才的打撃センスは、このカレーの旨味の深さから生まれたものかもしれないぞ?というものでした。
それくらいに美味しいです。
辛くはありません。辛党の私からすると、とても甘いカレーです。
しかし美味いのです。
なぜだろうか?
と、考えてしまいました。
お店の人に聞こうかと思いましたが、じもてぃー達との会話の間に割り込む隙が見つからず、断念。
カツは小ぶりですけど、充分なレベル。
しかしこのカレー、癖になりそうです。
山形県の朝日町から交通費片道3万円をかけてでも、この450円のカツカレーを食べに来る価値がある!!
(いや、本当にマジで。3月から山形ー名古屋便が一日2往復になることですしね。)
だから今度来た時、もしも空いていたら(可能性は低いかも)、味の秘密とイチローが一番好きだったメニューを聞いてみようと思ったのでした。
ご馳走様でした!!^人^
美味しかったです!!