朝日町shellのランチ ー 支那そば&こてっぱち@はちの屋 | 朝日町shellのブログ

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朝日町の事を中心に書いていきます。
この町には素敵がたくさんあります。

こんにちは。

今回はとても面白いお店に行ってまいりました。

ネット上の色々な書き込みで、”とても個性的、且つ美味しい!”というこのお店の評判を以前から知っていて、寒河江に用事があった際、何回か寄ってみたのですが、いつも駐車場が満車で、その度に諦めておりました。

そんなこともあって、今回は開店時間である11時より前にお店に着いて、開店を待つことにしたのです。

これなら確実ですからね。^^

10時45分頃にお店に着くと、なんと駐車場の半分が既に埋まっているではありませんか・・。

ただ、人が並んでいません。
(゜ρ゜)アレ~?

車の中で皆さん待機しているのかな?と思ったのですが、どの車にも人は乗っていません。

そしてお店の入口には、

”おわりました”の札が。


「この店は開店時間前に終わるのか?!
( ̄□ ̄;)

普通、開店前なら”準備中”だろう?と一瞬愕然とする私。

仮にこの”おわりました”の札が真実ならば、本日のタスクは終わりなので、もしそうなったら朝日町から片道30分かけて開店前に駆けつけた私としては最悪です。

取り敢えず確認をしようと思い、入口からお店の中を覗き見ると、なんと!!お客さんが数人、ラーメンを既に食べているではありませんか?!


もしかしたら当日用のスープが売り切れて、本当に開店前に終わってしまったのか!?
(゜д゜;)

だとしたら、開店前にラーメンを食べているお客さんたちは一体何者なのだろう?ということになります。

入口の扉を開けてご主人に、

「”おわりました”と出ていますが、もう終わったのですか?」

と聞く私。

「いらっしゃい!!まだ終わっちゃいないよ!始まってないんだ!」

という威勢の良い声が・・・。

「・・・・・・・。(無言)」

っちゅうか、上のご主人の説明はどういう理屈なんだろうか?と思いつつ、

「二人なんですけどいいですか?」

と聞くと、

「いいですよ!!」

という気持ちの良いご主人の返事。

この瞬間、一気に緊張がほぐれ、今日の早起きが無駄では無かったことに対し安堵したのでした。



店内に入り早速注文をしようとメニューを見ます。

メニューはシンプルに三種類。

・支那そば  ¥600
・つけめん  ¥700
・こてっぱち ¥600

「すみません、支那そばとこてっぱちをそれぞれ一つお願いします。」

「分かりました!!支那そばはこってり?あっさり?」

「じゃあ、こってりでお願いします。」

そして調理を始めたご主人を見ると、Tシャツの背にはゴルゴ13の顔、そして

”俺の後ろに立つな!!”

という言葉がプリントされていたのでした。



カウンターの上にはプラックペッパー、ホワイトペッパー、そしてなぜかお酢とパルメザンチーズ、ガラムマサラという変わったラインナップが。

すっかりこのお店に興味深々の私は、しばし渋い感じの店内を見ていたのですが、その間に次々と常連さんらしき人達が入ってきます。

勝手知ったる感じで、入口横にある給水器でコップにお水を入れながら、注文をしていきます。

まだ開店前なのに、次から次へと続々と人が入ってきます。

我々以外、全て常連さんのようでした。

ご主人と常連さん達との会話がまた独特で、聞いているととても和みます。

この安堵感は一体何なのだろう?とても興味深い点であります。



そして待つこと10分程、

「どんぶり熱いから気をつけてね!!」

という店主の声と一緒に、支那そばが出てきました。

どんぶりに触ると確かにとても熱いです。


すごくコクがありそうで、みただけで食欲がそそります。

続けて、

「味が濃かったら、このスープで薄めてね!!」

という店主の声とともに出てきたのは、わかめスープでした。


このように味を調整する為の用途も兼ねたスープは、初めての経験です。



では、いただきま~す!!^人^

な、なんとっ!?
\(゜□゜)/

とてもとても美味しいです~。^▽^)/

評判どおりの味ですね。



そして支那そばの数分後に出されたのが、こてっぱちという油そばです。

「下の方からかき混ぜて食べてね、そして麺を食べ終えたらスープを入れるから、カウンターの上にどんぶりを置いといて!!」

と言われました。


まずは一口食べてみると、さすがに油が凄いです。

「しょっぱくない?しょっぱかったら言ってね!」

とご主人が声を掛けてくれました。

「はい、丁度良いです。」と応える私。


この油そば、もの凄く深いです。

癖になるかもしれません。


麺を食べ終わったので、カウンターの上にどんぶりを置くと、目ざといご主人が直ぐにスープを注いてくれました。



油そばを食べた後に飲む、わかめスープは口の中と胃をスッキリとさせてくれたのです。



ラーメンを食べ終えたのは11時15分頃。

お店を出ると、”おわりました”の札はいつのまにか消えていて、”営業中”の札がありました。

11時になった時点で札を差し替えたようです。

たしかに評判どおり、他にはないであろう個性的なお店。

美味しかったラーメンの味も勿論のこと、ご主人の人柄がとても印象に残った、今回のはちの屋さんです。

ご主人の人柄がお客さんのほとんどがリピーターという事象を説明しているような、そんな妙に納得感があったのでした。

とても不思議な感じがするお店、単なる飲食店ではないこの感覚は、他所では味わえないこのお店の味でしょう。

是非皆さんもお近くでしたら、一度行ってみると楽しいかと思います。

言葉でどうこうではなく、体験するのが一番早い、まさに百聞は一見に如かずですね。^^b

ご馳走様でした!!^人^

とてもとても美味しかったです!!

☆☆☆☆☆星5つ!!