最近人工知能関連で想像力を掻き立てられて、無性に新しい事を始めたい気持ちがはやる朝日町shellです。
で、何をしたいかというと、多くの外国人観光客に朝日町へ来てもらって、山登りなどをしながら歴史や文化の話などをしてみたい、ということを考えていたりします。(別に商売にするとかが目的ではなく、純粋に朝日町を体験してもらいたいという動機に基づいておりますです、はい。^^b)
首都圏や有名な観光地に出向いた際、観光客達と話をし、実際の行動を見た結果、アジア系外国人と欧米系外国人では明確な志向の違いがあることが解ってきました。
<ズバリ!!外国人が日本に観光に来て楽しみたいことの傾向>
アジア系:買い物。所謂ハード系で、爆買いと呼ばれるものはその典型例。(高度成長期の20世紀型の日本人はこちらだった。)
欧米系:歴史、文化に触れたい。ソフト系。(生まれた頃から物に囲まれて育った、21世紀型の若い日本人はどちらかというとこちらに近い。)
パっと思いついたのは、やはり朝日町は後者のソフト系がメインになるのかな~?と思いました。まだまだ判断を下すのは早いですけどネ!!^^)
まずは現在の観光業界の状況を、複合的な視点から眺めながら戦略を考えて行きたいので、こういう時は基本に帰り、ここ数日は我が師匠である、P.F.ドラッカー先生のマネジメント本を読み返したりしております。
今読み返しているのは、ドラッカー先生が書いたマネジメント系の著書の中では「現代の経営(1955、The Practice of Management)」と並ぶ最高傑作だと私が思っている「イノベーションと企業家精神(1984、Innovation and Entrepreneurship)」。
今や古典とも言われるこの本の内容は、2016年の現在でも色褪せること全くなく、それどころか時代を超え、最も新しい内容であると断言できるものでしょう。
なぜなら叡智とは時間と空間を超えるものだからです。
それはキルケゴールが言うところの永遠の世界のものであり、不朽のものだからです。
リンク もう一人のキルケゴールと哲学ランチ
まあ、日本人が昔から人間を磨くために読んだ、「論語」を代表とする四書五経などと同じような感じでしょうか・・。
この本は、事業活動におけるイノベーションを体系化した世界最初(現在においてでも唯一かも?)のものです。
現在の朝日町に既に存在するリソースを再定義することによって、新しい価値に転換するというのが、この本を読んでいる現在の目的と言えるでしょうか。
イノベーションを機会とするための7つの源泉。
●予期せざるもの
●時代の変化による不一致の存在
●ニーズの変化
●産業・マーケット構造の変化
●人口動態の変化
●認識や価値観の変化
●科学や非科学における新しい知識(発見)
世の中の全ての生産的な事業の機会たるものは、必ずこの7種類のいずれか(又は複合的)に属するのです。
読み返してみて早速にも新しいアイデアがモクモクと湧き上がってくるのでした。
ご興味があったら、たまに読んでくださると嬉しいです!!^▽^)/
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)/新潮社
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ドラッカーは女子高生と相性が良いのかな??^^笑