こんにちは。
先日、諸用で東北の太平洋側へ行ってきました。
その際、ちょっと時間が空いたので何気無しに海岸線を走っていると、松島基地の近くを通りがかったのでブルーインパルスの事を思い出しました。
<リンクWiki:ブルーインパルス>ブルーインパルスは松島基地が震災時に津波の直撃を受けた際に9機ある機体の内、1機は水没しましたが、残る8機の6機は博多駅のセレモニーの為に松島を離れていて、2機は整備の為に松島を離れていて助かりました。
そして二年の間、ブルーインパルスは九州で活動を行っていたのです。
私は今回のブルーインパルスに限らず難を逃れる人間にしろその他にしても、偶々難を逃れたように見える事の背後には何か意味が在ると本気で思っています。
例えば、ある面白い学者が調査したところによると、列車が事故を起こす際には、事故を起こした列車の平均乗車率が事故前の平均乗車率を常に下回っているという結果が有意に現れるそうです。
そしてその学者さんが下した結論、それは人間は無意識のうちに何がしかの方法で事故を回避しているというものでした。
乗客の一人一人がいつも乗る列車に乗らなかった、あるいは乗れなかった理由は千差万別です。
目覚ましが壊れた、家でトラブルがあった、朝食でお腹を下した等。
それぞれには何の因果関係もありません。
でも、事故を起こす列車に乗車する人数はいつもに比べて少ないという結果は無視できない程度に明らかなそうなんです。
災害を回避した一定数の人達は何かを意味しているのではないでしょうか?
そしてブルーインパルス。
松島基地に今年の3月にブルーインパルスが帰ってきました。
事前に申し込みをしていなければ基地内に入れない事は知っていたので、基地入口のゲートで守衛さんに聞きました。
「ブルーインパルスは今日飛んでいますか?飛んでたら近くのコンビニで戻ってくるのを見たいんです。」
「少し前に離陸したから、待ってれば戻ってくるよ。でも今は風が強いからすぐには降りてこないと思うけどね。」
「分りました。今度は事前連絡して基地内を見学して、機体の撮影とかもしたいと思います。」
「お待ちしております。笑」
親切な守衛さんにお礼を言ってから、近くのコンビニでお茶飲みながら空を時折見上げます。
そしてしばらくするとジェット機の音が遠くから聞こえてきました。
ブルーの機体が緩やかに降下してきます。
「東北の基地にお帰りなさい。」
心の中でそう思いながら、何かを持っているであろうブルーインパルスが東北に戻ってきた事は、これからの復興に向けての勇気を我々に与えてくれるような気がしたのです。