鶴見トラオ - 鶴見駅東口の番長 | 朝日町shellのブログ

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朝日町の事を中心に書いていきます。
この町には素敵がたくさんあります。

こんにちは。



再び鶴見ネタです。一応、町ネタと個人的には思っています。



今回の出張で、諦めていたことが一つありました。それは、かつて鶴見駅前郵便局入口でいつも番を張っていた野良の茶トラ猫こと「鶴見トラオ」(勝手に名付けました)に会うことでした。

というのも、一年前に川崎を離れる直前に鶴見を訪れた時、彼は「脱水直後の洗濯物」みたいなヨレヨレの姿だったからです。具合も悪そうでした。



野良猫は長生き出来ない、というのは野良猫の世界では常識のように言われます。



鶴見に住んでいた頃には毎日慣れ親しんでいた番長猫、トラオ。初めて出会ってから、もう8年。当時で貫禄ありましたから、さすがにもう難しいだろうなと諦めながら、郵便局を通りすぎかけたら…、何と、いるじゃないですかー!!


ええええ!!トラオ君、い、生きてたの?!(思わず、のけぞりました。)


おそるおそる、「トラ」と呼んでみました。すると、はっとした顔で立ち上がり、「にゃあああおおおん」と大音響。間違いなく、トラオでした。

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その後、のびのび~。
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トラオは私の事を覚えてくれていたようです。



毛並みは柔らかく綺麗になっていましたが、やっぱりお爺ちゃんになっていました。どなたか、まめにお世話をしてくださる方がいらっしゃるのでしょう。今日もひなたぼっこをしながら、その方を待っていたのかもしれません。


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トラオはケンカに強くて、可愛いメス猫に弱くて、人には甘え上手という天才的な野良猫です。



鶴見は、さっぱりとしていながら人情味もある、そんな素敵な町です。



トラオは私以上に、この町の良さを良く分かっているような気がしました。