朝日町と少子高齢化 | 朝日町shellのブログ

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皆様こんにちは。


今回は少子高齢化を乗り越える為の私の考えを書かせていただきます。


朝日町は山形県で第二の高齢化率を抱える自治体です。
ただ、これは単に朝日町のみが抱える問題ではなく、日本という国が抱える問題でもあります。
未来を予測する上で、人口動態ほど予測確実性の高い要素はありません。
これ程までに急速に短期間で高齢化が進む経験を我々は近代文明史上で経験はしておりません。
この史上稀に見る大きな問題を乗り越えない限り、我々には未来はないのです。


現在の状況としては、頭のいい人たちが知恵を出している最中で、移民政策だとか、子育て支援だとか色々話が盛り上がっています。
外国からの移民政策は可能でしょうか?
子育て支援は有効性を持つものでしょうか?
これらが多少の有効性はあるにしても、本質的な解決策になり得るものなのでしょうか?
私の考え方は上記の考え方とはかなり違います。


何が違うかというと、高度成長期にあったような人口増加による経済成長の考え方脱却して、人口増加による恩恵という観念からの離脱が必要というものです。
先日の記事にも記述したとおり、知識社会においては、人口規模あるいは経済規模が大きいことによる優位性があるかと言うと決して正ではありません。
大量生産大量消費というお題目からかけ離れた、小規模多品種生産商品にニーズが向かっている光景を見るたびに私が強く感じることです。
かつてはお隣さんが冷蔵庫を買ったから、ウチも買わなきゃ、といった価値観が間違いなくありました。横並びっていうやつですね。
成長期における三種の神器や、3Cといった消費トレンドは当にそのものです。


しかし現在、他人は持ってるけど自分には必要ないという言葉をよく聞きます。


この消費行動の原因は色々あるでしょう。
単にお金が無くて買えないだけかもしれませんし、その他の制約もあるのでしょう。


ただ、私が考える本質的な理由は、知識社会に移行しつつある現在、かつてのようなマス情報的な商品は現代人の価値観に馴染まなくなり、恐ろしいほどの多様化についていけなくなっていると言うことです。


この意味は想像以上に大きなものであるは私は解釈しています。


なぜなら、人は物を食べて生存しているように、情報を食べて生きているからです。
「人間はこの地球上で意識的に進化する唯一の存在である。なぜなら道具を作るからだ。」と、ダーウィンと共に進化論をとなえたホワイトヘッドという人が言いました。
道具とは知識の塊です。
道具を作るから、肉体的にはライオンや象に圧倒的に劣るにも関わらず、動物園を作れるのです。
道具を作るから、空も飛べるし月や深海にも行けるのです。


先日書いた内容のように、経済を構成する素因の中心が知識へと移行した社会では、従来の経済学が定義する生産要素であるヒト、モノ、カネのうちの一つであるヒトの数というものが、経済活動において従属的な変数に変わってしまったと思うのです。


朝日町と知識社会


情報格差という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
人はより多くの時間働くよりも、より賢く働くことで同じ一人の人間でいながら、他者の数十倍の生活生産性を上げる事が可能になったのです。
人はより多くの時間働くよりも、より賢く働くことで生活優位性を保てるという時代に移行しているのです。


高齢化が進んで人口が減るが故に社会が衰退するのではありません。
新しい考えに移行しないと社会が衰退するだけなのです。


お読みいただきありがとうございました。