こんにちは、心理士の柴木です
みなさま、ご進級・ご進学おめでとうございます
いちのわり教室では、4月から小集団療育のメンバー編成が新しくなり、いったいどんなグループになっていくんだろう…と、職員もドキドキワクワクしています
子どもたちも新しい環境に慣れるまでは不安になったりすることもあると思いますが…一緒に乗り越えていけたらと思っています。
今回は新年度ということもあり、個別心理療育(プレイセラピー)でどのようなことをやっているのかを、改めて簡単にご紹介します。
いちのわり教室では、プレイセラピーという、遊びを媒介とした心理療法を行っています。
子どもたちは、日常生活において様々な症状や行動を呈しますが、それは子どもたちが、自分がよりよく生きるために、「今、ちょっと大変なんだ」「今、解決したいことがあるよ」というサインを出してくれていると考えられます。
そういったサインによって療育に繋がってくれた子どもたちに対して、プレイセラピーでは、子どもにとって生活の一部ともいえる遊びを通して、子どもの課題を一緒に解決していくことを目指していきます
遊びは、言葉を使ってのやりとり以外にも、お互いに体を動かしてみたり、お互いの視線や雰囲気などを読み合って動いてみたり、感情を共有したり…といったように、様々な交流が生まれるものであり、それを通して他者とかかわる力を育むこともできます。
また、遊びの中では、言葉で表しきれないようなことも表現することができ、それをセラピストと子どもが互いにこころを通わせながらともに体験し、その意味を一緒に考えていくことで、子どもの自己理解と変容を促していきます。
セラピストがプレイセラピーで行っていることや遊びのもつ力については、これまでの記事でもご紹介しておりますので、今回は本当にごく簡単な紹介とさせていただきます
今年度もいちのわり教室では、1回1回のセラピーを大切に、子どもたちと向き合い、子どもたち自身が持っている力を発揮できるようにサポートしていきますので、よろしくお願いいたします
今回のお話は、「プレイセラピーへの手びき 関係の綾をどう読みとるか(田中・日本評論社)」を参考にしています。
お読みいただいて、ありがとうございました!
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