Sheep ControllerのPV第1弾「ふとん男」完成♪
遂にSheep controller 初のPV「ふとん男」が完成しました(^O^)/
製作してくれたのは、夏の甲府・桜座でのライブでジョイントしたVJのTSUBAKI氏です(^O^)/
なんとこの作品は、TUBAKI氏が監督、主演、撮影、編集をすべて一人でこなしたという入魂の一品になっています(笑)!!
「ふとん男」はニューアルバム「仮面茶会」の中でも群を抜いて人気のあるシュールな曲ですが、映像が加わることによって、更に世界観が濃縮されてます(^◇^)!!
ぜひぜひ感想などお聞かせください♪
これからどんどんPVも作っていくのでお楽しみに~♪
Sheep Controllerの活動詳細はHPご参照(http://www7b.biglobe.ne.jp/~sheepcontroller/)♪
ではでは~♪
Sheep Controllerの歌詞の世界観♪
先月、大好きだった祖母が亡くなった。
90才だったから長生きしたと言えると思うが、人間はいつか死ぬと頭ではわかっていても、やはり心のどこかで自分にとって身近で大事な人は永遠に生きていている・・・という願望があるのか、臭いモノにフタをするように現実を無視したくなるものである。
しかしやはり現実は、嫌なものを見て見ないフリするわけにはいかなかった。
忙しかった両親の代わりに、わたくしに言葉を教え、数学を教え、戦争の実体験を繰り返し教えながら育ててくれた祖母と言葉を交わすことは永遠に出来なくなってしまった。
親戚一同が会して悲しみに暮れる祖母の葬儀の中、わたくしは「やっぱり人間て死ぬものなんだな~」とごくごく当たり前のことを、さも今思いついたようにボーっと考えていた。
いや、噛み締めていたといった方がしっくりくるかな?
ご存知のように自然界の生き物は絶えず生存競争をしており、なるべく生き長らえようとしている存在だ。
言ってみればエゴの固まりである。
人間が一生懸命勉強するのも、仕事をするのも、体を鍛えるのも、他人と仲良くするのも、嘘をつくのも、ケンカするのも、酒で憂さを晴らすのも、もっと言えば殺人などの犯罪を犯すことだって、大雑把に言ってしまえば生きるための業だ。
でももし本能が「誰よりも自分が生き長らえる」というもので、それが生物の本質であったとしたら、やがて老いて死ぬということは非常に不可解だ。
それどころか、聞くところによると我々のDNAの中には寿命を制御する部分があり、ちょうど砂時計のように一刻一刻寿命に従って老化させるようにプログラムされているというではないか!
心臓の打つ回数までもプログラムされているという話さえある。
これは明らかにおかしい。
そうすると生物というものは「誰よりも自分が生き長らえようとする一方で、ある時間がくると死んで消えてなくなる」という存在であることに気がつく。
これはなぜか?
線香の煙を嗅ぎながらボーっと考えたことは「我々は地球の上で繁殖している」という、これまた当たり前すぎる事実である。
そう、地球というのはこれまで何回も氷河期と温暖期を繰り返しているし、火山は爆発するわ台風は来るわ、中には磁極が反転したこともあったというではないか!
もっと最近の話にすれば、それこそ色々な疫病が流行ったり戦争が起きたりと、この地球上では常に色々なことが起きている。
つまり変化しているのである。
同じ環境が未来永劫続くことはないのだ。
現に太陽はだんだん燃え尽きようとしている。
いつかはブラックホールになる。
地球で生きている以上、生物はこの変化についていかなくてはならないわけだ。
生命力がある人って、要は変化に臨機応変に対応できる力を持っている人のことだと思う。
アドリブできる人ほど生命力があるというわけ。
ただどうやら長い間の進化の過程で(か、初めからそういう存在が生まれたのかはわからないが)この環境変化に対して生物が出した答えは「子孫を残して、自分は死ぬ」ということだったようだ。
わたくしは、例えば200年以上生きていれば色々な経験を積んでさぞかし賢くなるだろうから、どんな環境の変化にも対処できて生き残る率が高まるのではないかとも思うが、やはりどんどん新生して入れ替わっていく方が柔軟なシステムということになるのだろう。
ある人が50年生きて体得した知恵は、1年もあれば子供に教えられるわけだから、子供はその50年分の知恵を持った上で世の中を漂流していくことができる。
既にスタート時から知恵があるわけだから、知恵の経験値という意味では同じ50年でも(50)×50年=250の知恵を持つわけだから、単純に50+50=100年生きた長老より生き残る確立の高い賢い生物になる。
足し算より掛け算の方が強いわけだ。
現に我々はおそらくアウストラロピテクスの時代から受け継がれている知恵の上に立っており、少なくとも300万年以上の知恵を成人するまでには大半身に付けている。
子供の頃にわたくしが不思議に思っていたのは、イカとかタコとか一見グロテスクな生き物を平気で食べる(実際美味しい)が、初めに食べた人はかなり勇気が必要だったのでは?ということだが、前述のような過去の知恵が蓄積していると考えれば大いに納得だ。
まあ確かに我々の体そのものが典型的な新生・入れ替わりのシステムで動いているものだしね。
現在の最高のテクノロジーを駆使したとしても、100年メンテナンスフリーで動くエンジンを作ることは難しいが、我々はそれを常に細胞を新しくしていくことで100年生きることだってできるわけだ。
そしてその入れ替わりをするために、男と女が存在する。
女は賢くなるべく子孫を残せそうな男(金、地位、背が高い、頭がいい等)を見定める。
男は勉強して体を鍛えて働いて自分をより良く見せるために必死だ。
目には目を、変化には変化で対応する最も柔軟なシステム。
誰が考えたのか知らないけど、よく考えたよ、この生き残りのシステム!!
・・・・そんなことをモヤモヤ考えてたら、やっぱりなんだかんだ言っても自分も生物だってことをもっと再認識しないといけないなと思った。
つまり生きて死ぬってことを。
流行のアンチエイジングしたっていつかは死ぬ。
勝ち組でも負け組でもいつかは死ぬ。
始皇帝でも不老不死の薬は手に入れられなかった。
若者が自分探しの旅に出るが、答えは一つ、自分とは「生きて死ぬ」だ。
病気で死ぬかもしれないし、戦争で死ぬかもしれない。
50年後に死ぬかもしれないし、明日死ぬかもしれない。
日本で死ぬかもしれないし、宇宙ステーションで死ぬかもしれない。
惜しまれて死ぬかもしれないし、気に止とめられず死ぬかもしれない。
苦しみながら死ぬかもしれないし、意識もなく死ぬかもしれない。
我々Sheep Controllerの曲に「カワズ賛歌」というゴキゲンなロケンローの曲があるが、実はこの歌詞は前述のような日々わたくしがボーっと考えている死生観が色濃く投影されていると思う。
主人公の「カワズ」はもちろん自分を含めた生物を指しており、「踏まれて踏まれて」は環境変化を含めた生存競争、「あの娘」は子孫を残すこと、「乾杯」は生きていること、「凍てつく冬」は死を意味している。
歌詞に出てくる「生きてる長さが違うだけ~♪」は、わたくしが何気なく書いた歌詞の中でとりわけ気に入っているところ。
この曲は「ケロ、ケロケロ~♪」などの軽快なコーラスが入ることもあって、大半の人はゴキゲンなR&Rだと思っていると思うが、何を隠そう一番重たく深いテーマ「死」について扱った曲なんだよね。
気がつかなかった人は、今一度、歌詞を見ながら聴いてみて欲しい。
まあ歌詞の内容は説明するとつまらないのであまりしないけど、Sheep Controllerの曲の中でわたくしが歌詞を書いた「ばばあ神社」、「にんぢん横町」、「つちのこ伝説」、「ラジヲ天国」、「カワズ賛歌」、「新宿の目」、「ふとん男」などは殆んどこの死生観が貫かれていると思う。
機会があったらこれらの歌詞も味わってみて。
いろいろ書いたけど、わたくしが言いたいのは、常に死を意識するってことが逆に人生をよりイキイキした豊なものに出来るんじゃないかってこと。
学生の頃、池波正太郎の歴史小説が好きだった理由の一つも、どの作品も死を起点に描かれてて、どんな歴史上の有名な人物でも、剣豪だろうが盗人だろうが最後は死ぬっていうところが凄く共感できたからかな。
何か難題にぶち当たった時「自分は(みんなも)いずれ死ぬ。地球だってブラックホールに飲み込まれる運命。何一つ永遠なんてものはない。変化があるのみ。」と思ってみると、不思議と問題解決の糸口が見つかったりしますよ。
そんなわけで、11月のSheep Controllerのライブ予定は以下の通り!
前述の「カワズ賛歌」も演奏すると思いますよ。
11月14日(土) : 福生・チキンシャック(4バンド中、2バンド目)
11月23日(祝) : 吉祥寺・プラネットK (4バンド中、2バンド目)

いつになく重たい話題だったので、最後は楽しく?カワズ・コスプレの写真でも(笑)!!
これは我々のサイド・プロジェクト、1年に1回結成されるケロケロケンロールバンドでカエル・コスをキメるわたくしとももたろうです(笑)!!
短足がカワイイですね(爆)!!
Sheep Controllerの活動詳細は、HPご参照(http://www7b.biglobe.ne.jp/~sheepcontroller/)♪
ではでは~♪
尾道紀行(台風に突撃!編)♪♪
先週はデカイ台風が上陸している中、正に台風に突っ込むように山梨から広島に長距離ドライブ行って来ました♪
わたくしは子供の頃から台風が大好きで、横なぐりの雨や突風が吹き付けるので傘はさせず、全身ずぶ濡れになるのをいいことに、ここぞとばかりに大きな水溜りなどに飛び込んで全身にドロを浴びたり、それを雨で流したりとやりたい放題で楽しかったな(笑)
普段はちょっと濡れちゃうとテンション下がるけど、完全にずぶ濡れになるともう「あっはっは・・・!!!」の狂喜乱舞の世界に入るというか(笑)
しかも台風の雨ってちょっと生暖かいんですよね♪
それがまたシャワー感を醸し出して気持ちイイわけ(笑)
母親も心得たもので、そんなわたくしが帰ってくると、「は~い、全部外で脱いで!」と庭でわたくしをフルチン状態にして庭の水撒きホースで頭から散水され、更に「は~い、次は石鹸で体を全部洗う!」と石鹸が渡されて体を洗わせると、また再び頭から散水されて「は~い、今日のフロおしまい!」っていう・・・(笑)
ああっ!!あの野外でフルチン状態で散水される開放感よ(笑)!
そんなわけで今でも台風(特に強烈なやつ)が来るとワクワクしちゃうんでしょうね(笑)
さて通常の出張ならどう考えても新幹線で行く広島ですが、直ぐに来て欲しいという顧客から電話があって、「え~っと、時間は朝10時で、住所は広島県尾道市因島・・・」と言われたので、その場では「はいはい、わかりました~♪」と快諾して受話器を置いてから「んん~??因島ってひょっとして島??まさか・・・」と心配になって急いで地図を見てみたら・・・・ありゃ~!瀬戸内海に浮かぶ島じゃないですか!
瀬戸は~日暮れて~夕波小波ぃ~♪
もちろん電車なんてあ~りませんことよ!!おっほっほ!!
まさか船?!?! わたくし船酔い野郎なのに・・・ゲロ、ゲロゲロ~!
気を取り直してもう一度よ~く地図を見てみたら、高速道路が島と島を結んで広島から四国まで続いているではありませんか!
あ~助かった!クルマで行けばいいじゃん!ということになった次第です(笑)
広島は何回か行ったことあるけど、尾道は初めてだったのでどんなトコなんだろ?美味しい食い物とかあるのかな~?とか思ってPeeくんに聞いてみたら、「なにぃ!?!?尾道だとぉ!?!?あたしが前から行きたいと思ってたトコじゃん!!一人で行くなんて許せ~ん!!」とキレられた(笑)!
私は観たことないけど、Pee君が好きな富田靖子が主演した「さびしんぼう」や、わたくしも中学生の頃一緒に主題歌を歌った(映画は見てない)原田知世の「時をかける少女」など、大林監督が撮影した映画の撮影に使われた情緒溢れる街らしく、昔からPeeくんが気に入ってたらしい♪
それまでは尾道と聞いても何の感情も沸かなかったけど、Peeくんの話を聞いて急に行くのが楽しくなってきたぞ(笑)!
そんなわけでいよいよ出発となったわけですが、ちょうどタイミングよく?例の大型台風が関西に上陸して山梨に向かってるという最低なシチュエーションを逆走することに・・・
出発時の富士山♪
晴れているものの、何やら嵐の前ブレみたいな不気味さがありますね・・・
八ヶ岳付近♪
まだ雨は降ってないものの、だんだん雲が多くなってきてます。。。
諏訪湖付近♪
怪しい暗雲が立ち込めてきて雨もパラついてきた・・・
飯田付近♪
ものすごい雨と風!!台風に突撃だぁー!!やっほーい!!
恵那付近♪
恵那のサービスエリアで「恵那栗」というお菓子を発見!
恵那栗=エナマロン=エナマロ・・・(笑)
名古屋近辺♪
豪雨が収まり、向こうの方に晴れ間が!!台風を抜けたのか?!?
関が原付近♪
大分晴れてきました♪ もう大丈夫だ!
大阪に着く頃にはすっかり奇麗な青空に♪
台風のお陰で空気中のチリもすべて吹き飛んだらしく、素晴らしい青空ですね~♪
さっそく大阪で一仕事し、夜は例によって道頓堀・法善寺横町へ・・・
まずはとりあえず串かつ屋さんで一杯♪
もう一軒串かつ屋さんをハシゴして、いつものように神座ラーメンでシメ♪
う~んギトギト(笑)
さて次の日は今回の目的地の広島へ出発♪
途中でカエル発見!ついつい反応してしまう(笑)!
さていよいよ尾道に到着し、そのまま高速道路で橋を渡っていきます♪
尾道から隣の島である向島までは尾道水道って呼ばれるだけあって、本当に川1本挟んでるって感じです♪
よく見るともっと小さい島がいっぱい浮かんでて、まさに瀬戸内海って感じですね~♪
あなた~の島へ~お嫁に行くの~♪
そして向島の次がお客さんの会社のある因島です♪ 初上陸~♪
昔から造船で賑わった街らしく、あっちこっちに造船所があります♪
造船所って初めてマジマジと見たけど船の形してるんですね~♪
でっかい船の中で一回り小さい船を建造するって感じでしょうか?
わたくしの訪問した会社もそんな造船工場の近くにあり、ものすごいデカイ船の部品をガンガン溶接してました!
わたくしはこれまで小っちゃいものばかり作る仕事をしてきましたが、こういうデカイモノ作りっていうのも男のロマンを感じますね♪
ああそういえばわたくしが就職の時、面接を受けた会社で宇宙ロケット開発の希望してたな~とか思い出した♪
面接官に「う~ん、宇宙開発はなかなか希望通りにいかないけど、軍事ロケットなら直ぐに配属してあげるよ~」と言われて辞めたけど(笑)!
やっぱ、いくら最先端技術っていったって人を殺すための機器の開発なんてやりたくないよね!
因島の町中を走ってたら村上水軍の城という看板があったので、ちょっと寄ってみた♪
知らなかったけど、あの有名な村上水軍の本拠地がここにあったらしい♪
さっそく城跡に行ってみたが、さすが城のあった場所だけあって島の高台なので急坂がメタボなわたくしにはキツかった(笑)!
それまで水軍って海賊っていうイメージだったけど、資料を見たら例の中国の元が日本に攻めてきた時に活躍したとのことで、歴史の教科書等では2回とも嵐=神風で撃退したのが強調されてますが、実際には水軍が奮闘して上陸するのを阻止しているうちに嵐が来て撃退したというのが真相のようです♪
そうか!水軍が日本を守ってくれたんだ!ありがとう!
途中にあったカエルの顔みたいに見える民家♪ ついつい反応(笑)
同じように2Fの窓が2つある家を何件も見かけたので、この辺の伝統様式なのかもね♪
さて因島を後にしたわたくしは、Peeくんが歯ぎしりしていた(笑)尾道の街を徘徊しに尾道へ移動♪
うむむ、確かに急坂に狭い路地が迷路のように入り組んでて、そこに民家はもちろんお寺、学校、お店がひしめく街並みは、初めて見る景色かも♪
映画もこんな感じだったのかな?
確かにさびしんぼうとか奇妙な子がパッと現れたりパッと消えたりする感じがしますね♪
想像力たくましい子供やアーティストにとって異次元の世界を空想するにはいいところかも♪
ふとん男が潜んでたら怖いけど(笑)!
さっそく少し路地を歩いてみたけど、これまたメタボには拷問のような急坂で(笑)!
1キロも歩かないうちに息が上がって引き返した情けないわたくしでしたが(笑)、そんな急坂を子供達やご老人が普通に行き来してます
・・・中にはチャリンコに乗った人も!!
ありえんっ!!
きっと尾道にはメタボはいないに違いない(笑)!
そんなわけで?小腹の空いたメタボなわたくしは有名らしい尾道ラーメンを食することに♪
ん~?? アッサリした普通のラーメンですね・・・(笑)
前日に大阪で食した神座ラーメンに比べると(比べてはいけない?)特徴を感じなかったけど、とりあえずお土産に買った♪
広島名物、もみじ饅頭も忘れずに!
おまけに途中のサービスエリアでゲットしたタコ焼にしか見えないシュークリームです(笑)
・・・とまあそんな感じです♪
クルマで山梨から広島まで7時間ぐらいかな? 日帰りできる(笑)
さて今週末24日(土)は、福生・チキンシャックで我々Sheep Controller のライブがあります♪
対バンはミスター福生の中原宙さんや村上勉さん♪ こりゃ楽しみじゃ!
土曜なんで朝まで飲みたい人! 一緒に飲みましょう!!
詳しくはSheep Controllerのホームページご参照(http://www7b.biglobe.ne.jp/~sheepcontroller/)
ではでは~♪


























