アクティング・ラボ無現
『フェイク・お気に召すまま』
@アトリエ無現
作演も知らないw、知ってる役者もいないww
Corichにも掲載してない∑(゚ω゚ノ)ノ
そんな舞台を観てきたw
タイトルでお気づきになる方もいるかと思いますが、シェイクスピアの喜劇「お気に召すまま」を潤色したものでした。
フェイクといいつつ基本のお話はなんら変わらないので、そこは安心して楽しめました。
存じ上げなかったのですが、TVや商業ベースの舞台でもご活躍されてる俳優の新藤栄作さんが主宰する劇団で、若手の養成もしているようです。
俳優陣は、流石に安定感やテクニックのあるベテランと、まだまだ未熟だけれど頑張っている若手が混在した感じでした。
失礼な話ですが、見たことも聞いたことも無い団体、劇場だったのですが、受付開始の10分以上も前に、10数名の開場待ちの列ができていて正直驚きましたw
そしてつくづく感じたのは、自分が好きで観ている団体や俳優は、すごく限られた範囲なんだなぁ、世間には自分が知らないところで頑張っている人たちがたくさんいるんだなぁということでした。
観る団体を新規開拓する場合って、大概知っている俳優さんの客演のことがほとんどで、そのネットワーク上にない団体を知りうる機会というのは、ありそうでいてほとんど皆無に近いんだなw
時間やお金が無尽蔵にあるわけじゃないしね。
折り込みのフライヤーだって、そういったツテで入っているのが多いから、なかなか違うネットワークと遭遇するのは難しい。そういう意味でも今回の観劇は意味があったかもw
だから、ひとつの団体、作家、演出家、ひとりの役者とめぐり合うというのは、本当に一期一会なんですね
さて、ここまで読んで???な人はいないだろうかw
知り合いもなく、演劇ポータルにも載らない舞台にどうして行ったの?∑(゚ω゚ノ)ノ って、ことなんですがw
話は芝居を観る前日
行きつけの飲み屋での話
出勤してきた顔見知りのバイト君、随分と久しぶりに会ったというのに、にゃまを見るなり更衣室に戻って一枚のフライヤーを持ってきやがりましたw
そう、にゃまの観劇バカぶりはここでも衆知の話w
裏面のキャストの顔写真の中から、一人の可愛らしい女の子を指差して、「地元の知り合いなんすけど、頑張ってるんで、もし良かったら。自分はバイトで行けないんで。。」
来春大学を卒業するバイト君とタメだそうだ
彼女か?( ̄ー ̄)ニヤリと、からかっってみましたが、返ってきた答えは「違いますよ、地元で少ない昔からのともだちで。。」だったw
ふーんと、興味なさげなにゃまw
見たことも聞いたこともない団体だし、見回した俳優も知らない顔ばかりだったw
って、劇場も知らねーよ、ぉぃw
でも、そんなバイト君の気持ちがスゲー微笑ましかったんだよね。
良い友達持ってるね!その娘!w
フライヤーで3/4段目だから、まぁ端役かと思ったら、主役だったよwww
観た帰り、件の飲み屋によってバイト君に「約束守ったぜ!w」と報告
まぁ、正確に言えば約束なんてしてなくて「気が向いたらなぁ~w」としか言ってなかったんだけどw
そして、彼女の芝居も含め芝居の感想を伝えた(いつもながらの?w 辛口でw)
すると、彼は自分のことのように嬉しそうに、何度も 「あいつ、頑張ってるんですよー!バイトも自給安いのにw」と喜んでいましたw
そんなふうに友達のことを喜ぶバイト君をみて、眩しくて、羨ましくて、ちょっと妬けたw
まぁ、そんなコトはバイト君にはナイショだけど(*´・ω・)(・ω・`*)ネーw

