先日、博物館巡りをしていたら熱心な職員さんにお声掛け頂き、そこから2人で激熱トークを長々できて楽しかったです
ま、闇が園館より深いところもあり、なんでそういうところばかり好きになっちゃうんだろう?気楽に推せる業界は無いのか?と思うけど(笑)、きっとどこもそうだし問題の無い業界なんて無いんだから、闇を直視してみんなで改善を楽しめばいいのにといつも思う
ちなみに今日の愚痴&改善案トークで大きかったのは、「杓子定規な人事異動による大損失」と、「文化財への意識の低さ」で、笑えない深刻さなのです(ーー;)。
なんせ、歴史好きが異動でいなくなり詳しくない人が来ちゃうので、展示物の説明も企画展もできない(ーー;)。それじゃぁ市民の意識も関心も育たないので、千数百年を超えて奇跡的に残った古墳を工事とかで破壊しちゃう。
そんな権利、私たちにあるのだろうか?未来人に恨まれまくりそうです。その前にユネスコに是正勧告を出してもらいたいレベルの損失です。未来人に怒られると言えば、環境問題も似た感じですな。
この2000年代を、恥ではなく誇れる時代にしたいものです「恥」って「心」に「耳」か、いい漢字だなぁ
それに加えて、頭もフル回転ですな
本当の実利は、金額だけでなく心と知性の豊かさもあるわけで、それにどう説得力を持たせるかに知恵を絞らないと
数字でしか判断できない人には例えば、東京国立博物館の埴輪展はいつも混んでいて入場者数30万人ですよ
でもやっぱり、「数字にできないけどすごい大切なこと」を、行政や会社や市民等に伝えて納得してもらえるスキルや方策も磨かねばでしょう
東京国立博物館の埴輪展にいた水鳥さん♡
水鳥さんの埴輪って、王様の特権だとも言われています✨
つまり、「水鳥さんの埴輪が出土→王様の古墳かもと推測できる」✨
でも写真の水鳥さんは親子バージョンで特殊なので、その定説に当てはまらないのかな?
もしくはより力のある王様で、特別バージョンが可能だったのかな?
などなど、無限に考えることを楽しめるのが、考古学です✨
そして、今まで散々言ったり書いたりしていますが、「知的好奇心は命の必須栄養素」です!✨
一体どんだけ大勢の人たちの心身の健康に直結していることか!!
「博物館は健康ランド」という認識を持ってもいいかもです★
文化財を本気で守り、活用しようとしたら、人手はいくらあっても足りないのですから、市民参加の機会としても超有効✨参加すると人はそれに対しての関心と評価が激アップするので(行動経済学)、有効策ですよ✨
しかもなぜか、高齢になるほど歴史好きが増えるようなので、超高齢化社会における博物館の意義は特大なのです!✨
行政の人たちは、そういう目で博物館を見て、「熱意ある詳しい職員がずっと働けるようにして、費用対効果抜群の施設にするぞ!」と考えを更新したほうが、ご自身の実利にもなります✨
そして市民も、「博物館をそういう楽しくて意義深い施設にして!」とどんどん言って、現場も行政マンも市民もみんな楽しく意義深い改善が進むといいですな✨