私には、初めて立ち上がった時の記憶がある。

初夏の風が心地よい、
新緑に囲まれた、
湖の畔に一つだけ置かれた、
古びたベンチ。

今の私より若い父と母の間に挟まれたように座る私は、
何の気なしに父の逞しい肩につかまり、
湖をもっとよく見ようと、
立ち上がったのだった。

「お、立ったよ」
「ちょっと!こんなところで立ったら、危ないよ」

穏やかに興奮する父と、
安全を気遣う母。
すると父はこう言った。

「おい、そこからジャンプしてみろ」

幼いながら跳ぶかどうか戸惑う私と、
バカなこと言わないでよとか、冗談だよなど、ワアワアなった後、
二人は笑いあって、つられて私も笑った。
そんな記憶・・・

人間は、脳の中で古くなった記録を何度も繰り返し呼び出し、
情報を再構築して、新たに自分の過去として認識するため、
自分に優しいものに作り替えて仕舞うものらしいが、
「初めて立ち上がった時の記憶」は、今も息ずいている。

大人になると、記憶の出し入れは面倒臭くなるが、
新たな情報を拒絶し、記憶の整理を止めた時、思考が腐敗するに違いない。

ガチャガチャ引き出しを開け閉めして、
小さい脳みそを散らかすのも悪くない。

そんな夜長です。
今日の夜中、日本時間午前2時頃、
ロンドンオリンピック・アジア予選カタール戦第2戦が敵地カタールで行われる。

一昔二昔前よりましになったとはいえ、
アジアでの試合でヘッジできないリスクとは、
TVをボンヤリ眺めていても首をかしげる
「アジアの笛」かもしれない。

しかも10年後とはいえカタールは、ワールドカップ開催国である為、
国際大会の様々な場面で実績を積み重ねる必要がある。
この世界同時金融危機の中で行われた開催地選考で18年・22年の開催を勝ち取ったのは、
それぞれ資源高の追い風を受けるロシアとカタール。
実態はそうだとしても、「フットボールを金で買った」との謗りからは、
少しでも免れたいのが人情ですから・・・

汗と涙と、世界の競争原理と不条理の中で闘う若者達に、エールを(o~-')b

・・・しかし、50℃の高温と砂嵐に悩まされてるって?
エアコン完備の室内サッカー場が、ワールドカップの開催条件じゃなかったのかな?



関係ないけど、松井と加藤ローサが結婚だってね。
ニュースを聞いてから、ずっと黒木メイサの顔を思い浮かべてた。
ローサだか、メイサだか、カエラだか、カイヤだか・・・
見分けられなくなってきた。(-.-;)
英中銀(BOE)の利上げ見通しが後退し、替わって追加緩和を求める声が出始めている。

先日も、欧州債務不安の近々の課題であるギリシャ救済策に対して、資金の拠出を行わないことを表明したばかり。

ポンド危機によって、ユーロ通貨に参加できなくなった事が、今更ながら表に出たとも言えるが、
実態は、アイスランド・アイルランドの銀行・金融ショックに蝕まれたままで、
これ以上のリスクにタッチしたくないというのが本音かもしれない。

ユーロ中心国ドイツ・フランスに対し、遊軍的に債務不安に対処するように求めらるた英国と北欧諸国。
北欧は、ユーロ通貨への参加を見送る決議を議会で可決したばかり(国名は忘れちゃった)。
そして、英国の影響力の低下は、混乱する中東情勢への西側諸国の介入に、足並みの乱れをもたらすかもしない。
特に、リビア・シリア・チュニジアから数十万単位の難民が流れ込む伊と、難民受け入れを拒否する仏など、経済・政治・外交に関する問題が、欧州を襲っている。

先のロイヤルウエデイングの際、報道では盛んに、
「昨今の英国経済の不況を配慮し、婚礼を地味にした。」
と伝えられる程、実態経済が悪化しているのか、気掛かりです。
FOMCからバーナンキ会見に至るまで、目新しいものはなく、金利据え置き・追加緩和は終了、
インフレは一時的との見方は変わらなかった。
ただし、今後の成長見通しを引き下げた亊で、米景気の減速感を確認した格好だ。

長期的に見ると、米国の金融引き締めと出口戦略は徐々に先伸ばしされていて、
現時点では、来年中盤というところ。むしろ、QE2の終了によって、大幅なドル安が是正されると、
→ドル安背景の輸出産業好調が反転
→更なるドル安政策を望む
このようなバイアスが政府へかかる可能性もあるが、現時点では、QE3は否定されている。

米国経済にも大きな影響を及ぼす中国のインフレが止まらない。
安い労働賃金と中国元安を理由に、米国から中国へ流出した繊維産業等が、
物価高騰を商品価格に上乗せされ始めた結果、
メキシコなどに生産拠点が移転しつつあるという。
賃金上昇や電力不足、インフレ対応の人民元切り上げ等、中国の国内問題や、
日本の震災による部品供給網の寸断等のサプライズ要因が、
環太平洋規模の新たな産業構造を構築しつつある事を認識しなければならないのかもしれない。
( ̄ー+ ̄)ナンチャッテ

二度目の、入力・・・

欧州債務不安は、
ギリシャの改造内閣が、議会の信任を得るとの見通し
→緊縮財政等の財政改革が進む
→EU・IMFの支援受け入れ条件が進む
→デフォルト懸念が後退
とまあ、なんとも危ういミッション継続が好感されて、
アジア時間からNYまで、リスク選好の動き。
それぞれの個別要因に合わせた市場の上昇となった。

米国は、
中古住宅販売が予想を下回る減少率にとどまったという弱い 切っ掛けで、
ダウは12000ドルを回復した。

中・印・ブラジル等の新興国市場は、インフレと景気減速懸念が燻り、
先進国からの投資が細っている点は見逃せない。
リスク資産がカナダやロシアに向かっているとの見方もあって、
動意の薄い為替もこの辺りが中心に。

FOMCとバーナンキ会見が控えるが、目新しいものはないと見られる。
インフレが高まりつつあるものの、住宅・雇用はの改善は来年以降と見られ、引き締め見通しも後退している。

が、瞬間風速には、ご注意を・・・
世界中のエネルギー政策に、多かれ少なかれ影響を与えた原発事故。
燃料価格は高騰し、よって自国通貨は強くありたいというのが、どの国の産業・経済界でも本音。

ギリシャのように経済回復ができず、普通貯金の流出が止まらない一種の「取り付け騒ぎ」の状態にある国は、
流動性確保のために、更なる緩和的金融政策を望んでいる。
ドイツとギリシャ、強弱両極端の経済力の国のどちらも思うように動けないが、
弱い側に合わせると、他地域との競争力を失う恐れもある。
そんなユーロ圏の喘ぎが聞こえるような要人発言が続きます。

ギリシャ問題の目先の見通しは、7月15日に期限を迎える国債の償還ということになるでしょうか・・・

・・・ギリシャがデフォルトしない僅かな望みにかけて、ギリシャ国債を買っちゃう?
あ、お財布に千円しか入っていないので、止めておきます。
(-.-;)
馬鹿だね~、間抜けなピエロ♪
てなわけで、20年経っても、日本のバンド・ロックの源泉はボウイで、唯一のオリジナルなんですね。



さて、パパンドレウ首相が、
「緊縮財政による財政再建策を受け入れなければ、ユーロ離脱など大変な亊になっちまうぞ」なる議会演説をぶったギリシャ・・・
EU・IMFからの借り入れは、昨年と同程度だと訴えていましたが、膨らみ続ける赤字をどうやって埋めるのでしょうか?
既に格付けはデフォルトで、市場調達は不可能で、復帰予想は早くて13年とか・・・
昨年は、渋るドイツに答える形で、EUの救済策をIMFが半分肩代わりし、
日本が救済ファンドに出資する事で、一旦混乱は収束したかに見えましたが、
今年は、どうなることやら・・・
ドイツの本音は、ギリシャを切り離してしまいたいに違いないが、
世界経済が新たな形のブロックを作りつつある今、「ヨーロッパ人」という概念そのものが試されているのかもしれません。

そのIMFが、ブラジルの成長見通しを下方修正しました。
成長市場の減速懸念は、インフレ抑制による自発的なものか?景気後退の始まりなのか?注視が必要ですね(^-^ゞ

今週は、米FOMC・GDPなどあります。

その他、日本の政情不安や中東方面の混乱など、話題に事欠かぬ世界情勢。

今週も、おきばりやす~(>_<)

「なぜ口に出さない言葉に、答えられるのですか?」という問いを、
口に出さずに飲み込んだ。

人の夢を食べるというぐらいなのだから、
どんな能力だか想像がつかないとしても、
きっと手に取るように考えている亊が、わかるに違いない。


「ふふふ、思ったよりも物分かりが良くて、助かります。
なかなか私の姿が見える人間はいないのですが、
以前、子供が恐怖のあまり泣いてしまったものですから、
強盗だの、化け物だの、それはそれは、大騒ぎになったものです。」

なんだか妙に饒舌な、
目の前の異形な顔に、
面食らいながらも、
親しみさえ感じる自分を、
不思議に思った。



続く
寝苦しく、
眠りの浅い夜が何日続いただろうか?
そんな梅雨も明けきらぬ、ある雨の夜中の亊。
ふと目が覚めると、部屋の片隅にバクが立っていた。

「すいません、そこで何をしてるんですか?」そう呟くと、

「え、ああ、あなたの夢を頂いているのです。申し遅れました、私はバクと呼ばれるモノです。」と答えが返ってきた。

・・・ふむふむ、
奇妙なモノの存在に、間の抜けた会話。
おかしな亊に、名乗られるまでもなく、
その存在がバクだという亊だけは、理解できていた。

しかし、近頃たいした夢も見なくなったというのに、
なぜこの部屋へ現れたのだろうか?
そんな考えが、ふと頭を過った。

「ええ、ですから、私があなたの夢を食べているために、あなたは夢を見る亊が無い、という次第でして・・・」


続く
「人間の心理がすべて合理的でないとわかるように、その集合体である市場は合理的でないと認識すべきである。」

・・・市場を社会と言い換えても、世界と言い換えても良いのかもしれない。
( ̄ー+ ̄)ナンチャッテ



週末のダウは、12'004ドルで終了という、心理的な節目を挟んだ薄氷の攻防でした。
多少の指標が上向いたからといって、ここを割るまいとする強力な意思すら感じるチャート。
踏ん張ったのはFRBなのか?

しかし、金融機関は苦しいですね。ユーロ債務不安に加え、米国債の信任低下とバーゼル規制に新興国市場の暴落など、困難きわまりない状況。



さて、価値の高い独マルクに周辺国が自国通貨を同一化させることによって始まったユーロ通貨とユーロバブルは、
収入では賄えない住宅ローンバブルを崩壊させたアメリカによって、
どちらの経済も終焉を迎えそうですね。
かといって、「世界が終わってしまう」などとは思いません。
きっと新しい秩序と支配構造が出来上がるのだろうとは、ボンヤリと思うわけです。



取り敢えず、19日から21日にかけてギリシャ議会は緊縮財政について、一定の指針を示すとか示せないとか。20日から中国では、銀行の貯金準備率引き上げ実施などあります。