予約はしていなかったのですが、
土曜日の昼間にゲーム屋に様子を見に行ったら
普通に置いてあったので2本買ってきました。

ドラクエの新作はVII以来(DSのリメイクIVなどはやった)だったので
久しぶりに新作を遊びました。

事前情報ではあまり期待していなかったのですが、
遊んでみるとシナリオはさすがの堀井ゆうじ節で
素朴で暖かさを感じるテキストがいい感じです。
例のガングロ妖精も、かわいいキャラとして
うまくまとまっていると思います。
(世界観にふさわしいかはともかく)

レベル5の、ゲームシステムをゴテゴテと増やして
複雑にするゲームの作り方は、ドラクエにそぐわないのでは
と思っていましたが、今のところはそんなに邪魔に感じません。

戦闘のテンポが悪いのと、シンボルエンカウントはややマイナス点。
昔のドラクエはテキストの進行と、メッセージウィンドウの色の変化や
振動だけでスピーディな戦闘を演出していたわけですが、
本作はポリゴンキャラが画面内を動き回るので1ターンが長く、
また、シンボルエンカウントになったおかげで、
画面を見ずに適当に歩き回るというわけにもいかず、
レベル上げが面倒に感じられました。

ただ今回は難易度がぬるめで、
今のところ装備も武器だけ充実させてレベル上げも最低限で、
回復アイテムと宿屋は数えるほどしか利用しないでも
進められているので、戦闘のテンポの悪さも何とか許せる範囲です。

マルチプレイは1時間ほど遊んでみたのですが、
面白さがよく分かりませんでした。
開発初期のアクションゲームだったなごりなのかもしれませんが、
コマンド戦闘をみんなで遊んでも盛り上がりにかけると感じました。
シナリオはホストのものだけ進行するのですが、
ホストとゲスト共通のクエストが遊べると楽しいのかもしれません。

UIも、旧作にとらわれているのか
新しくしようとしている部分とクラシックな部分が混在して
微妙に利便性にかけます(装備画面とか)
もっとも、同じレベル5製のダーククロニクルなども
UIはいまいちだったので
これはもうレベル5ゲーの宿命なのかも。


上記の部分など細かい面で(2009年のゲームとして)これはどうよ?
と思うところはありますが、シナリオとBGMはやっぱりドラクエなので
なんだかんだで楽しく遊んでいます。
今はダーマ神殿で転職が出来るようになったところまで
進みましたが、プレイもストレスでなく今後の展開も楽しみです。

セーブデータ1個なのも、Wi-Fiやすれ違い通信、
モンスターやアイテムデータなど保存する情報量からすれば
特に不満はないです。ポケモンも1個だったし、
DSではこんなものだと思って複数買いしました。

土日で230万本売れたという話ですが
僕のように複数買いした人も結構いそうです。


ゲームが売れなくなってゲーム業界が冷え切っているので
今回のドラクエの売り上げは今後業界がどうなっていくかの
指針になると思っていましたが、
(ドラクエが売れないようならいよいよ終わりだ)
まだなんとかやっていけそうです。

ドラクエのブランド信仰でもなんでも、
まずゲームを遊んでもらわないとどうしようもないですし。
もちろん他のゲームも売れて欲しいですけど。
http://www.jp.playstation.com/software/title/jp0571npjj00277_000000000000000001.html


知る人ぞ知るPSの佳作STG「ガイアシード」が
ゲームアーカイブスで600円で配信されました。
オリジナルのPS版は出荷数の少なさで
プレミア価格になっていたのでこれはうれしいです。

ゲームの方はというと、
かなりタイトーシューティングをオマージュした内容なのですが、
BGMや1面の演出など光る部分も多いので、
気になっていた方はこれを気に遊んでみるのもよいのでは。


ゲーム屋の社窓から-さかりまさき

http://www.5pb.jp/news/20090619.html

弊社が2009年2月19日(木)に発売致しましたXbox360 専用ゲームソフト『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』におきまして、開発を担当した株式会社アクアシステムが、 株式会社ケイブ様、株式会社アリカ様が共同で有するPlayStation2専用ゲームソフト『怒首領蜂 大往生』のプログラムソースコードをソフトウェアを管理していた会社から無断で複製し、意図的に改竄しながら本作品を製作していた事実が判明致しました。


シューターからなにかと評判の悪い360版怒首領蜂大往生ですが、
長いロード時間、バグの多いUI、正しく再生されないリプレイ機能などの
中で、アーケード版との差異がありながらも
(まともに動いてはいるので)比較的評価されていたゲーム本編は
実はPS2版のソースコードを盗用して作られていたそうです。

バグ多数で謝罪した際は出荷停止という措置をとっていましたが、
今回特に販売停止などの措置はとらないようです。


今回の問題はケイブとアリカの要請で発覚したそうですが
5pbの外注管理はそこまでずさんなのでしょうか?
何故正規の手段でソースコードを借用しなかったのかも
疑問です。


ちなみに360版怒首領蜂大往生のプロデューサーの
盛政樹氏は自らのブログでこのような発言をしていた
過去があります。

http://hgqp.blog44.fc2.com/blog-entry-44.html
http://hgqp.blog44.fc2.com/blog-entry-247.html

他社のタイトル批判をする前に自分の作っているものに
もっと責任を持って取り組んで欲しいものです。
http://gs.inside-games.jp/news/191/19174.html

NewスーパーマリオブラザーズWiiなど
今後発売される予定のWiiのゲームで
プレイヤーがゲームに行き詰ったとき、
コンピュータが自動でクリアしてくれる機能を搭載するそうです。

案の定賛否両論あるみたいですが
(特にゲームが得意な人からは否定的な意見が多いように見えます)
アーケード移植STGではスーパーリプレイや付属攻略DVD
なんてものも既にいくつも出ているわけで
機能自体はそれほど突飛なわけでもなければ
それによってゲーム自身が否定されるものでもないと思います。

任天堂はニンテンドー64の頃までは、
マリオやゼルダの高難度化など確実に
ゲーマー向けの調整をしていたと思われますが
今はその路線では商売にならないという事なのでしょう。

RPGなども昔のレベル上げ前提のバランスから
今では普通に進めば常にギリギリの難易度で進行する
ゲーム性にシフトしていますし、
アクションゲームも適度な緊張感で接待プレイしてくれる方が
今のプレイヤーに合っているのではないでしょうか。

パーティプレイを推奨していると思われる
任天堂としてはいつもとコンセプトの違う機能に見えますが、
Wiiユーザーが自力もしくは友達と協力して
アクションゲームをクリアするほどの腕前がない
という判断をした結果のアシスト機能なのかもしれません。
http://prg.mmv.co.jp/blog/project-o/
会社潰れるのでゲーム買ってよという話。

> マーベラスは一般的に考えると、まだまだマイナーなゲームメーカーですし
> 死ぬほどテレビCMを流すほどの力強さを持ち合わせていません。
> だから、現実的にはいきなりいいソフトを作ったからといって、
> いきなり売れるわけではないとも思います。
> 過去には失敗もしているし、ネガティブなイメージを持っている人もいそう。

ブログでも書かれていますが結論はこれに尽きますね。
今まで出してきたタイトルの積み重ねがブランドイメージなわけですから。

マーべラスは社内に開発を持っていないので
ゲームの出来が外注先の能力に左右されるという事はありますが
それにしてもクォリティコントロールがおろそかな印象はあります。

結局会社が潰れてしまうなら
それはゲームファンに求められていなかったというだけのことなので
ユーザーに泣きつくだけ見苦しいと思います。
追記:08:30
http://www.konami.jp/kojima_pro/e3_2009/jp/
コナミ公式にE3出展タイトルの情報が公開されました。
MGSピースウォーカーやドラキュラ新作の
トレーラーなどを見る事ができます。

3Dのドラキュラといえば黒歴史の64版や
Wiiのジャッジメントが思い出されますが、
トレーラーを見る限り本作の出来は相当期待できそうです。


ゲーム屋の社窓から-MGA
●Metal Gear Arcade(
メタルギアアーケード)
立体映像視ゴーグルで3Dになるらしい

●MGS Peacewalker(メタルギアソリッドピースウォーカー)

●MGS Rising(メタルギアソリッドライジング)
PS3/XBOX360/
PCのマルチ


ゲーム屋の社窓から-Castlevania:LoS
Castlevania: Lords of Shadow(悪魔城ドラキュラ:ロードオブシャドウ)
噂の小島プロダクション開発の悪魔城ドラキュラ。
と見せかけて実際はスペインの外注スタジオ製らしい。
MercurySteamという社名のようです。サイトは↓
http://company.mercurysteam.com/html/?language_code=en

ゴッドオブウォーのような鞭無双アクション。
PS3とXBOX360のマルチ。

本作に関しては、
IGAちゃんこと、五十嵐孝司氏は完全にハブられたようです。

●DanceDanceRevolution(ダンスダンスレヴォリューション)
XBOX360/PS3/Wii/PS2のマルチ。Wiiバランスボード対応。
バランスボード上でのジャンプなど
激しい動きは任天堂から禁止されているはずですが、
どのような実装になるのでしょうか。

●Silent Hill: Shattered Memories(サイレントヒル新作)
Wii/PS2/PSPのマルチ。


以下、どうでもよいタイトルも含めた情報は下記のサイトに。
http://www.konami.com/news/article43.php
http://blog.livedoor.jp/jaleco1/archives/467598.html

くそっ!

2ちゃんねるが書き込み制限中なのでここで表明します。



ジャレコは倒産なんかしねーよ!



倒産させたかったら勝負しろ!



このタコ野郎!!!



と、書かれた社長ブログ記事にコメントが集中しています。
どうやら2ちゃんねるでジャレコ倒産という噂が立ったのが
事の発端のようです。

しかもそのコメント1つ1つに社長が丁寧に反論しているので
2ちゃんねらが面白がって炎上したようです。

社長自ら2ちゃんねるに書き込みをしているという
社会人としてはいささか問題のある言動も気になります。

ジャレコは以前、営業が黄金の絆公式サイトの批判や
自分のPCのスペックが低いことなど、
会社の愚痴をブログ上で漏らしていたという問題もあり、
この社長にしてこの社員という企業体制が見えたような気がします。


個人的にはPCCWに吸収された時点でジャレコはすでに
死んだようなものなので今更どうなろうが興味ないですが、
アーガスや銀河任侠伝、スーチーパイやゲーム天国など
昔のジャレコが好きだった過去もあるので、
いささか残念な気持ちになりました。


しかし、先週発売したばかりの黄金の絆の
出来もよろしくなかったことですし、
ジャレコの再生は難しいのではないでしょうか?

http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2009/details/wii_sin_and_punishment2.html

任天堂のサイトで罪と罰2のトレーラーが公開されていました。
爆発のエフェクトやメカのディティールなどの
グラフィックから判断する分には前作同様
本作もトレジャー開発に見えます。

背景については、今回も井内ひろし氏が関わっていそうです。

氏は前作に加えて、以前にはエイリアンソルジャー、
レイディアントシルバーガン、斑鳩、
グラディウスVなどの背景グラフィックも担当されています。

レイディアントシルバーガンや斑鳩ではディレクターを務められ、
特に斑鳩ではBGMも担当するというマルチな才能の持ち主です。

前作ではディレクターとしてエイリアンソルジャーの菅波秀幸氏が
関わっていたので、今回も製作に携わっている事を期待したいです。
●Uncharted 2(アンチャーテッド2)
序盤のプレイシーン?
アサシンクリードのように市街地の壁をよじ登ったり
XBOX360のナルトのように電線を滑って降りたり。
ヘリコプターの集中砲火を主人公補正でかわしていく様がおもしろい。
ギアーズオブウォーのようなカバーアクションが追加されて
前作より遊びやすくなったように見えました。

●MAG
PS3での256人対戦可能なFPS。
2009年秋発売?
256人対戦以外は特に目立った特徴は見当たらなかったように
思えました。

●PSP Go
UMDスロットを廃し、内蔵メモリ16GBを搭載した新型PSP。
事前リークと形状は同じでした。
見た感じ本体サイズはDSより小さい?
MediaGoというPSPメディアマネージャの代替アプリで
PCのファイルをPSP Goに転送する。
値段は249.99ドル。日本では11/1発売。

●Gran Turismo PSP(グランツーリスモPSP)
実機プレイアブルデモあり。60fps動作。
800台の車種、35コース、60種類以上のレイアウト?
通信対戦あり。アドホックで車を交換可能。
10/1発売。

●Metal Gear Solid Peace Walker(メタルギアソリッド ピースウォーカー)
PSPでの正統派新作メタルギアソリッド
ネイキッド・スネークが主人公。
メタルギアソリッド3の10年後が舞台の正統派続編。
小島監督をはじめMGS4のスタッフが開発している。
ネイキッドが4人並んで闘っているシーンなど。
先週のファミ通の記事はこれを指していたと思われます。
トレーラーの映像はポリゴンとテクスチャの粗さから実機映像の
ようでした。

●バイオハザードPSP?
PSPの画面にResident Evilのタイトルが映っていましたが
英語がよく聞き取れず。

●Assassin's Creed 2(アサシンクリード2)
今度は中世ルネサンスの時代が舞台。
グライダーのように滑空して飛ぶ乗り物が追加。
新アクションは2人同時の暗殺、水泳など。

●Final Fantasy XIII(ファイナルファンタジー13)

Final Fantasy XIV(ファイナルファンタジー14)
なんとFF14が発表。11以来のMMORPGになるようです。
PS3オンリーで舞台はエオルゼアという世界。
1分程度のトレーラーが流れました。
世界観は13のようなSFではなく、
12に近い正統派ファンタジーのようです。

●Eye Toy(アイトーイ)のテックデモ
モーションキャプチャの球のようなものを付けた棒が
テニスラケット、バット、道路標識、剣、モーニングスター、扇子、
懐中電灯、おもちゃの銃、電磁ムチ、サインペン、スプレー缶に変身。
奥行きも検出しているらしく、テニスボールを打ち返したり
棒を向けた先を懐中電灯の光が照らしたり
画面上の紙にサインを書いたりしていました。

FPSのように遊んだり、RTSのような画面を
マウスのポインタのように操作したりしていました。

複数使うことも出来るようで、両手に棒を持ってで積み木を組み立てたり
盾と剣を構えて戦うシーンや、両手で弓を射るシーンも。

基本はアイトーイなので、検出するポインタさえあれば
いろいろなデバイスに応用出来そうなのは
Wiiリモコンよりも可能性を感じました。

Mod Nation Racers
自動車とキャラクタをペイントしたりパーツを変えたり
自由にカスタマイズできるレースゲーム。
見た目はマリオカートのようにコミカル路線。アイテムもあるようです。
道路をコンクリートを塗ったり
ZBrushのように撫でるだけで地形の起伏を作ったり
木や建物や羊!を置いてコースを自作できるモードあり。
エディタの感覚はFar Cry 2のそれに似ていました。

次世代機クォリティのレースコースを砂場で山を作るような感覚で
簡単に作成できるのは圧巻です。
作ったデータはネットを介して交換できるようです。

●TRICO
ICOチームの新作。
すでに公開されているトレーラーに
いくつかのカットシーンが追加されていました。

●Gran Turismo 5(グランツーリスモ5)
トレーラーのみ。

●God of War 3(ゴッドオブウォー3)
いつものクレイトスさん。
これといった目新しさは無し。


PS3で発売したMGSの続編がPSPで発表というのは
シェアを考えれば当たり前なのですが驚きです。

FF14の発表や、Eye Toyのテックデモ、
遊べそうな新作ソフトがたくさん発表されてPS3の今後も楽しみです。

マイクロソフト、ソニー両陣営ともWiiに対抗して
モーション認識のデモを出してきて、
Wii以上の機能を追加しようとしているのがおもしろいですね。

任天堂は現状維持といった様子だったので
今後3陣営の勢力図が変わる可能性も考えられそうです。
●New Super Mario Bros Wii(NewスーパーマリオブラザーズWii)
4人同時プレイ出来る2Dマリオの新作。
2009年ホリデーシーズン前世界同時発売。

●Wii Fit Plus
6つの新しい筋トレとヨガ。

●Wii Motion Plus
Wiiリモコンに装着するとポインタの感度が上がる周辺機器。
国内では既にTVCMが行われていますね。

●Red Steel 2(レッドスティール2)
Wiiのロンチとして発売したFPSの続編が、
今度はモーションプラスのロンチとして発売するようです。

●Final Fantasy Crystal Chronicles: The Crystal Bearers(クリスタルクロニクル クリスタルベアラー)

●Kingdom Hearts Wii(キングダムハーツWii)

●Golden Sun DS(黄金の太陽DS)
マップがポリゴンに。
演出は相変わらず派手な作りでした。

●Mario vs. Donkey Kong: Minis March Again(マリオvsドンキーコング:ミニミニ大行進アゲイン)
DSiウェアでマリオvsドンキーコングの新作が出るようです。

●Women's Murder Club(DS)
アドベンチャーゲーム。
リバーヒルソフトの殺人倶楽部とは無関係そう。

●Wii Vitarity Sensor(バイタリティセンサー)
脈拍を測る周辺機器。
64でケムコが出していたバイオセンサーにそっくり。

●Super Mario Galaxy 2(スーパーマリオギャラクシー2)
乗り物としてヨッシーが追加。
ギミック的には特に目新しいシーンは無し。
1で見たことのある仕掛けばかりでした。

●Dead Space Extraction(デッドスペース)
前作Dead Spaceとは別のシナリオ。

●The Conduit
セガ販売のFPS

●バイオハザード新作

●Metroid Other M(メトロイド Other M)
チームニンジャと任天堂の共同開発。
メトロイドプライムのようなTPSではなく、
NINJA GAIDENのようなゲームでした。

マリオ&ルイージRPG3やうごくメモ帳、ガールズモード
など日本ではすでに発売されているタイトルの発表が多く、
目新しさは少なめでした。

また、昨日のXBOX Liveの発表と同じく、
DSiとFaceBookとの連動があるそうです。

先日のMSカンファレンスと比べると、
任天堂は現状維持という形で面白みのないカンファレンスでした。

脈を測るだけのバイタリティセンサーを
どのようにゲームに生かすのかは気になります。