小さな絵本美術館に行ってきました。

先日、小さな絵本美術館に行ってきました。

小さな絵本美術館は、絵本作家のさとうわきこさんが、

ご夫婦でやってらっしゃる絵本美術館で、

今、僕が住んでいる近くに八ヶ岳館があるのですが、

今回は、岡谷市にある本館の方へ。

こちらで、現在開催中の『おしいれのぼうけん』（童心社）の

原画展[７月２６日（金）～９月９日（月）]を、見に行ってきました。

『おしいれのぼうけん』は、子どもの本の中でも

特に大好きな絵本なんです。

自分が子供の時に、このお話をまさに、

手に汗にぎるという気持ちで、本当にワクワクしながら、

聞いていたのを覚えています。

僕も絵本をつくるときには、

子供たちがワクワクするよものを作れたらなぁと思うのですが、

そう思うのも、子どもの頃にこの絵本にワクワクさせられたのが

豊かな記憶として残っているからかもしれません。

そんな『おしいれのぼうけん』の原画、

たばたせいいちさんの絵は、

印刷されたものより、シャープで繊細で

表情や動きに温もりを感じながら

たくましさや、芯の強さがぐっと伝わってきて

改めて、見入ってしまいました。

主人公の２人が、おしいれの世界で、

トンネルを抜けると、その先に、高速道路がうねるように続いてて、

夜で、誰もいなくて、道路の明かりだけが点々とかがやいてる。

そのシーンが、僕は個人的にとても好きで、

あの夜の道路の不思議な気分を、僕も絵本にしたくて、

『ほしのかえりみち』という絵本に取り入れてみたりしました。。。

そして、実はなのですが、、、

今回、『おしいれのぼうけん』が展示されている同じ場所で、

１１月には、僕の絵本の原画展示も行なわれるのです。。m(u u)m

【小さな絵本美術館・岡谷館の2019年度の展示スケジュール】

小さな絵本美術館は、ずっと以前、僕がまだ山小屋で住み込みで働いていた頃に

小屋の近くにあった八ヶ岳館に何度も足を運んでは、絵本の美しさ、奥深さ、豊かさを

たくさん教えてもらった、個人的にも思い入れ深い美術館でして、

長野に移住してからも、展示の度に足を運んでいたところ、

館の方に、僕の絵本を読んでもらう機会があり、

今年度のラインナップに加えて頂きました。

といっても、本当に錚々たる展示の中に入れて頂いて、

本当にかなり恐縮してしまいますが、、、、

せっかく入れて頂いた展示の機会ですので、

ぜひ告知しておこうと思います。

きたじまごうき『とっておきのカレー』絵本原画展

小さな絵本美術館・岡谷館

１１月８日（金）～１月１３日（月）

年末年始休暇：１２月２３日～１月１０日

【会期中イベント】

１１月２３日（土）１４：３０～

クリスマスの飾りつけ＆絵本作家きたじまごうきの

大道芸なよみきかせ＆ミニワークショップ

（参加無料・予約不要）

まだ少し先の時期としては寒い頃の展示ではありますが、

どうぞ心に留めておいて頂けましたら幸いです。

正直、僕なんかは実力的にまだまだなんですけど、

こうして期待して、背中を押してもらえることは

本当に光栄で、ありがたいことですので、

こうしたことを糧に

僕も少しでもすばらしい作品に近づけるよう、

制作に励みたいと思います。

でも、せっかく展示に入れてもらったのに、

僕のだけほとんど来場者がなかった。。。みたいなことになると、

美術館さんに本当申し訳ないので、

よかったら皆さん、どうぞ見に来て下さい！m(u u)m m(u u)m 

どうぞよろしくお願いいたします。

（最後はめっちゃ宣伝で、すみません。。）