前から気になっていたこのインド映画。前日にブロ友さんの記事に後押しをもらったこともあり、昨日は家族3人で人気の「RRR」を観てきました〜!!夫が超絶インドアなので、本当に久しぶりの家族そろってのお出かけで嬉しいw


3時間のインド映画といえば、中弛みするはずなのに、それが無い!これでもか!これでもか!という男臭い胸アツな展開が止まらない!面白かった!


ただ、反省点も。タイトルにある通り、親としてはこの映画に6歳児を連れて行ったのはちょっと不味かったなぁ、、、(ーー;)


なぜかというと全編にわたる暴力シーンが結構リアルだったんです。「インド映画=暴力シーンがあんまりない」のイメージで行ったからビックリ。私のインド映画のイメージはもう古いのかな〜。



今日はそんな話です。長くなりそうですが良かったらお付き合いください(^人^)


近所のシネコンでインド映画を観られる日が来るなんて


映画館でインド映画を観るのは渋谷で観た「オーム・シャーンティ・オーム」以来。確かサリー着用で割引があったから友達2人ととサリーを着て行ったんですw

ミニシアターで観てたインド映画が近所のシネコンで観れる日が来るなんて、、、(遠い目)



上映時間ギリギリに滑り込んだので、映画館の写真は撮れず。シアターに入ると、人が半分以上埋まっていたので、いまだに人気なんですね。すごい。


本編前にテンションが〜!


もうね、まず本編に入る前の関係ないコレ↓でテンション爆上がりでした!!(笑)


映画館で観たバージョンは最初の神様の画像が少し違ったけど。




ぬぉぉぉ!バラジじゃないか!ヴェンカテーシュワラじゃないかー!!最初にチラッと画像が見える像はインドで超絶有名なお寺に祀られている神様なのです。


私が当時聞いた話では、ご本尊はヴィシュヌ神が石化したものといわれ、あまりにその目から出るエナジーがすごいので目には覆いをかけられているとのこと。


10年前に私も夫もここに参拝したことがあるのですが、あまりに多い参拝客の人数で一日がかりだった思い出があります。そしてインドの大切な思い出の一つ^^


一応寺院のサイト貼っておきますw



もう!もう!最初から神様かよ!やっぱりそうだよな!インド!って感じで最初の25秒で盛り上がってしまった( ̄∀ ̄)


ダンスシーン、いつくるの?いつなの?


で、ストーリー自体はとっても面白かった!胸アツ!!!でした。ゴールデンカムイが大好きな私としては(関係ないか)この男臭い感じたまりません!w


そしていつものインド映画なら“意味なく”ぶっこんでくるダンスシーンが今回はないのにビックリ。ストーリーに沿って劇中は1曲。


このシリアスな展開のどこにダンスシーン差し込んでくるんやろ?って今か今かと待っていたら、


キレッキレのダンス、キター!!!ww


思わず、時計見ましたw


インド映画開始から40分経ってようやくダンス!しかもストーリーに沿った意味あるダンスシーンw!



映画の前知識は「インド独立の時代らへんの話」だけだったんで(知らずに行きたいタイプ)、イギリス人がこんなに出てくるなんて知らんかった。


インド人 VS  イギリス人のダンスバトルがインド映画で観れるなんて、時代は変わったなぁ、、、なんて思いながら観てました(遠い目2回目)




だってインド映画だもん!神様のことは忘れない!


あとね、あとね、シータ&ラーマの神像前でシータがビームたちに、ラーマの過去を話すのめちゃくちゃ胸アツでした、、、。


この話を聞いて目覚めたビーム。


この時のセリフが!!


「シータは自らラーマを探しに行かない」

「私が連れてきます」


だったかな?


もうー!!!

ハヌマンやんかー!!!(涙)


ハヌマンとは孫悟空のモデルになったといわれる猿の姿の神様で、シータとラーマにそれはそれは愛をこめて献身します。



左)ラーマとハヌマーン

右)シータとラーマを憶念するハヌマーン。ハートにはいつもシータとラーマがいるという象徴の絵


それをなぞったかのような、今回のビームのセリフ。胸アツすぎる、、、(涙)


あとは捉えられたラーマのシーンで、


「行為の結果に執着しない」


だったかな?


バガヴァッド・ギーターの一節やんかー!!!!

クリシュナー!

これにも胸アツでした(笑)



ストーリーは胸アツで中弛みもなくて(3時間なのに!)すごく面白かったです!何ならもう一回行こうかな?と思うくらい。



ここまではインド好きおばさんとしての個人の感想!


だがしかし、、、!(ーー;)6歳の子連れ主婦としての感想はまた違いまして、、、!



親としての反省&配給側に疑問を感じた点なんですが、これは6歳児連れて行っちゃダメな映画だった(涙)


​なんで年齢制限ないの?


なんで、R-15、PG-12じゃなかったんだろうって思いました。


「もしかして本当は年齢制限あった映画だったのに、今回はたまたまチケット買えちゃった?」と心配になって調べても年齢制限は無しの映画でした。


というのも、最初の殴打シーンから始まり、拷問シーンなど全編に渡り暴力シーンが続きます。そして表現にマイルドさは殆どありません。ぼやかし無し。リアル。


途中のシーンとか「パッション」(キリストの受難を描いたメルギブソン監督の映画)が始まるかと思ったよ、、、。さすがにここは歌を入れて若干マイルドに観られるようにはしてたけど、息子は怖がって目を背けていたので、持参のブランケットを被せてました。


いや〜大人でもキツいよ。


今回一緒に連れて行った6歳の息子は「RRR」で映画館デビュー。


3時間の上映時間だったので、息子に「つまらん、帰る!」と言われたら途中退席しようと思っていました。周りの方になるべく迷惑にならないように&退席しやすいように、席は一番後ろの端っこを選んでいました。


それが、息子は3時間もったんです。奇跡。夫婦でビックリしました。


もちろん途中「終わらない?」って退屈そうにしていた時もありましたが、トラも出てくる、電車も出てくる、バトルはある、という刺激のフルコースを結構楽しんでいた様子。(ジュースやお菓子をつまみながら観れたのも楽しかったみたいですが笑)



感想も「カッコよかった!」と言って面白かったみたい。


だから「RRR」すごいんだと思います。子供にも魅力と刺激が満載なんだと思います。



でも全編にわたる暴力シーンの数々が、まだ幼い息子の潜在意識にスポンジのように吸収されてしまったと思うと、親としては反省。


レビューとかで情報を知っていれば子連れでは観に行かなかったなぁ。でも、事前に私が情報入れたくなかったからなぁ。



最近のインド映画は知らないけれど、私の中でインド映画って、暴力描写がエグいイメージが無かったんです。だから映画のことを事前に調べず、チケットも買えたし行ってしまった(ーー;)


息子と観る映画は下調べが必要


まぁ今回観てしまったものは仕方ない!


息子は今日の幼稚園の帰りも「なーとう、なーとう」といいながらキレッキレダンス(のつもり)で踊っていたので、楽しかったんだと思います(笑)

 


小さい子の親としては次から気をつけよう!そう思ったのでした。


食わず嫌いだった同じ監督の『バーフバリ』も観ようと思ってるけど、私が観て(暴力シーンの描写が)大丈夫だったら息子と一緒に観ようと思います^^


次の映画館は『スーパーマリオ』かなーこれは大丈夫そう!予告編が今回流れて、息子がめっちゃ食いついてました(笑)


しっかしシータかわいかったなぁ、、、(*´꒳`*)



ここまで長々とお付き合いありがとうございました!

書いててインド映画また観たくなりました。

今度お気に入りのインド映画たちをシェアさせてください^^


ではおやすみなさい〜!


らくしゅみ

はじめましての方はこちらもどうぞ虹自己紹介


【過去の関連記事】




【参考】

キレッキレのダンス!


男同士の友情に胸アツ!



インド映画のお約束?ダンスでハッピーエンディング!


しかし、インドのYouTube動画のサムネイルって再生回数めっちゃ載せるよね、、、(笑)